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「人を殺してもいい」という法律を持っている国はありませんよね??きっと。


でも戦争は行われている。
国際法上は、どうなってるんでしょうか?

A 回答 (8件)

残念ながら「戦争(その他一定の条件なら)殺人してもいいよ」


というのが今の事実上の法律です。(争いはありますが)

たとえば日本でも自衛隊法により、侵略時の防衛の際などに
武力を行使してよいと規定されています。
解釈論はともかく、実体的には、国家主権に基づいて、国家が責任を
負うから、個人の責任は問いません、というロジックでもって、
戦争時の行為等は吸収され、各個人の責任にはなりません。
(乱暴な例ですが、日本が侵略された際、自衛隊員が発砲して人を殺しても
日本国の法律では是とされています)

ただし、国家の制御を離れたところで行われた虐殺行為などを行えば
その国の殺人罪等が(論理的には)適用されることになります。

国際法上、国際刑事裁判所で戦時に行われた行為のうち、いわゆる
戦争犯罪を個人の責任とし、裁くという機能を持たせては居ますが、
現状、アメリカ中国ロシアなどが未加盟のため実効性には
乏しいのが実情です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

なるほど~ まだ国際法上は、戦争中の殺人はOKなのですね・・
侵略されそうなときは、正当防衛ということでしょうか・・

でも国際社会は、戦争はなくならないことが前提になってるのですね。

でも歴史はずっと平和な方向に進歩してきてるとは思います・・!

お礼日時:2007/01/16 15:00

戦争につきまして国際法上はどうにかなってはいますが


抑止力が得られませんし、結果として意味が無いと認識されている場合が多いような気がします。
戦争は悪いと認識して抑止しようとするとその意思が大きく強くなり
それが利用される事もありさらに戦争を呼びます。
なるべく多くの人が戦争をしない。戦争をする理由、必要が無い。と思い、思えるようになるべきです。

戦争反対は戦争です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
イマジンを歌いたくなりますね。
想像できるなら、実現もできると思います。

お礼日時:2007/01/24 23:33

ええと、昔のほうが戦争はひどくて、最近は平和になりつつあるとおっしゃられているのでその点について。



意外に思うでしょうが、昔の戦争は思ったほど悲惨なものではありません。昔の戦争は剣とか槍を使って肉弾戦だったわけです。もしyunomonoさんが昔の戦士で、戦争をしてもう勝ちそうだというときに逃げ遅れた敵兵のおじいちゃんが手を合わせて「お命だけは~」といわれたらなかなか殺せるものではないですよね。鉄砲でズドンならまだしも剣でグッサリやったら手に実感が残りますから夢見が悪そうです。
昔の戦争の「暗黙のルール」として「関係ない人までは殺さない」というのがありました。また中世ヨーロッパの戦争では、お互いの軍隊が戦場にやってくるとエールを交換して一日中やあやあとダラダラやって戦死者はひとりとかふたり。最後にお互いの隊長が健闘を称えて握手を交わし帰るなんてやっていた時代もあります。もうこれは戦争というよりスポーツですよね。
ただし、これが相手が異民族とか異教徒とかなるともうなんの無慈悲もなくなってしまうのですが、ともあれ、古代から近世までの戦争では戦争で直接死ぬ危険は主に戦士に限られていました。あの関が原の合戦では、近隣の農民はお弁当を持って近くの山に登り合戦見物をしていたそうです。

お話が劇的に変わるのは20世紀、第一次大戦以降です。第一次大戦で時代は「総力戦」の時代になりました。戦争は軍事力だけでなく、国家の力全てを動員して戦うものになったのです。そのため、戦場から遠く離れたところに住んでいる市民でも、同じ国家に所属していれば、戦争とお付き合いしなければならなくなりました。それでもまだ第一次大戦はまだのんびりした時代だったといえるでしょう。
第二次大戦になると、直接市民が巻き込まれる時代になりました。戦場から遠く離れていても爆撃されたりして直接生命と財産が危険にさらされるようになったのです。さらにテクノロジーの発達でかつてない大量破壊、大量殺人が可能になりました。広島に落とされたたった一個の爆弾は、一瞬にして数十万人を殺し、さらに何十年にも渡って被害にあった人たちを苦しめました。十字軍の大量虐殺だってこんなに恐ろしい出来事ではありません。
第二次大戦後はゲリラ戦の時代です。子供が武器を運んだり、爆弾を仕掛けたりしました。兵士は、目の前にいる子供でさえ疑わなければならなくなりました。ベトナム戦争などではおかげで多くの罪のない子供が疑いをかけられて殺されました。
さらに最近はテロリズムの時代になりました。9.11は隣にいる普通の市民だと思っていた人が旅客機を乗っ取って軍事施設でもなんでもない商業ビルに突っ込むという事件です。後のテロでは一説には赤ちゃんを抱いた女性が自爆テロをしたという話まで出てきました。明日、東京の地下鉄に爆弾が仕掛けられていないという保証はどこにもなくなったのです。

今から18年前、1989年にベルリンの壁が崩壊したとき、私はようやく世界の人々は平和に暮らせると思いました。あの頃は世界中の人々がそう思っていたはずです。ベルリンの壁の上でツルハシを持って壁を壊す青年の映像をテレビで見たときの感動は今でも鮮明に思い出します。
しかし、その後の世界は混沌とした世の中になってしまいました。90年代の旧ユーゴスラビア内戦では、つい昨日まで仲良くやっていたお隣さんが、今日は敵と味方に別れて終わりのない内戦を繰り広げました。もうすぐ12年がたつ地下鉄サリン事件は、日本でも恐ろしい事件が起きることを知らしめました。そして、9.11。テレビで見ている目のまでWTCビルは崩壊しました。今時代は「熱い戦争でもなければ冷戦でもなく、平和でもない時代」だと思います。
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この回答へのお礼

なるほど、大変勉強になりました!
戦争がひどかったって思ってるよりは、今の時代ほど豊かな時代はないという認識だったんですよー
戦争の内容の変遷に関しては、技術の進歩が大きな要因と感じます

お礼日時:2007/01/24 23:31

>「人を殺してもいい」という法律を持っている国はありませんよね??きっと。



わが日本国において死刑が存在します。

戦争が禁止される事はありません。戦争は外交の一側面であり、それを禁じる事は他国の主権を侵すこととなり、強制できる事ではありません。
もし、強制されるならそれこそ武力に訴えてでもその強制に立ち向かうでしょう。

できるのは安保条約などで「貴国とは戦争しません」ぐらいでしょう。
しかし、そのような不戦条約を堂々とやぶった国が平然としているのもまた世界の現実です。
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この回答へのお礼

日本は、戦争放棄ですね。でも武力はもつ。異常事態のために。
たしか、意外と世界で戦争を放棄している国は多いと聞きました。
国際社会で、戦争が悪だという認識が広がればな・・と思います。

お礼日時:2007/01/17 23:11

戦争というのは、「こういう形ならやっていい」という規定の中でやっているものではないですよね。



そういう一切のものを無視して、歴史の中でやられてきたことが戦争だと思います。(アメリカ大陸への侵略だってそう)

勝手な暴走に対して、「それはやりすぎだろう」ってことで、個々の事例で規定をしたのが国際法かもしれませんが、そもそも法があってもなくても、勝手な行為をしていることには変わりない。

殺人でなくても、そもそも他人や他の存在、そして地球環境を傷つけていいわけがないし、倫理的には悪です。

「よい戦争」「わるい戦争」なんて線引きしているのは、どこかで利益を得ている人たちがいるが故の言い訳でしかないと、女性の視点から見ると思います。いつも被害を被るのは、女性や子供たちなんですから。男たちの勝手な暴挙です。

法というのはあくまでも便宜的なものであって、それがイコール真理ではないはず。法が隠れ蓑になることだって、いくらでもあると思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
うまくいかなけりゃ、力ずくだ!っていうのはたしかに男の勝手に見えますね・・
男女平等になりつつある今から見れば、戦争が絶対的な悪だと言われる日も遠くない気がします。

お礼日時:2007/01/17 23:06

戦争=殺人というのは短絡的過ぎます。


(実際はそうですが)
戦争そのものが殺人行為を認めているわけではありません。

戦争でも、自衛でも、敵の戦力を無力化することが出来ればよいのです。しかし相手も同じ考え方ですから、兵器の威力がどんどん強力になり、どんどん人が死ぬというのが現状です。もし、殺さずに無力化できるならばそれが一番いいのです。(だから、スパイなどの情報戦が必要なのです)
ですから、戦争中でも兵員で無い者(民間人など)や、兵員でも捕虜やすでに無力化された者を、殺害するのは軍法会議にかけられます。
(映画「英雄の条件」のテーマがまさにそれです。)

人が争うことが無くなることはありません。個人でも、集団でもです。ということは、国だって人間の集まりである以上戦争・紛争の類をなくすことはできないでしょう。

ですので、国際法上はルールを定めているのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
国際法で、戦争を禁止するのはいつでしょうかね・・

お礼日時:2007/01/16 17:38

質問にあるように、戦争においては殺人は許容されます。


しかし、近代国家が成立されてからは、
「無差別に人を殺しちゃ、いくらなんでもよくねえだろ」
と考える人が出てきたわけで、それらの内容が戦時国際条約としてまとめられてきました。
(それ以前にも騎士道やら武士道といった道徳律が存在しており、文明国間の戦争においては、まがりなりにも秩序は存在していました)

具体的な内容として、ハーグ陸戦条約やジュネーブ条約が存在します。
これらの条約によって、非戦闘員は殺さないとか、捕虜の扱いに関する国際的な取り決めが出来たわけです。(もっとも、その後の歴史において、それらの内容が遵守されたかというと、必ずしもそうではないのですが)

参考:
『ウィキペディア』-『ハーグ陸戦条約』
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%83%BC% …
『ウィキペディア』-『ジュネーヴ条約』
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A5% …
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

なんだか、最近やっと世界秩序ができてきたばっかりなんですね~

平和になってきた、ばっかりなんですね。

お礼日時:2007/01/16 17:36

例えば日本に関していえば


国内のほとんどの法律=平時法(世の中が平和であると仮定して定められた秩序)です。

戦争などの有事に関する法律は有事法が最近施行されたのが記憶に新しいと思います。

国際法上でも同じような考え方が出来ます。国際法も基本的に平時法です。戦時国際法も戦争後の捕虜がどうこうとかそういうことしか定義されていません。

国連などが訴えかけれるのは、「人間として敵国民を尊重せよ」と言えるだけで、その殺人行為をとめることは出来ません
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B% …

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%AE%BA%E4%BA%BA
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

なんだかんだ、今はかつてないほど平和な時代なんですね。
これからもよくなると思ってます。

お礼日時:2007/01/16 15:04

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