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半世紀くらい前には、帽子をかぶっている人が多かったそうですが、なぜ帽子をかぶる人が多かったのですか?

A 回答 (5件)

これはたぶん、昔の人に聞いたら逆に、「どうして帽子かぶらないの?」と聞かれると思います。


べつに、何か具体的な理由があって帽子をかぶっているのではなく、それが普通の服装だったので、帽子をかぶっていたのです。
強いて言えば、帽子をかぶるほうが正装なので、昔の人は原則に従ったきちんとした格好をするのがおしゃれだったのが、だんだんと着崩したりアレンジしたりするほうがおしゃれということに変わってきたのが、理由でしょうか。

そういえば、昔はサラリーマンでも帽子をかぶってる人けっこういましたが、最近はいませんよねぇ。
そもそも、帽子屋さんというのが、もうそんなにないし。
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日本での事、と限定すると、昔は帽子をかぶる人が多かった、というのは少々間違っているかも知れません。


というのはNO.4さんが詳しく説明されてるように、帽子をかぶる事は特権階級のたしなみだったからです。
マリー・アントワネットの時代には男性もカツラをかぶるのが当たり前の習慣でありマナーでしたが、欧米の方々は頭髪をそのまま露出するのをオシャレではないととらえたようです。
着物と草履や下駄がセットであるように、洋服と帽子はセットだったのでしょう。

半世紀前というと終戦後間もない時代でした。
さすがにシルクハットをかぶる紳士は少なかった(それこそ一部の特権階級)でしょうが、庶民にも急速に洋服文化が広まり発達した時代です。
オーダーメイドしかなかった洋服の世界にもいろいろな日常着としての洋服が広まりました。
しかし洋服と帽子がセットという感覚は引き継がれたようで、よそ行きの服には男性も女性も帽子をかぶるのが当たり前の感覚はあったようです。
それでも実際はそのような贅沢品を手にできる人は少なく、ほとんどの庶民は汗水流して働いていた時代です。
上等の洋服と帽子を誂えられるのは一生のうちにそう機会はなかったのが現状でしょう。
物があふれた今の時代からは想像できない時代です。

これは私見になりますが、今で言うブランド物のバッグのような存在が帽子であり、ステイタスシンボルの意味合いが強かったのは間違いでないと思います。
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 ニューヨークから失礼します。

まず初めに申し上げておきますが、
欧米では、昔よりも確かに帽子を被る方は減ったとはいえ、日本ほど
ではなく、そのためまだまだ立派な帽子屋もたくさんあります。
 なぜ昔は帽子を被る人が今よりも多かったのか、日本に限ったことではないのですが、一応順に説明いたしましょう。
(1)戦前は、日本も欧米と同じように階級社会であったことがもっとも大きな理由です。戦前には、華族制度というものがあり、華族、士族(昔の武士階級、人口の5%未満)、そして平民と、ごく大雑把ではありますが、このように分かれていたのです。 華族、及び士族については、特に礼装用の帽子に関しては、ことの他決まりが厳しく、規則通りの装いをすることが、即ち国家のリーダーとして大切なマナーであると考えられていたのです。
 明治以降、いわゆる脱亜入欧と呼ばれる政策(学校で教わりましたか?)によって、欧米列強から、彼らと同じ価値観を持った有色人種唯一の国家であることを強くアピールする必要にも迫られ、特に上位の階級にいる人たちの服装には厳しいものがあったのですが、またいわゆるホワイトカラーの人たちの数も現在とは比べ物にならないほど少なく、昔は、スーツを着て仕事に行っている、しかもそれが丸の内や大手町など、皇居のそばのオフィスであれば、もうそれだけでエリートの家庭と考えられたのです。 今のように、その気になれば誰でもスーツの着れるという時代ではなく、既製品はなかったので、オーダーするしかスーツを入手する手段はなく、しかも値段は当時の平均的なサラリーマンの月給の3ヶ月分くらいに相当したと言われています。ちなみに、ハンティング用のキャップは、労働者階級用の帽子と考えられていました。
大学出ではないサラリーマンや刑事などがよくこのタイプを被っていたようです。
(2)自動車の登場と発達が帽子の衰退の原因のひとつと言われています。実際、フェルトハット程度ならともかく。フォーマル用の山高帽などは、被ったまま車内に乗り込むのは、身体をかなり折り曲げねばならず、結構大変で、そのうち手に持つようになって、次第に被られなくなっていきました。昔は、馬車に乗る際には、身体をそんなに曲げる必要はなかったのです。
 また、戦後、アメリカからカジュアルなファッションが台頭してきたこともあって、余計に帽子が被られなくなってきたようです。
(3)暖房設備も今ほどしっかりしたものではなく、確かに冬ももっと寒かった。 人間の体熱がもっとも放出されるのは、実は頭のてっぺんからなのです。日本では東北や北海道の人は理解出来ると思いますが、
零下10度以下になってくると、マフラーと帽子の有難みがしみじみと
理解出来るかと思います。帽子ひとつで本当に暖かくなるのですが、今の日本、東京や大阪に冬の気候ではあまり必要はなさそうです。
 ごく簡単ですが、以上のような様々な人間を取り巻く環境の変化の数々が、色々と組み合わさって日本人が段々と帽子を被らなくなってきた理由、背景であると考えられるのです。
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こんにちは☆



私は、
*流行の変化
*交通機関の変化
が理由かと思います。

流行に関しては他の方もおっしゃっていますね。
だぼっとした服が流行ったり、ぴたぴたの服が流行ったり・・・というのと同じだと思います。

交通機関の変化についてですが、
外を歩く時間って、絶対昔より少ないと思うんですよね。
都会では大抵のところ電車で行ける。
地下でつながっていて地上に出なくても目的地に行ける。
地下鉄の発達。
車の発達。
などなど。
昔は実用的なものであったから、かぶる人が多かったのではないでしょうか。外を歩く時間が少ないということは実用的ではないですよね。
田舎では必要ですが(そこまで発達していないので)、田舎は都会の流行が伝わってくるので、都会の人がかぶらなければどんどんかぶらなくなるかと思います。でも、やっぱり田舎では都会より帽子は実用的なものらしく、年配の方は利用されていますよ。影響を受ける若い方はあまり利用していません。都会と同じように、ファッションとして利用しているだけですね。

全くの素人ですが、ちょっと考えてみました。
参考になればいいのですが・・・。
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ちょんまげをしていた人が多かったのと同じ理由です。


当時の流行ですよ。
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