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 日本語を勉強中の中国人です。「人【に】してほしい」という構造が苦手です。小坂明子の「あなた」という曲の中でまたこの構造に出逢いました。次は歌詞の参考ページです。
http://www.momo-mid.com/mu_title/anata.htm

 上の歌詞の中の「あなたがいて欲しい」という文は正しい日本語になっているのでしょうか。

 「人【に】してほしい」は二人称か三人称に使うと習ったのですが、なぜ小坂明子の「あなた」という曲の中に、「あなた【に】いて欲しい」ではなく、「あなた【が】いて欲しい」になっているのでしょうか。

 もしこの歌詞を少し手入れして三人称に変わるなら、「彼(彼女)【が】いて欲しい」が自然な日本語になるのでしょうか。「彼(彼女)【に】いて欲しい」は不自然になるわけでしょうか。どうも「人【 】してほしい」という構造の中で、【に】を入れるべきなのか、【が】を入れるべきなのか、わからなくなりました。ご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただけないでしょうか。

 また、質問文に不自然な日本語がありましたら、ご指摘いただければありがたく思います。よろしくお願いいたします。

A 回答 (13件中11~13件)

日本語での「が」は少し強調の意味が加わるイメージです。


・あなたは今日掃除をします。
・あなたが今日掃除をします。

上の文だと、
今日あなたは掃除をするんだよ~まあでも無理なら他の人に頼んでもいいよ~
下の文だと、
今日あなたは掃除をするのです!他の人に頼むのは絶対にダメ!何が何でも自分でするのです!

みたいな印象を受けます。

今回の歌詞ですと(あくまでも推測ですが)
「現在は小さい家を建てた。その家には大きな窓と小さなドアと古い暖炉がある。真っ赤なばらも白いパンジーもあるし、子犬もいる。
でも私のそばにはあなたはいない。
私は他の誰でもないあなた「が」そばにいてくれたら十分だったの。
家とか犬とかそんなものはおまけでしかない。あなた「が」そばにくれたら…」
断っておきますが私は男です^^;
おそらく今この主人公のそばには誰もいないか、あるいは別の人がいるのかもしれません。他の誰でもなく「あなた」を思う気持ちを歌っているのでしょうかね。(違うかも知れませんが)
それでも少し不自然な感じがします。言葉足らずというか。日常的な言葉として使うのであれば「人【に】して欲しい」の方がよく聞くし、自然に聞こえます。

この回答への補足

挙げられた掃除の例文の「が」と「は」の違いはよくわかります。「あなた【が】いて欲しい」の「が」は「あなた【が】今日掃除をします」の「が」に似ているというお考え方なんですね。

教科書から『「人【に】してほしい」=「人【に】してもらいたい」(人=二人称、三人称)』を習ったので、「人【に】してほしい」は数学の公式のようなものだと思いました……。

補足日時:2007/03/23 22:06
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この回答へのお礼

 昨夜遅い時間にもかかわらず、ご親切に回答していただき誠にありがとうございました。おっしゃる「が」の語感は大変参考になりました。歌詞のような言い方は少し不自然な感じがされるんですね。本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/03/23 22:32

ここでいう


「あなたにいて欲しい」の「に」
は、動作・作用のある点(この場合だと、「あなた」という存在)を
指定する役割を持っている助詞の「に」ですね。
用法は違いますが、英語のatみたいな感じでしょうか。

「あなたがいて欲しい」の「が」
は、後述することをもたらした物を示す役割をもつ助詞「が」
ではないでしょうか。
通常は自ら進んでそれをもたらしたものを示しますが、話し手以外の時はそれを強調する働きがあるようです。

例:あなたが、この花瓶を壊したんですね。

これは、
この花瓶を壊したのはあなたですね。
よりも少し責任を重大視させている感じがしませんか?
たぶん、この用法が転じて、今回のような歌詞になったんじゃないかと思います。

以上、経験と、広辞苑からの
情報を頼りに素人ながら意見を述べてみました。
余談ですが、以前も日本語に関する何かで質問してましたよね?
勉強熱心な方で敬服します。
色々めんどくさい言語ですが、頑張ってください。

この回答への補足


ここでいう
「あなたにいて欲しい」の「に」
は、動作・作用のある点(この場合だと、「あなた」という存在)を
指定する役割を持っている助詞の「に」ですね。
用法は違いますが、英語のatみたいな感じでしょうか。

「あなたがいて欲しい」の「が」
は、後述することをもたらした物を示す役割をもつ助詞「が」
ではないでしょうか。
通常は自ら進んでそれをもたらしたものを示しますが、話し手以外の時はそれを強調する働きがあるようです。

申し訳ありませんが、上に引用した箇所の意味はよく理解できません。

私は文法が大変苦手です。「人【に】してほしい」の中の「に」はなぜ「に」なのか、考えたことはありません。『「人【に】してほしい」=「人【に】してもらいたい」(人=二人称、三人称)』と教科書から習いました。

「人【に】してもらいたい」は馴染みやすい感じがします。「人【に】してほしい」の中の【に】は思い出せなくなったら、まず自分自身に「人【に】してもらいたい」という構造を思い出せます。「人【に】してもらいたい」の「に」はよく覚えているので、「人【に】してほしい」も順調に導くことができます。

でも、いま導くことができなくなりました。「人【に】してほしい」のほかに、「人【が】してほしい」という構造もあるようです。ちなみに、「人【が】してもらいたい」もあり得るのでしょうか。

補足日時:2007/03/23 21:02
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この回答へのお礼

 昨夜遅い時間にもかかわらず、ご丁寧に回答していただき誠にありがとうございました。なかなか難しいですね。花瓶の例文は理解できました。日本語は勉強すればするほど難しくなりました。中国語には「痛並快楽着」(苦しいと感じると同時に楽しい)という言葉があります。矛盾な言い方と感じられるかもしれませんが、日本語の勉強の過程は私にとってまさにこのような感じです。本当にありがとうございました。がんばります。

お礼日時:2007/03/23 21:24

あなたに対して語りかけるなら「あなたに~」だと思うのですが


この楽曲の場合。自分の妄想(自分の頭の中の考え)を歌詞にしている様な
ので「あなたが~」になっているのではないでしょうか?

この回答への補足

ずっと「人【に】してほしい」のように覚えています。なぜ「自分の妄想(自分の頭の中の考え)」だけを言う時に、「人【が】してほしい」になるのでしょうか。

補足日時:2007/03/23 20:27
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この回答へのお礼

 昨夜遅い時間にもかかわらず、ご親切に回答していただき誠にありがとうございました。おっしゃる感覚は大変参考になりました。本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/03/23 20:39

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