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ペースメーカーDDDによって心機能低下となることがあるようなのですがそれはどうしてですか??調べたのですがわかりませんでした。

A 回答 (1件)

近年、心機能障害の一因として心室同期不全が注目されています。


拡張型心筋症などの心筋障害例には高頻度で心室内伝導障害があり、特に左脚ブロックとなっているものを中心に左心室同期不全が生じてさらに心機能が低下します。
つまり、左脚ブロックでは右室-心室中隔より左室自由壁の収縮のタイミングが遅れ、自由壁が収縮する時点では心室中隔はすでに拡張して行くために左室全体としての有効な収縮が損なわれるようになってしまいます。
通常のペースメーカーは右心室の心尖部に挿入した電極から刺激をしますのでペーシングされて出る波型も左脚ブロックに似たものとなりやはり心室同期不全を生じます。元々左室の収縮異常がある場合などでは心不全が顕在化して問題となることがあります。
心室同期不全が注目されているのは左室自由壁側に電極を挿入して中隔側に遅れないように刺激をして同期不全を修正するペースメーカーを使う再同期療法が行われるようななったからです。

参考URL:http://www.medtronic.co.jp/crm/heartfailure_re-s …
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この回答へのお礼

大変参考になりました。
ありがとうございました!!!

お礼日時:2007/05/28 16:00

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