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【1】天皇家は百済系朝鮮人の血が濃いという話を聞きました。
具体的にどう濃いのかを調べてみたら、全然濃くなかったのです。逆に薄いくらいでした。
天皇家に入っている百済系の血は、たった一人だけです。
桓武天皇の母親が200年前に来た百済王族の末裔の帰化人(国籍は日本人)の「高野新笠」だけです。
200年前に帰化して、日本人と混血を繰り返した人物は朝鮮人でしょうか?日本人でしょうか?
例えば、自分の友人に江戸時代の1800年に日本に来た朝鮮人がいたと仮定します。
その朝鮮人の末裔は200年間も日本人と混血を繰り返しました。
そして、その末裔と職場・学校で知り合います。
その人は朝鮮人ですか?日本人ですか?

天皇家に血を分けた百済系帰化人は200年前に日本に来て混血を繰り返した「高野新笠」一人だけです。
それなのに、どうして世間では「天皇家は百済系の血が濃い」と言う俗説を言う人がいるのでしょうか?


【2】百済王族の末裔の帰化人の「高野新笠」は生きている間は皇后として認められていませんでした。(死後、皇后となる。)
200年前に帰化して混血を繰り返したのに、生きている間に皇后と認められなかったのは異例です。
これは、当時の帰化人の扱いの低さを物語っています。(実際、大和朝廷内での帰化人の扱いは低かった。)
当時の人々が「百済系帰化人の末裔などは国籍は日本人でも、皇后として認められない」という行動をとった証拠でしょう。
「高野新笠」の夫と息子は天皇です。
「高野新笠」が皇后と認められない理由は他に何かありますか?


【3】桓武天皇の父であり、「高野新笠」の夫である、白壁“王”(のちの光仁天皇)は、天皇を継ぐ立場ではありませんでした。
当時、天皇を継ぐ可能性がある者は“親王”を名乗ります。
“王”は一応、皇族ですが、天皇を継ぐ可能性は低いです。
白壁“王”はまさか天皇になるとは、夢にも思っておらず、また周囲も白壁“王”が天皇になるとは思っていなかったので、百済系帰化人の「高野新笠」との結婚を認めたのではないでしょうか?
そして、天武系皇族が度重なる粛清で途絶えたために、天智系の白壁王が62歳という高齢で天皇になった。
仕方なく、(血の問題で)天智系の白壁王を天皇になったとしても、百済系帰化人の「高野新笠」を皇后として認めるわけにはいかない。
当時の人々はそう考えて、「高野新笠」を皇后として認めなかったのではないでしょうか?


【4】「百済が滅亡した時に、大和朝廷は多数の百済系王族を帰化人として受け入れたから、天皇家は百済系の血が濃いのだ」と言う人がいます。
果たしてそうでしょうか?
百済系帰化人は最初は一応、それなりの地位(貴族など)を与えられましたが、百済系帰化人はすぐに人民に降下しました。
大和朝廷が百済系帰化人に関東に土地を与えて移民させた話などが残っています。
当時の大和朝廷には、資金的な余裕もなく、例え貴族でも天皇から血が離れていけば臣籍降下します。
具体的には、在原業平などがそうです。
在原業平の父は平城天皇第一皇子の阿保親王。母の伊都内親王は桓武天皇の皇女です。
在原業平は平城・桓武天皇の孫にあたります。
祖父が天皇でも臣籍降下するのに、百済系帰化人がいつまでも貴族でいたというのは間違いです。
従って、「百済が滅亡した時に、大和朝廷は多数の百済系王族を帰化人として受け入れたから、天皇家は百済系の血が濃いのだ」というのは間違いでしょう。
具体的に天皇家に血を分けたのは「高野新笠」一人だけですので。
いかがでしょうか?


【5】天皇家がどこから来たのかは諸説あり謎です。
元々、大和に住んでいた者なのか?九州から来たのか?中国から来たのか?朝鮮半島から来たのか?
(私は九州から来たと思っています。)
中国歴史書に書いてあるのは、「百済は支配層と民衆の言語が違う」、「百済の住民の多くが漢人や倭人」、「倭人が頗る多い」
(百済王族は最初は扶余姓を名乗り、しばらくしてから“余”と1文字に略した。余豊璋など。)
従って、天皇家は朝鮮半島から来たと断定するのは不可能です。

A 回答 (5件)

【5】についてでしたら回答したいと思います。



・天皇はやはり九州から東にこられたのだと思います。

だって古事記や日本書紀にかいてありますもん。
高天原の天照太御神の子孫が高千穂に降りてこられた・・・って。

だいたい祖先から伝えられた神話を、あんなのは作り話だといって信じない日本人はひねくれすぎと思います。
ユダヤ人なら聖書に書かれたことを、イスラム教ならコーランに書かれたことを信じていればいいのではないのでしょうか?

タイムマシンで見てくるわけでもないのに、昔の事をはっきり断定できるわけありません。
【天皇家は朝鮮人の血が濃いという嘘】も、なんとかして天皇の権威を落としたろーという悪意を持った人の嘘だと思います。捏造だってできるでしょうし・・。

古事記や日本書紀以のことが作り話なら、聖書でもコーランでも昔の書物ならなんでも信憑性に限界があります。
むろん誇張や年代でも、つじつまが合わないこともいっぱい出てくるでしょう。文字や写真など記録するものの無かった時代ですから。

むしろ我が国の歴史はそのくらい古いという事を誇りたいと思います。
祖先が愛する子孫のために嘘を代代言い残しますか?
(昔の学者、平泉澄氏の本はそのへんの事が書いてあります)

極端な結論になりますが、

神話どおりに、天から神様の子孫が高千穂に降りてこられて、東へどんどんこられ、日本列島を一つにまとめた大和という国を建てて、首都が奈良あたりであった。その一族が代代の天皇家である・・という回答で、日本人なら立派に世界に通用する回答であると思います。        以上です。
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この回答へのお礼

あろがとうございます。
日本人なら立派に世界に通用する回答ですね。
感動しました。 

お礼日時:2007/05/22 08:34

【1】 計算上は髪の毛1本分が朝鮮系の細胞が入っていると言う事ですね。


  当時の百済の支配者層は日本人であり、多数の日本地方豪族が百済高官になっています。
 それら出先が戻ってきただけの話となりますね。

【2~4】百済滅亡後に日本に亡命しましたが、殆どが下級官僚にしかなっていません。
 朝鮮の地位は 日本の地方以下の存在でしたから、仕方がありませんね。
 通常は『他の豪族の養子になってから・・・』でしたが、それすら出来ないので・・・

【5】 言語学的/宗教学的には近畿説となっています。
 日本国が成立した当時、朝鮮には国は存在していませんでしたので、
 朝鮮ソース説は無理があります。
 縄文人は樺太から南下してきたのが証明されていますし、
 弥生人は海を渡ってきた(朝鮮より200~500年前に稲作を伝えた)のが証明されているが、
 それらは無視している妄想家が多いから・・・・
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この回答へのお礼

百済系帰化人は最初は一応、下級官僚になっていますがすぐに人民に降下していますね。
大和朝廷が百済系帰化人に関東に土地を与えて移民させた話などが残っています。
稲作においても、長江周辺から日本に直接、伝播したと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/05/22 08:23

「完璧に同じ」とは言えないけど、↓の質問と、ほとんど同じ内容ですよねぇ・・・。

このサイトでは、「自分の意見に対して同意を求める」のは趣旨に反するって事になってますよ。
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa2787311.html

ただ、私を含め↑の質問に対する様々な回答が、質問者の方には伝わっていない、あるいは、質問者の方が納得されていないフシが多々あるので、もう一度回答しておきます。

>例えば、自分の友人に江戸時代の1800年に日本に来た朝鮮人がいたと仮定します。・・・その人は朝鮮人ですか?日本人ですか?
近代に於いては、国籍というものがしっかりしているので、国籍を持っていれば、いつ日本に来たかに関わらず日本人ですが、「元朝鮮系の出自と他人から言われるか」という意味に質問を読み替えれば、仰るとおり「言われないだろう」というのでいいと思います。

>どうして世間では「天皇家は百済系の血が濃い」と言う俗説を言う人がいるのでしょうか?
前の質問で『韓国人留学生が「天皇家は百済系の血が濃い。日王(天皇)は百済人の末裔だ」とうるさく言うので、調べてみたのです。』と書かれた、その留学生の事であれば、『日韓ワールドカップの前の年の、天皇誕生日にあたっての記者会見で、現天皇が「桓武天皇の生母が百済の武寧王の子孫であると、続日本紀に記されている事に、韓国とのゆかりを感じています。」と発言したのが、韓国の一部のマスコミで、話を膨らませて報道され、それが、その留学生の記憶に、誤った形で残っているだけだろう』と思います。とにかく、韓国のマスコミでも、百済系の血が濃いとは言っていないので、それはその人個人の誤解に基づくもので、『どうして?』と追求しても仕方がないと思いますが…。

>当時の人々が「百済系帰化人の末裔などは国籍は日本人でも、皇后として認められない」という行動をとった証拠でしょう。・・・「高野新笠」が皇后と認められない理由は他に何かありますか?
前回の質問で他の方が書かれていたように、皇后は、元来は皇族、その後藤原氏出身の女性(といっても、その極一部)も皇后になりうるようになりましたが、とにかく、血筋は極端に限られていました。帰化系じゃなくても、皇后足り得ない血筋の方が、圧倒的に多かったので、「百済系帰化人の末裔だった事が、生前皇后になりえなかった理由である」といったら、100%間違いとは言えませんが、ま、「かなり不味い説明」と言わざるを得ません。(帰化系とかそうでない、とか以前の問題として)「皇后足りうる血筋ではなかったから」というべきでしょう。逆に言えば、「皇后足りえる程の血筋でなかった。よって、百済系は地位が低い」じゃなくて、「高野新笠は、皇后にすんなりなれる程の血筋ではなかった」という説明が正しいです。
尚、国籍などという、近代的な概念を持ち出すのは、古代史を理解する妨げにはなっても、何の役にも立ちませんよ。

>「百済が滅亡した時に、大和朝廷は多数の百済系王族を帰化人として受け入れたから、天皇家は百済系の血が濃いのだ」と言う人がいます。果たしてそうでしょうか?
もし、そういう人がいるなら、そりゃ、間違いでしょう。ご自身が仰られるように、「天皇家に百済系の血筋が濃い」というのは、百済系と天皇家が数多くの婚姻関係を結んだ場合にのみ起こりうるので、『大和朝廷が多数の百済系王族を受け入れたから、天皇家は百済系の血が濃い」というのは、そもろも論理的に繋がっていないからです。大和朝廷が受け入れた、というのは、天皇家と婚姻関係を結んだ、という意味ではないのは、明白です。
そういう非論理的な事を言う人が、本当にいるのなら(すみません、ネットなんかでは非論理的な人はたくさんいますが、そこまですごい人は私は知りません)、無視した方がいいです。(大和朝廷が百済系王族を受け入れたので、記録ではわからないが、実は我々が思っている以上に、天皇家に百済系の血筋が入っている可能性がある、というのなら、ウソとは言えませんが、『血が濃い』と迄は誰も言えないでしょう。)

ただ、『祖父が天皇でも臣籍降下するのに、百済系帰化人がいつまでも貴族でいたというのは間違いです。』というのも、ちょっと意味がわかりません。臣籍降下というのは、皇籍離脱の話、子孫が貴族で在り続けるかどうか、というのは、現代人である我々が貴族をどう定義するかにもよりますが、蔭位の制とか血筋とかに関わる話なので、話が繋がりません。臣籍降下があっても、百済系帰化人が貴族であり続ける事は、理屈上は可能です。事実としてそうならなかった事と、臣籍降下があった事とは関係ありません。

>中国歴史書に書いてあるのは、「百済は支配層と民衆の言語が違う」、「百済の住民の多くが漢人や倭人」、「倭人が頗る多い」…従って、天皇家は朝鮮半島から来たと断定するのは不可能です。
中国の史書に「百済には倭人が多い」と書いてある事が、どのような論理で『天皇家は朝鮮半島から来たと断定するのは不可能」につながるのか、これだけでは、私には推測不可能ですが、どちらにしろ、天皇家が朝鮮半島から来たと断定している学者は、誰一人としていないと思います。断定するに足る根拠を見つけた、と主張する人がいたら、そりゃ「トンデモ系」でしょう。

ところで、前回の質問でも思いましたが、どうも「百済系は地位が低い」と言う結論に一生懸命持って行こうとされているような感じがします。「地位が低い」というのは、相対的なものですから、あっている・間違っていると言えるような話ではありませんが、そんなに無理をしなくても、「天皇家には百済系の血筋が濃い」という、どこかの個人の誤解は反駁できますよ。なんか、頑張りすぎて、ご自身が非論理的な世界に入ってしまっているような気がします。
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この回答へのお礼

同意を求めてはいませんよ。
あなたが同意を求めているように感じたなら、勘違いでしょうね。
「200年前に帰化して、日本人と混血を繰り返した人物は朝鮮人でしょうか?日本人でしょうか?」
ということを聞きたかっただけです。
それに前の質問とは同じではありませんよ。
次からはよく読んで下さいね。
ありがとうごいました。

お礼日時:2007/05/22 08:29

(5)の天皇家が朝鮮半島からこられたという説が強いのと、最近天皇自らそのようなことを匂わせる発言を行いましたよね。



 それらをもって、言っていることで、日本人ではないなんて言ってないでしょう(日本そのものですから)。
 ましてや、後から朝鮮人の血が入って、朝鮮人の血が濃いなんて言っている人はいないと思いますけど。
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この回答へのお礼

>最近天皇自らそのようなことを匂わせる発言を行いましたよね。

朝日新聞を読んでいる知り合いがあなたと同じようなことを言っていましたが、そんなことは言っていませんよ。
『桓武天皇の母親が200年前に来た百済王族の末裔の帰化人(国籍は日本人)の「高野新笠」だ』というような内容を言っただけです。
それを朝日などの左翼メディアがあなたの言うような内容に意訳して報道したのではないでしょうか?
私は朝日新聞は読まないのでわかりませんが。

お礼日時:2007/05/22 08:33

【1】日本人と混血を繰り返した人物は朝鮮人でしょうか?日本人でしょうか?



私はたとえアメリカや中国や中東などの混血であっても、日本で育ったのであればその人は日本人だと思います。逆であれそうです。

つまり、「血」は関係なく「環境」が決めるものだと言うことです。

なぜかと言えば、日本で育ったのであればその人は日本人の考え方をするからです。
ある人物が日本で育った場合、アメリカで育った場合、まず感覚や考え方が違うはずです。
それは、日本は日本なりの文化があり、アメリカではアメリカなりの文化があるからです。他の国であってもそうです。
その国の恩恵を受け、育った人はその国の人です。


また、血が濃いという俗説は誰かが自分のために情報操作をしているで可能性があります。
現在でも沢山起こっています。
今や国と国との情報戦です。

なぜ情報操作をするのか?そうしないと自分が食っていけないからです。
新聞やテレビ、特に政治関連ではかなりデタラメな嘘があります。学者であっても要注意です。

メディアは鵜呑みにしない方が良いです。
この俗説も政治上の策略なのかもしれません。
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