プロが教えるわが家の防犯対策術!

近代・古典で探しているのですが……

1.恋人か家族を殺されて(または犯されて)、復讐する男の話。
2.死んだ(または消えた)恋人の幻を見る男の話。
3.女を攫って逃げるが、追われる男の話。
4.違う女性を死んだ恋人と重ねてしまう男の話。

特に日本の明治・昭和初期頃の作者で探しているのですが、全っ然見付かりません。
短い短編的なものでも良いので、何かあれば教えて下さい!!
かすってるだけとか、物語の敵役、脇役のエピソードとかでも構いませんので。

僕的には堀辰雄の『風立ちぬ』のような物哀しい感じが好きなんですが……。
皆さん、知っている方いらっしゃいましたら、どうか教えて下さい。。。

A 回答 (4件)

再びANo.1の者です。


有名どころで森鴎外の『舞姫』とか谷崎潤一郎の『痴人の愛』だとかも思いついたのですが、
質問者さんの探しておられる作品とはちょっと違いますね・・・。
あと、2と4に当てはまりそうな作品で、小泉八雲の『怪談』に『お貞物語』(正確なタイトルは失念)というのがあったのを思い出しましたが、
これは日本のフォークロアに取材した作品に過ぎませんね。
お役に立てずすみません。
私も興味があるので他の博識な回答者の方の意見を待っているところです。

ちなみに、参考までに。
最近の作品では、以下のような作品があります(大概1に当てはまります)。
・森村誠一『星の陣』、『復讐の花期』
・船戸与一『猛き箱船』、『午後の行商人』
・黒武洋『そして粛清の扉を』
・帚木蓬生『閉鎖病棟』
・・・などなど。
強いて言えば最後に挙げた作品が堀辰雄の雰囲気に似てるかな。
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古典でもよろしいのであれば「伊勢物語」に3に該当する話があります。

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ANo.1の者です。


こういうのはどうでしょう。
2に掠っている程度ですが、
子母澤寛の短編で『流れ木』(「子母澤寛全集9」中央公論社 に所収)
主人公の兄が、自分に思いを寄せたまま早逝した女性を心の妻として、独身を貫くというエピソードがあります。

ところで質問者さんは明治から昭和初期の作家に限定されてますが、最近の作家の作品では駄目なのでしょうか。
それでよければ、いくつかの作品がすぐに思いつくのですが。
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この回答へのお礼

有難う御座います!!
出来れば近代以前が良いのですが、宜しければ最近のも教えていただければ嬉しいです!!

お礼日時:2007/01/22 20:01

質問者さんの期待に添える作品かどうか、自信はありませんが・・・。


2と4に当てはまりそうなのが、
山本周五郎の短編で『おもかげ抄』(新潮文庫「人情裏長屋」に所収)。
昭和12年の作品です。
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この回答へのお礼

有難う御座います!!
調べてみたんですが、なかなか良さそうな感じの話ですね。

1~4全部通じてなのですが、一人の女性(死別してても片想いでも)を物凄く愛した男の、自己犠牲的な物語を探しています。

他にも何かありましたら教えていただけると有り難いです。

お礼日時:2007/01/21 19:30

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