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ある参考書に
No other student is smarter than him.
という例文ではhimが生徒でない場合を除いて、otherを省略することはできないと書かれていました。
理由としては「比較級は自分と、自分を含まないグループとの比較に使うので」ということでした。

しかし別の参考書には
No (other) state in the United States is larger than Alaska.
という例文が載っていました。
otherが括弧で囲まれているということは、省略しても良いということですよね。
ですが前の参考書の記述に照らし合わせてみると、ここでotherを省略すると
Alaska ∈ states in the United States
ですから、比較される当人を含んだグループとの比較となり、間違いとなってしまいます。

これはどちらの記述を信じればいいのでしょうか?
前の参考書の記述が古いもので、略式ではotherを省略してもいい、と考えていいのでしょうか?
どなたかよろしくお願いしますm(_ _)m

A 回答 (6件)

説明文書の解釈が違っていると思いますよ。

 というか説明文の日本語がいけてませんねw
「自分と、自分を含まないグループとの比較に使う」と言うのは誤解がないように説明すると「自分と、グループ内の自分以外の構成要素との比較・・・」ということです。

つまりstudentの例でいうと"him"との頭の良さを比較しているのはあくまで「同じ学校の生徒」であって「日本中(世界中?)の生徒」ではないということです。 ここで"other"を省略すると「彼より頭のいい生徒はこの世に居ない」と訳せてしまいます。

アラスカの例ですが、上記説明文の解釈のところを読んで頂ければ理解していただけると思います。 比較しているのはアラスカvsアラスカ以外のアメリカの州ですので正しい文章です。 

まぁでも こんな回りくどい言い回しは実際にはしないですけどね。 友達にいたらちょっとウザいw
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この回答へのお礼

すいません読んでもよくわかりませんでした……

No other student in his classなどとなっていればotherを省略しても問題ないということでしょうか?

また、同じ参考書に「例えばhimがteacherならotherは省略可能」と書いてあるのですが、himをteachrとして、
No student is smarter than him.
と言ったら、「彼(teacher)より頭のいい生徒はこの世にいない」となるのでしょうか?

お礼日時:2007/04/30 20:41

説明が悪かったようです、すいません。

(人の日本語にケチつけてる場合じゃないですねw)

ご質問の通り語尾に"in his class"と付ければ"other"は省略できます。
尚、"him"が"teacher"だった場合ですが・・・ ちょっと例文としては苦しすぎますね。 というか英語としては成り立つのですが、意味というか目的がちょっと違ってくると思います。

最初は他の生徒と彼(生徒)という「個」の中での頭の良さの単純な比較であり、つまり同じグループ(ある学校、クラス内の生徒同士)で誰が頭がいいか?という事を話題にしています。 よって個vs個の比較のために、その範囲を定義する必要があり、"other"を付けたり、質問者さんが仰るように"in his class"を付ける必要があります。

後半は生徒(という身分の人、存在)と彼(教師)という「存在」と「個」の比較となります。 よって"other"が省略しても文法上間違っていないことになります。
ただ、これはどちらかというと比喩表現や言い回しに近いと思います。 つまり「彼は教師なんだから生徒より頭が悪いという事はない」という意味を含んでおり、とり方に寄ってはその教師はあまり優秀ではないという事を遠めに言い表しているとも取れます。




日本の教科書や参考書を見ていて思うのですが、文法や構文(要はパーツ)にとらわれ過ぎて、本来の「文意」からかけ離れた文章が多くてちょっと・・・ですね。

この回答への補足

あーなるほど……
なんとなくわかりました。
ありがとうございました。

補足日時:2007/04/30 21:50
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No other student is smarter than him.


参考書や辞書の例文が常に完璧とは限りません。この例文は、不自然ですね。彼ほど頭のいい学生はいない、→彼が世界で一番頭がいい(世界中の学生で誰が一番頭がいいかは誰にも分かりません。)


No other student in his class is smarter than him. とするのが自然です。No student にすると一番頭のいい him までこの中にはいってしまうので、文法的には other は必要でしょう。ただ、other がなくても常識で分かるので、会話などでは No student ~ としても十分通じるでしょう。文法的におかしい文は、日本語でもたくさんありますから。日本の英語のテストで、No student ~ と答えると、ほとんどの英語教師は減点すると思いますが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>この例文は、不自然ですね
この場合はしたのotherのように「省略しても常識でわかる」で許容されはしないんでしょうか?
また、質問攻めになっちゃうんですが、Tom is the best student.っていう文もあるんですが、
これも駄目になるんですか?

>日本の英語のテストで、No student ~ と答えると、ほとんどの英語教師は減点すると思いますが。
じゃあ2つ目の参考書は高校英語の参考書としては×ってことですね(^^;

お礼日時:2007/04/30 21:55

はじめまして。



1.
No other state in the United States is larger than Alaska.:
「アラスカほど大きい州は、アメリカの他のどの州にもない」

これは、上のNo other student is smarter than himと同じ用法で、アラスカとアラスカ以外の米国の州とを比較しています。No other stateのstateにはアラスカは含まれていません。このstateはアメリカにある50州からアラスカ州を除いた、49州のことを指しています。

2.
No state in the United States is larger than Alaska.
「アラスカほど大きい州は、アメリカにはない」

これはアラスカと、アメリカの全州とを比較しています。No stateのstateにはアラスカは含まれていません。このstateはアメリカにある全州をアラスカ以外の49州とみなし、アラスカを除いた、49州のことを指しています。

3.
ではこの2文は、両文ともstateが49州になるから、同じ意味なの?と疑問がわきますが、答えは「ビミョ-に違う文」なのです。

1はアメリカ全州は50州とみなし、アラスカVS他の49州の比較になっています。
2はアメリカ全州は49州とみなし、アラスカVSアメリカ全州の49州の比較になっています。

つまり、2ではアラスカを外国とみる意地悪な文になっているのです。アラスカは新しい州で、米国では「アラスカは米国ではない」と考える人もいたり、「51番目の州」と揶揄したり、そんな風刺や皮肉がまかり通っています。人種差別的な考え方です。例えばアラスカは捕鯨国ですが、捕鯨国の日本を批判する米国人に対し「アラスカだって捕鯨するじゃないか」と批判すると、「アラスカはわが国じゃない」という返事が返ってくる、というのは有名な話です。

4.
この2文の構造を別の例文でみるとわかり易いでしょう。

No other city in Japan is larger than Tokyo.
「東京ほど大きい町は日本には他にない」
東京<日本:東京は日本の町に含まれています。

No city in China is larger than Tokyo.
「東京ほど大きい町は中国にはない」
東京X中国:東京は中国の町に含まれていません。

ご質問文にある参考書の引用文は、アラスカという州の性質と背景を知らなければ、ちょっと混乱する例文ですね。
以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

同じ参考書に、
No one (else) in her school is taller than she.
という例文があるのですが、
ここではher=sheですから、本来ならelseは省略できないはずなのに括弧がついているのですが……
Parismadamさんの話でいくと、このsheははぶられてることになるんでしょうか?;
それとも参考書の間違い?
よくわからないです……

お礼日時:2007/04/30 22:04

No.4です。

補足質問についてお答えします。

1.No one else in her school is taller than she.
「彼女の学校で、彼女より背の高い人は他に誰もいない」

では、else「他に」というotherと同じ働きをする副詞がありますから、比較しているのは、彼女VS彼女以外の学校の人物となります。ここでは「生徒」と言っていませんから、正確には教師なども含む学校の人物ということでしょう。

2.No one in her school is taller than she.
「彼女の学校で、彼女より背の高い人は誰もいない」

では、elseがありませんから、比較しているのは、彼女VS別の女性の学校の人物となります。つまりこのshe≠herで、同一人物ではありません。そう考えなければ、この文は意味をなしません。no one=not anyoneですから、「(彼女より背の高い人が)その学校に誰もいない」ということです。彼女以外を表す副詞がここで使われていない以上、そう考えるのが自然です。

3.別の例文で考えてみて下さい。
No country in the world is more agreeable than Japan.
この主語だけ見るとNo country in the world=世界中のどの国もとは、勿論日本も入っています。おかしな文です。ここは
No other country in the world is more agreeable than Japan.
が正しい文になります。

大切なのは、辞書や文法学者、ネイティブの英語が全て正しい英語の使い方をしているわけではないということです。また、時代の流れや、便宜によって文法法則の許容範囲が広がることもあります。どの考えを支持するかは、KRASUさんが自由に判断すればいいことです。ただ、アドバイスとして、上記の文法説明は受験・試験では大切なポイントになるということです。日本の受験英語の批判は多々ありますが、現状は過去に倣って文法法則に忠実な試験問題が作られています。正解を一つに決めないでいろいろな可能性のある正解を採用すれば、正解が多数あり、収拾がつかなくなるからです。

実際口語ではotherやelseを入れない比較文も存在します。だからといって、その可能性もあるからそれも正解だと、私の立場では言えません。「受験英語」では、ご質問文のような問題では、No other thanとotherをつけないと間違いになってしまうからです。ご参考になれば。
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この回答へのお礼

大変よく分かりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/01 19:42

No.5のParismadamさんのご回答に賛成です。



つまり、言葉には常に省略が伴っていると言うことなのです。ものごとを正確に表現しようと思えば、いくらでも文章は長くなります。簡単に言えば、時と場所は普通どんなものごとにも付いてくるはずですが、時と場所が示されている文章はほんの一部です。なぜなら、状況から常識的に判断して分かることが多いからです。

分詞構文なども、省略から出来た言い方です。

ご質問の場合も、other は、その場の状況で実際の英語ではよく省略されると言うことだけなのです。そして、受験英語では、other を省略しないほうが安全だと言うことです。
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この回答へのお礼

受験では駄目なのですね。
ありがとうございます。

お礼日時:2007/05/01 19:43

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