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士農工商制度なんですが、
お坊さん、力士、医者、猟師(漁師)、役者、飛脚、その他。。。
といった業種の方々の身分はどの部類に入るのでしょうか?

A 回答 (3件)

士農工商の下に置かれた人たちがいる事もご存じですよね。


  
  「以下、差別用語に係わる言葉も出てきますが、歴史の上での用語として
   理解して下さるようお願いいたします。」

士農工商に入らない人たちの多くは、それよりも低い身分とされました。
もちろん、士農工商外と言っても公家などは違いますが。
えた・と呼ばれる人たちです。
比較的制限、制約の多い農民町人にさえ許される事までも厳しく取り締まられていました。
浅草の弾左衛門や車善七はえた・を滑る役目をになっていましたが、その支配下に置かれたもの、置こうとしたものは歌舞伎役者、猿回し、座頭、渡守、髪結、
陰陽師、墨師、筆師・・・
一般に、町人の枠に入りきらないものを全て支配させていましたし、支配しようとしていました。
表現が曖昧なのは、幕府がコレとコレとコレを生業とする者は・・・ときちんと定めた訳ではないからです。
弾左衛門・車善七側がコレとコレとコレを生業とする者は自分の支配下に置くと
決めてしまったものもあるようです。
基本的に生産性の無い職業、いわばサービス業を町人よりも低い位置に置いたようです。
当然、反発も出てきます。
何度か諍いも起きたようです。
歌舞伎役者や座頭等は弾左衛門・車善七から逃れていった様です。
最下層の位置付けの業種から一般の町人に、そして今や伝統芸能にまで上り詰めたのですね。

ご指摘の「お坊さん、力士、医者、猟師(漁師)、役者、飛脚」それぞれが
どの位置づけかと事まで詳しくは存じませぬが、士農工商制度が厳しく四種の階層に分けられていたのではなく、曖昧な部分も多かった様です。

私自身の回答も曖昧なものですみません。
弾左衛門や車善七で検索したり図書館で調べると詳しい情報も入ると思います。
その中で弾左衛門や車善七が主張した支配下の業と争いの際に下された判断等の
史料も見つかると思います。
一度探して見てください。
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この回答へのお礼

詳しくお教え頂きありがとうございます。
大変参考になりました。

士農工商の下に置かれた人たちがいる事も知ってますが。この事を知ったのは大人になっただいぶ後のことでした。

教えない学校もあるのですね。

曖昧な部分も多かったと言う事なんですね。

お礼日時:2002/07/14 08:54

 今晩は。


 2番の方のおかげでかなり明らかになってきましたね。まさかここで弾左衛門が出てくるとは思ってもみませんでした。
 さて、私の家は東京湾の沿岸で海苔養殖をしていました。きょうだいの一人が海苔の歴史について調査をしていて、この件に関することも史料に載っているということを最近聞いています。
 それによると、同じ食料生産に関わっているにも拘らず、漁師は明らかに農家より下の地位にあったということです。漁師に対する文書などをみると、例えば同じような内容の請願に対して、農家と漁師でははっきりとした対応の差が存在するという話でした。  
 では具体的にどの辺かと言うと、多分「工」の一部だったのだろうと私は考えています。

 あまり役には立てませんが、この質問は面白いと思います。では。
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この回答へのお礼

つい最近、漫画のカムイ伝を読みまして
この様な疑問が生まれました。

差別はいけないことです。

ありがとうございました。

お礼日時:2002/07/14 08:56

確か坊主および神職(神主さん)は士農工商の身分制度の対象外だったかと思います(公家も同じく)。


力士は当時大名家のお抱えではなかったかと。どちらも確証はありませんが‥。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考になりました。

お礼日時:2002/07/14 08:50

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