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星新一は、若いときに、直木賞の候補になりましたが、その時の選考委員たちから、「この小説は、子供向けの小説ではないか?」、という意見が出て、結局直木賞に選ばれなかったと聞きましたが、それは本当でしょうか。
星新一の小説は子供向けでしょうか。
ずっと昔、大学生が星新一の話をしたら、「あいつは大学生にもなって、まだ星新一を読んでいる。」と笑われたという話を聞いたことがありますが、
星新一の小説は、昔から中学生くらいが対象だったのでしょうか。

A 回答 (16件中1~10件)

しばらく前、読売新聞にその方の話が、ありまして(星新一について書いた記事)なんとな~く読んだ覚えがあります。

そんな事ないでしょう的な・・・。今の時代を完璧に予測していた的な事を言ってましたよ。
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この回答へのお礼

ご回答をどうもありがとうございます。
読売新聞にあった話ですか。
その記事は読んでいませんが、その話をしてくれた人は読売新聞を読んだのかもしれませんね。
大変参考になりました。

お礼日時:2007/03/12 12:58

そんなことは無いでしょう



確かに 中学生程度でも理解できるものも多くありますが、社会経験を積み重ねないと真意が理解できない作品もかなりあります(中学生程度では表面的な理解しかできない作品)
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この回答へのお礼

ご回答をどうもありがとうございました。
中学生以上の作品もかなりあるということですね。
何となく星新一は子供向けというイメージがあるみたいですし、
また、書店の児童書のコーナーに星新一の本が置いてあるのを見かけることもあります。
とても参考になりました。

お礼日時:2007/03/12 13:00

私も星新一大好きで、中学高校と読みまくっていました。


で、しばらく彼とは離れたのですが、たまたま20年後くらいに読む機会がありまして、何作品かを読んでみました。
少年のころに読んだ面白さとはまた違った感想を持ったことを覚えております。

中学生にも読みやすい文章を使って、さまざまな層に思いをぶつける、そんな作家なのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございました。
確かに、中学生や高校生が読んでいるような感じがしています。
文章が読みやすいということなのでしょうね。
とても参考になりました。

お礼日時:2007/03/12 13:02

 えー!私はそうは思いませんよ。


確かに,短編小説の場合は小学生にも読み易いとは思います。
でも,例え短編でも,あのシュールな「深ぁ~い」と思わせる意味深なオチは,決して子供向けとは思えないのですが・・・。
ただ,文を読むのは簡単です。でも,その裏に隠れている,本当に著者が訴えたいものを読み取るのは,小学生では難しいような気がするんですよね。勉強ができるできないではなく,人生経験の差とでも言いましょうか。そういうのって,ただ言葉で教えられても子どものうちはピンと来ないことってあるじゃないですか。大人になって昔言われた事がわかった,大人になって感じ方や見方が変わった,みたいな。
 星新一の小説って,そういうメッセージがすごく含まれているような気がします。
だから,大人が読んで恥ずかしい物ではないと思うのですが,そう思う私の精神年齢がまだ小学生ってことなのかな?(笑)
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この回答へのお礼

ご回答をありがとうございました。
そういうご意見を聞いて、とても嬉しいです。私もいちおう大人ですけど、星新一を読んでいますので。
大人が読んでも恥ずかしくないというご意見には励まされます。

お礼日時:2007/03/12 13:19

どうもこんにちは!


星新一作品を中学・高校時代に読みまくっていたオヤジです(^^;

直木賞に漏れた時のエピソードについては知りませんが、当時(1970年代)でも、
小松左京(「日本沈没」他)、筒井康隆(「時をかける少女」他)と並んで、SF
作家の大御所とされていました。

特にショートショートの分野では質・量共に、他の追随を許さない作家だったと
思います。
実際、世界中で20言語以上に翻訳されて愛読されています。
勿論、その大部分は大人の読者です。

星新一氏も自らを「現代のイソップ」と称していて、通俗性を出来るだけなく
し、具体的な地名・人名といった固有名詞はあまり登場させずに、社会環境や
時代に関係なく読めるよう工夫された寓話的な内容の作品が多くみられます。
その柔軟な発想と的確に事物の本質をつかんだ視点の冷静さから、多くの読者
層を獲得し、今でも学校教科書やTV番組の原作などに採用されています。

確かに読みやすい平易な文章で書かれており、筒井氏などとは違ってエログロ
な表現は殆んどないので、児童向けの本としても多く出回っています。
実際、昨日は小学生の息子のために図書館で児童向けの「きまぐれロボット」を
借りて来ましたが、私も偶に読み返すことがありますし、大学生が読んでいた
としても「ヘタな漫画より、よっぽどまし」だと思うくらいです。

以上、ご参考まで
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ずっと昔から星新一の本を読んでいらしたのですね。
私はまだ若造なので、まだあまり数多くは読んでいないのですが、質の良い文章で気に入っています。
たいへん参考になりました。

お礼日時:2007/03/12 13:24

ちょっと昔、SF小説やSF作家は社会的地位が低いとされていたそうです。


アメリカでもケバい表紙の怪しげな小説だとか言われてたようですし。日本でも子供だましだとか絵空事とか、近年ですら「SFは人間が描けていない」と考えている物書きの人もいます。
(本当は人間を描けているかどうかは作品によるんだけどな)

なので、昔の直木賞の審査員のような主流文学の人たちがSF畑の人の本を「子供向け」と判断したとしても不思議には思いません。
それが本当の話かどうかは知らないのですが、ありうる話だと思います。ありえなくはない。

星新一さんの作品は短編集1冊ぐらい読んだことがありませんが、子供向けでなく大人向けだと思いますよ。子供にも読めるかもしれないけれど、深みは大人でないとピンと来ないんじゃないか?

参考URL:http://www.ebunko.ne.jp/anatat.htm
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何十年も前に、たしか筒井康隆さんだったと思いますが、SF作家の社会的地位の低さを、「士農工商SF作家」と称していたのを覚えています。

SF作家は最下層の身分という意味ですね。
筒井康隆原作の映画「直本賞殺人事件」でも、直本賞(直木賞?)の選考委員たちがSFを馬鹿にするシーンがあったと思います。
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#7の訂正



 「直本賞殺人事件」ではなく、「文学賞殺人事件」でした。
 失礼いたしました。
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直木賞落選の対象作品は読んでいませんので、その作品が「子供向けではないか?」という意見についてはわかりません。

すみません。

星氏の小説には大人向け長編もありますが、質問者さんが疑問をお感じのものは多分「ショートショート」と呼ばれる分野かと思います。

>中学生くらいが対象だったのでしょうか。

多分星氏は読者対象を限定して書いてはいないと感じます(あくまで一読者個人としての感想です)。確かに星氏のショートショートの文体は非常に簡潔で、使われている語彙も小学校高学年や中学生程度の学力があればスラスラと読み進められる内容になっています。また、ショートショートの中には文庫本にしてわずか数ページの作品も存在します。

>「あいつは大学生にもなって、まだ星新一を読んでいる。」

しかしながら、複雑な文体で書かれた文庫本何百ページの作品より、簡略な文体や語彙で書かれた星氏のショートショートが小説として劣るという考えは間違っていると思います。

星氏が描いたショートショートの世界は、深い人間関係や限定的な時代設定、修飾語等を可能な限り排除することから生まれる普遍性を持ち、舞台となっている国家さえをも限定していないものが殆どです。それらの要素を文章からそぎ落とした上で真に訴えたい「狙い」を効果的、また印象的に表現することが技術的にどれほど困難な作業であるかは、小説や詩歌や俳句、脚本などを勉強された方には周知のことでしょう。

そして、その「余計な表現を可能な限りそぎ落とした文体」こそが読者の「感性の自由度」を引き出す効果へも見事に繋がっているし、だからこそ同じ作品を子供達も楽しめるし、世の中の矛盾ややりきれなさに項垂れる大人にも受け入れられる世界観を構築することに成功している小説だと思うのです。

これは余談ですが、近年のSF映画の中には「この発想はすでに星氏がショートショートの中で描いている」と感じるものも少なくありません。

以上、勝手な意見ですがご参考になれば嬉しいです。
長文、失礼しました。
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中学生のときに星新一を読みまくりました。


その後、星新一を離れ、硬軟様々それなりに読んできました。
それでも、星新一の作品が子供レベルのものとは思えません。

硬いことを柔らかく、重いことを軽く、難しいことを易しく
書くことは至難の業です。

久しぶりに、星新一を読みたくなってきました。
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