プロが教えるわが家の防犯対策術!

まったく理系科目に自信のない高校生です。
学校の先生に、「磁気カードの仕組み」について調べて説明しなさいと言われているのですが、何度もやり直しになってしまい困っています。

テープレコーダー、ビデオテープなどの磁性体の読み込みと同じだよと言われたのですが、調べてもいまいち書き込みの原理が理解できません。キーワードは電磁誘導と言われ、教科書的な説明ではなく、実際の仕組みの説明をしなさいと言われ困っています。

よろしければどなたかわかりやすく教えていただけないでしょうか?

A 回答 (1件)

磁気カードには磁性体が塗られています。


磁性体は細かい磁石の集合なのですが、通常は向きがばらばらで
全体としては磁気をもっていません。
しかし、外部からの強い磁気でその細かい磁石の向きを揃えると
部分部分が違う極性の磁気を持つことができます。
この極性変化を利用して1,0のデータを書き込んだのが
磁気カードです。

つぎにこれの読み出し方。
電磁石(ただし電気が通っていない)のような物を端にあてます。
次にこれを動かします。
すると、磁気カードの磁性体の極性変化で
電磁誘導が生じ、電磁石(実際はヘッドと呼ばれます)で
発電作用が生じ、これより、書き込まれた1,0を読み出せます。
これが磁気カードのデータの読み出しです。

読み出し時には磁気を掛けていないので、
磁気データは壊れることなく、何度でも読み出すことができるのが
特徴です。
(発電作用のエネルギーは、カード(磁性体)を動かした
 エネルギーから生じます。
 発電機で磁石やコイルを廻すのとおなじようなものです)
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