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ブドウ糖溶液でユキノシタの原形質分離を観察するという実験をしました。
今レポートを作成しているのですが、参考書や教科書を見てもスクロース水溶液というものを使っています。
ブドウ糖溶液とスクロース水溶液の違いを教えてください。
また、先生はスクロース水溶液を使用せずにブドウ糖溶液を使用したのだと考えられますか?
あと、スクロース水溶液の濃度5%というのとブドウ糖溶液0.1mol/lというのは同じくらいの反応が起きるものなのでしょうか?

A 回答 (1件)

原形質分離を観察する際には,細胞膜を透過しない物質を利用する場合が普通です。

教科書等はそのことを考慮してスクロース(ショ糖)を使用しているのです。グルコース(ブドウ糖)は細胞膜を徐々に透過して細胞内に取り込まれます。ですから初めはスクロースと同じに原形質分離を起こしていても,徐々に原形質分離の度合いが小さくなります。

なぜ先生がグルコース溶液を使用したのかはわかりません。限界原形質分離している細胞数を数えさせ,時間とともに限界原形質分離している細胞数が減少することから前述のようなグルコースは細胞膜を透過することを観察させたかったのかもしれません。あるいは,単に短時間に原形質分離を観察するだけならばスクロースもグルコースも同じです。たまたま手元にあったグルコースを使用したのかもしれません。理由は先生に直接お聞きになったらいかがですか。

まだモル濃度は勉強していないのですね。そのうち化学で教わると思います。生物ではモル濃度の使用は出来なくなったようですね。スクロースの5%は約0.15mol/lで同じ程度と思いますよ。
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この回答へのお礼

なるほど、スクロース水溶液とブドウ糖溶液では取り込まれたあとに違いが生じるのですね。
ブドウ糖溶液を使用した理由は先生に尋ねてみたいと思います。
朝からお返事ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/13 21:06

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