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ジャズ等転調の多いギターの即興で、コード進行に合わせてスケールでインプロヴァイズするとき、何を目安にソロをとればいいのか分かりません。

例えばCM7→Em7→A7→Dm7→G7という進行があったとして、

1:指板上のコードのルート音を目安にCイオニアン→Eドリアン→Aミクソ→Dドリアン→Gミクソといった捕らえ方でいいのか、

2:曲中のキーを目安にCメジャースケール→Dマイナースケール→Cメジャースケールとして弾くのか、

3:これとは全く別の捕らえ方があるのか・・・。

どちらかに絞って練習しようと思っていますが、現段階では絞りきれていない状況です。
もし他の方法があるのならそちらもご意見、アドバイスお願い致します。

A 回答 (5件)

>マイナーコンバージョンという考え方自体、スケール的なフレージングに近いものになるのではないか?と思ったのです。



ならないね。バーティカルな分散を弾くのでむしろコーダルになります。
どっちにしてもマルティーノの演奏を聴けば判りますがCm≒Eb、どこでも同じフレーズがでてきます。ワンパターンでつまんないですよ。

何かを目印に指板上の音の位置を知りたいなら
don latarskiのchord embellishmentsやるといいです

http://www.amazon.com/Chord-Orbits-Don-Latarski/ …
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

マイナーコンバージョンですが、フレーズはコーダルなものになるということは分かるのですが、その考え方もコード的なものと捕らえていいのでしょうか?
例えばEbはCmとして考えるのであれば進行上はEbでも頭の中での音はあくまでCmということになるのではないか?と考えたのですが・・・。

まだまだ理解できていないようです。
練習&勉強をがんばりたいと思います。
非常に為になるアドバイスの数々、本当にありがとうございました。

お礼日時:2007/05/14 13:00

あなたがビバップをやりたいのか、60年代以降の方法論を用いた現代的なジャズをやりたいのか、ジャズに囚われず転調のあるポップスやロックでアドリブをやれるようになりたいのか、どういう演奏をしたいのかが分からないので的確さを欠くかも知れませんが、ご了承を。



転調の多い曲の実例に
>CM7→Em7→A7→Dm7→G7 はちょっと適切さを欠くかも。
テンポや、何拍(何小節)単位でこのコードが変わるのかでもかなり違ってきますが
これだとCメジャーキーから外れるのはA7のみ。一般的な聴感の持ち主ならEm7はCメジャーキーのトニック代理IIIm7として響くと思います。Dm7→G7は言うまでもなくキーCのツーファイブ。

かといってANo.2氏の「Em7-A7-Dm7のところにキーDのツーファイブがあります」というのが完全に間違いというわけではありません。
アドリブソロを行う場合は、Em7→A7をDキーの2-5、Dm7→G7を2-5と考えるアプローチはよくやります。それからA7-Dm7をDmキーと解釈するアプローチも至極一般的に行われています。(A7はDm7を仮のトニックと見立てたセカンダリドミナント)

> 例えばII-Vで一番簡単なアドリブであればII(ドリアン)V(ミクソ)でしょうが、それをコードのルート音から見てドリアン、ミクソ~とそれぞれ覚えるべきなのか、それともIイオニアンで通し、結果としてドリアン→ミクソと弾くべきなのか悩んでいたのです。

ようするに「キーが変わらないダイアトニックな部分であれば、コードが変わってもそのキーのメジャースケール、またはマイナースケールで押し通す」やり方ですね。
ロックやポップスを今までやってきているのであれば、この方法論はある程度ご存じかと思いますので、ジャズ的な演奏をしたいのならまずはこの方法論を忘れることです。
このやり方では狭義のジャズ、ビーバップのフレージング法「フレーズのみでコード感を表現する」ことと相反するため、まず「ジャズっぽい」メロディを引き出すことは難しいですね。(もちろんジャズだからといって毎度毎度バップ的なアプローチをしていては退屈ですので、律儀にコーダルに弾かず、スケール一発で押し切るケースもよくありますが)
CメジャーキーのトニックCコードの時のC音、IIm7のDm7コードの時のC音、各々のコードに対する親和性は同じC音でもまるっきり違うのは言うまでもないわけですから。結局スケールというのは万能ではなく、使いこなすには、その構成音がなんのコードに対して何度として響くか、どう親和するか、今何の音を弾いているのか、理解しなければ使いこなせないのです。
それならばCメジャーキーのトニックに対するコードスケールはCアイオニアンで4度がアボイドで~と覚えるより、Cメジャーキーのトニックに親和する音はまずトライアドの構成音のC,E,G、それから7度のB,テンション9thのD,6thのA、という風に覚えた方が効果的です。コードキャラクタを端的に表現するにはこの方法が手っ取り早いんですよ。

それからチャーリーパーカーなんかを分析すれば分かると思いますが、CメジャーキーのトニックCコードでCのアイオニアンだけで作られているフレーズは案外少ないのです。よりジャズっぽく聞こえるのはむしろCのアイオニアンで構成されてない旋律ですからね。
例えばこういうの
ソ ソb ソ ラb ラ ソ ソb ソ レ ド シ ド ファ ミ ミb ミ
とか。8分音符2小節分です。

>バップ的ではないジャズギタリストを見ているとどうもスケールを拠り所にしている感がある

そうでもないと思いますが。どちらのアプローチもできますよ。バップ的なアプローチだけでは間が持ちませんし、スケールだけを拠り所にしてはジャズっぽくならないです。「スケールを拠り所」にしてジャズっぽい演奏をするには、上記のようにスケールの内容を熟知していなければならないため「スケールを拠り所」にしているとは言えないのではないか、と思います。

> なのでオルタードスケールはV7のルート、♭9、#9~ということは分かっていてもすぐそれに対応できないのです。

結局、スケールに依存するとこういう現象が起きてきます。
こういうのが効果的ですね
・ソルフェージュをやりこむ
・アルペジオを練習、なんの音が今のコードのルートに対し何度に該当するのかと確認しながら練習

これだけだと音楽的な演奏ができないので「フレーズを直接的に覚える方法」もある程度はやったほうがいいですね。ある程度持ちフレーズがあれば、普通のスタンダードぐらいはメジャースケールとマイナースケールさえ知ってれば形になりますから「演奏する愉しみ」も発生します。ソルフェとアルペジオだけでは退屈でしょう。
もっと簡略化すると
トニック、三度minor、六度minorは代理なので同じフレーズが使える
サブドミナントと二度minorは代理なので同じフレーズが使える
七度7-5は単体では出てこない、マイナーキーの2-5として出るので省略
あとはドミナントのフレーズさえ理解すればよい

要はトニックとサブドミナントのアルペジオだけ練習すればいいです。ドミナントはアルペジオより直接フレーズを作ったりコピーしたりするのがよいと思います。オルタードなんて端から弾いてもまず格好良くなりませんから。

>多少時間がかかってもやはり各コードごとにきちんと意識して弾いたほうがいいのかなーなんて思ってきました。

ジャズをやるのであればこれは避けて通れません。

>これから練習してても将来的にそれがスラスラ出てくる気がしない

自分もロックやってた頃は、そんなことを出来るなんて夢物語かと思っていましたが、やってみると2年程度で十分形になるものです。頑張ってください

この回答への補足

ありがとうございます。
かなり参考になりました!!

スケールでソロを演奏しようという考え自体を改める必要がありそうですね。
元々私がこのような考えに至ったのは、マイナーコンバージョンを知ってからです。
たとえばパット・マルティーノの映像などを見るとあの人はマイナーコンバージョンによるフレージングが主体のようですが(教則ビデオなど見ても)、マイナーコンバージョンという考え方自体、スケール的なフレージングに近いものになるのではないか?と思ったのです。
(全てのコードをマイナーコードとすれば、マイナーコードのフレーズで全て演奏できますが、それこそコードの構成音どころの話では無くなっているような気がします。)

ここでまた少し補足させていただきたいのですが、今回の質問の核である、何を目標としてフレージングしているのか?というところが解決できないのです。

アルペジオの練習はしているのですが、現段階では一度はルート音を目印にしないとアルペジオの形が見えてこないので、今の私には複雑に転調するコード進行にはついていけないのです。

そこでスケールに頼ろうと思ったのですが(この考えが甘いのは痛感いたしました)、指板上の全ての音が完璧に見え、広い意味でのコードの構成音を瞬時に判断する(例えば同じマイナーコードでもIIなら9th、IIIなら♭9thといったところ、質問にもある教会旋法を完璧にするべきか?というところです)という状態には遠く及ばず、どういった考え方でこれから学んでいったらいいか分かりません。

よくコードとフレーズは同時に覚えろなんて言いますが、例えばCM7で言えば私はヘッドに近いほうから5弦ルート、6弦ルート、4弦ルートといった1つのコードに対しておおむね3つの形は割りとパッと浮かび、そのルートからの度数はなんとなく見えます。
このやりかたでは全く足りてないような気もしますが、しかし前述の通り何かを目印にしないと構成音が見えてこない状況です。

ですのでバップフレーズ等を覚えても、覚えたフレーズから一番近いルート音からの距離を覚え、違うコードに当てはめるときはまずルート音を見つけ、ようやく覚えたフレーズを弾くといった考えしか浮かびません。
練習しているとなにやらものすごい遠回りをしているような気がしてしまい、早いコード進行になるとちくしょー!!ってなっちゃいます(笑)他に何か効果的な考え方というか進み方はあるのでしょうか?

補足日時:2007/04/06 04:41
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>それをコードのルート音から見てドリアン、ミクソ~とそれぞれ覚えるべきなのか、


>それともIイオニアンで通し、結果としてドリアン→ミクソと弾くべきなのか悩んでいたのです。

なるほど。仰る意味がわかりました。
結論的に言えば、
どちらの考え方でもよいと思います。自分の好きなほうでいいのでは。

私は、基本的にはスケールは全部丸暗記しています。たとえば、リディアン7thは、仰るとおり4度上のハーモニックマイナーそのものなんですが、私は、別のものとして覚えています。
私は、鍵盤なので、ギターの方とはちょっと考え方が違うのかもしれません。ピアノだと鍵盤で音の並びが見えるのでスケールを覚えるのは実はそれほど苦じゃなかったりするのです。一方で、鍵盤の場合は、ギターのように左手でフォームを作ると、自動的にスケールができるってものではないので、あるスケールの途中からスタートして自由に弾けるようになるには、全て覚えてしまうのが、実は一番早道だったりします。

ギタリストは、どちらかといえば、音の並びというよりは、左手のフォームでスケールを覚えるんだろうと想像しています。そうであれば、スケールの途中の場所からスタートするってのは、おそらくそんなに大変ではないんではないでしょうか。

ただ、モード系の曲の場合は、やっぱりスケールをちゃんと意識したほうがいいかなと思ったりします。
例えばCフリジアンであれば、B♭,C,D♭,E♭,F てところが特徴的な音だと思いますが、これをGのナチュラルマイナーだと思ってしまうと、この特徴的な音を活用しにくくなってしまうのでは、なんて思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

仰るとおり、私の場合スケールはフォームで覚えています。
そのため各ルート音からのメジャーorナチュラルマイナースケールも大丈夫なのですし、ルート音からフリジアンを弾けと言われても弾くことはできるのですが、例えばD音を目安にしてドリアン、G音を目安にしてミクソリディアンを弾くよりも、C音を目安にメジャースケールを弾いた方が明らかに早く対応できる気がするのです。

かと言ってrabbit_catさんの仰るように音を意識せずに弾くことはあまりいい事ではないと思うのです。

多少時間がかかってもやはり各コードごとにきちんと意識して弾いたほうがいいのかなーなんて思ってきました。

ありがとうございました。

お礼日時:2007/04/02 12:13

まず、


>CM7→Em7→A7→Dm7→G7
この進行について書くと、これは、「循環」とよばれる超有名な進行です。「じゃ、次は、Cの循環で。」で通じます。
http://www2t.biglobe.ne.jp/~BokerTov/music/mu_cf …
http://www.google.com/search?hl=ja&q=%E5%BE%AA%E …


さて、一般的な話ですが、ジャズ的なアドリブをするのであれば、3の「全く別の考え方」が主です。
ジャズ(バップ)のアドリブの基本は、まず、IIm7-V7(ツーファイブ)に注目することです。上の進行であれば、Em7-A7-Dm7のところにキーDのツーファイブがありますし、Dm7→G7→(C)のところにキーCのツーファイブがあります。で、このツーファイブのところに、ツーファイブでつかわれるスケールを使います。
ツーファイブに使うスケールとしては、
・ミクソリディアン
・リディアン7th
・オルタードスケール
・ComDim(Combination of Diminish)
・Hmp5th↓(Harmonic Minor Perfect 5th Below)
・ブルーノートスケール
・全音階
・ペンタトニックスケール
などなど、たくさんあります。だんだんに覚えていけばいいと思いますが、私は、まずComDim(Combination of Diminish)スケールを覚えることをオススメします。

また、世の中にはツーファイブで使えるフレーズを大量に集めたフレーズ集のようなものもたくさん売られています。これを少しずつ覚えていくのもよいです。

この回答への補足

ありがとうございます。

もちろんII-Vのフレーズはそれ単体で少しずつですが覚えていますし、Vで使えるスケールもコンディミも覚えています。

ただ私の場合、もちろん練習不足もあると思いますが、何を目安に次のスケールに入ればいいのか悩んでいたのです。

例えばII-Vで一番簡単なアドリブであればII(ドリアン)V(ミクソ)でしょうが、それをコードのルート音から見てドリアン、ミクソ~とそれぞれ覚えるべきなのか、それともIイオニアンで通し、結果としてドリアン→ミクソと弾くべきなのか悩んでいたのです。

コンディミは特徴的な形なので問題ないですが、リディアン7thとスーパーロクリアンにしても結局はメロディックマイナーなわけで、それをルート音から別々のものとして覚えるべきなのかメロディックマイナーを覚えてルートの位置を変えてあてはめるべきなのかそこが知りたいのです。

どうもあまり音楽的ではない発想ですが、性格上、数学的にきちっと頭で理解できないと応用がきかないタイプなもので、ジャズメンたちはこの延々続くあふれんばかりの早いフレーズは何によるものなのかなーと思った次第です。

バップ的ではないジャズギタリストを見ているとどうもスケールを拠り所にしている感があるので、この人たちは何を目安にスケールチェンジをしているのかなーと思って質問させていただきました。

何かアドバイスがあればよろしくお願いします。

補足日時:2007/03/30 01:25
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2あるいは3ではないでしょうか。



例のコード進行を見るとキーはCメジャーのようです。途中の A7→Dm7 は部分的にDマイナーに転調していると考えられるのでここでは C# や Bb などのDマイナーの音を使うことが考えられ、実際良く使われます。それ以外の所ではCメジャーの音を基本的に使うことになります。

あまりスケールにこだわると、曲のキーによってはあまりそぐわない音が出ることがあります。例でいえば Em7 のところの F# 音などです。Cメジャーの曲で「ミ・ファ#・ソ」の連続が出てきたときは次に G(7) が来るときが多くそこのコードは D7 のことが多いようです。

ここまでで「あまりそぐわない」「~ことが多い」など断定を避ける言い方をしていますが、例外も多くあるからです。よく使われる方法でいくか、例外的にいくか、これをどちらに決めるかを言葉で表すことは非常に難しく、「曲の感じで決まる」となんとも頼りない言い方しかできません。

スケール自体は重要なもので、それを練習することは意義のあるものです。しかしソロはメロディーを作ることであると思います。多くの曲を、ギターソロに限らず、ヴォーカルや他の楽器のソロも聞き込んで、どういうジャンルの、どういう曲調なら、こういうコード進行のときはこんな音が使えると(抽象的な言い方で申し訳ありませんが)覚えていく、特に「これはいい!」と感じたものは自分のものにしていく。手間はかかるもののこうやって身につけていくしかないのではないでしょうか。

自分の例ですが、Cメジャーキーのとき A7 が表れたらシが半音下がることが多くそれがきれいに響く、ということはスケールを知る前に気が付きました。

転調が長い周期で、はっきりと分かるものならばキーの変化に合わせて音を選ぶことになりますが、数小節単位の細かい転調ならあまり転調と考えなくてもいいでしょう。例の A7→Dm7 の部分も転調と捉えなくても「このコード進行が現れたときは C#, Bb の音が現れることが多い」と考えることができます。

余談ですが CM7→Em7→A7→Dm7→G7 では「ソ」の音だけでソロをとることもできます。

多く曲を聴いていくことで自分の「フレーズの引き出し」が多くなっていきます。気になったコードとメロディーは弾いてみて自分のものにすることです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
やはり時間をかけてゆっくり覚えていくしかないんですね。

trgovecさんのアドバイスをまとめると、基本はCメジャーの音を使いつつ、部分転調時に「CメジャースケールのCをシャープさせる」といった考え方ということでしょうか?

なかなか脳の回転が思うようにいかず、その場その場でぱっと対応できないのです。
なのでオルタードスケールはV7のルート、♭9、#9~ということは分かっていてもすぐそれに対応できないのです。
これから練習してても将来的にそれがスラスラ出てくる気がしないのでやはり私にはスケールに頼るしか方法が考え付かず、せめてスケールだけでもスッと繋げる様に何を目安にすればいいのかと思い質問させていただきました。

ありがとうございました。
このお礼を読んで気づいたことがありましたらまたお願いします。

お礼日時:2007/03/30 01:24

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