アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

以前、追い越した列車が次の駅を通過するまで各駅は待つようにダイヤが決まっていると聞いておりました。そのため普段は例えば4分後発の列車は、遅れを取り戻すために3分後に出ることは無いと思います。新幹線でも、のぞみが次の駅を通過するまで、こだまは待つと思っております。これはその先行列車が立ち往生しても、追突しないための措置と解釈しています。また、一駅区間内の同じ線路に2本の列車を入れないという原則があるように思いますが、この考えは正しいでしょうか?

A 回答 (7件)

結論から言うと間違いです。


鉄道には「閉塞区間」というものが決められていて、基本はこの中に複数編成を入れないということです。
駅間距離が長ければ複数の閉塞区間があるので、先行列車が次の駅に着かなくても後続列車は発車できます。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございました。皆さんからの回答と併せ「閉塞区間」の意味が分かり、私の当初の説明が誤りであること分かりました。

お礼日時:2007/07/02 17:38

「一駅区間内」だと次の駅まで60キロもある区間のある新幹線は時速300キロで走っても12分発車できないことになってしまいますので、「一駅区間内」は誤りです。


実際には、「閉塞区間」といい、信号で区切っています。
一つ先の閉塞区間に電車がいれば赤信号、二つ先にいると黄色、三つ以上先だと青というのが基本です。よって、信号3つ分先行列車が進んだ時点で発車出来ます。閉塞区間は各路線の状況により異なりますが、新幹線だと3~4キロですし、通勤電車の路線だと300メートル~500メートルといったところです。よって通勤電車の走る路線は1キロくらい先行電車が走ると青信号になりますので、1分くらいで信号が青になります。
例えば、京浜急行の場合は駅によりますが、追い越す側の列車が発車して50秒で信号が青になる駅があると雑誌などで公表されています。

なお、昔の「汽車」の時代は運転本数も少なかったので一駅の間に一本でも問題なかったということで「閉塞区間」=「一駅区間」だったということです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございました。
”昔の「汽車」の時代は運転本数も少なかったので一駅の間に一本でも問題なかったということで「閉塞区間」=「一駅区間」”の説明でよく分かりました。

お礼日時:2007/07/02 17:42

信号と信号の間に2編成以上の列車を入れることが出来ないため、駅間には、閉塞信号を設けています。

都会など、運行列車が多い路線では、閉塞信号を多く設けて頻発するあの列車の運行を可能にしているということです。よって基本は、1閉塞以上通過列車と普通列車の間隔があけば、普通列車は発車することが出来ます。信号に制限が掛かることはありますが・・・。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございました。閉塞区間の設定により、ダイヤの高密度化が図られていること分かりました。

お礼日時:2007/07/02 17:49

単線区間なら、確かに(原則として)1駅間が1閉塞なので、駅間には


1列車しか入りませんね。ですので、単線区間なら、特急が次の駅を
通過するまで普通列車は発車できません。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

私も当初このように考えていましたが、皆さんのご意見を総合すると、次の駅まで信号が無ければ1駅間が1閉塞となりますが、信号があれば
その信号を通過すれば発車できると思います。

お礼日時:2007/07/02 17:54

特急や急行が発車してから、「信号が青になり次第発車します。

」というアナウンスを聞いたことがないでしょうか?私が使っている東海道線では横浜で特急の待ち合わせを行った後、普通列車は信号が変わり次第発車しています。そうしないと、次の戸塚到着まで10分も待つことになるのです。また、朝ラッシュの上り列車は3分に1本列車がくるのです。
つまり、少なくとも東海道線のような幹線では閉塞信号を使い、閉塞区間単位で運転を行っているので、あなたの考えが間違っていることになります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

”閉塞区間単位で運転を行っている”と皆さんのご意見と併せ、理解できました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/02 17:59

鉄道の信号は駅と駅の間にもあるのをご覧になったことはありませんか?


基本的には、この信号と信号の間に列車が2本入らないようにしています。この信号と信号の間を閉塞区間と言います。
新幹線は速度が速いため、線路際の信号機を確認するのが困難なため、車内に信号を表示するようになっていますが、通常の赤・黄・青ではなく、速度として表示しています。
従って、次の駅は関係なく、発車時刻に発車信号が赤でなければ出発します。
すなわち、発車時刻になってポイントが開通しており、次の閉塞区間に列車がいなければ発車するわけですね。
在来線で赤・黄・青の信号を用いている場合、次とその次の閉塞区間に列車がいなければ出発信号は青、次の閉塞区間にはいないがその次にいる場合は黄色信号での出発となります。
青のときは有名な「出発進行!」ですが、黄色の場合は「出発注意!」となります。出発注意は出発に注意するのではなく、出発信号が注意(黄色)であるという意味です。同様に出発信号が進行(青色)のときが出発進行ですね。
ちなみに、ここで言う「次の閉塞区間」は出発信号機とその次の信号機の間のことです。
また、閉塞区間に列車がいないというのは、その列車の最後尾がその閉塞区間を通過したことを言います。

ダイヤを組む場合は、各列車の各閉塞通過時刻を推定して出発時刻を決定します。
そのため、ダイヤが乱れた場合は追い越しが済んだ後に次の閉塞区間内にその追い越した列車が存在している場合には、発車時刻が過ぎても発車できないことがあります。
あまりに乱れた場合は、新幹線ですと司令所で判断して、通過待ちのこだま号を先行させるようなケースもあり、この時は司令所でポイントを切り替えて出発信号を出します。
ただし、この時走行中にポイントが切り替わらないように、ポイントの手前には列車がいるとポイントの切替ができない区間が設定されていて、その区間に通過すべき列車が停まっている時はこだま号を先に出すことができません。

単線の場合も基本的に交換可能な駅間が1閉塞となっています。ただし、対向列車の存在という複線とは違った面もありますので、信号制御は複線の場合と異なります。
また、出発時刻より早く出発することは法律で禁じられています。

ちなみに、現在ではこの閉塞の考えをやめて、前の列車位置を測定して「前の列車との距離」によって次の列車の速度や停止を決定すると言った信号システムの開発が進んでいます。言ってみれば、自動車の運転をする時に、前の車の位置を確認して速度を制御しているような感じですね。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

易しく詳しく説明いただきありがとうございます。信号機が駅と駅の間にあり、その間を閉塞区間と言うことと、信号機の赤・黄・青の意味もよく分かりました。

お礼日時:2007/07/02 18:09

こんばんは。

鉄道会社で乗務員をしております。

まず、
>一駅区間内の同じ線路に2本の列車を入れないという原則
これは、一駅ではなく、信号機と信号機との間になります。
専門的な用語で、閉塞「へいそく」といいます。

列車が追突しないようにするには、この信号機と信号機との間に他の列車を入れないようにするのが、単純であり最も間違いのない方法。
運転台に速度指示をだすATCでも、考え方は同じになります。

現代、さまざまな知恵があり、コンピューターがあれば、
・・・・・というご意見もあろうかとは思いますが、機械は壊れるものであり、コンピューターが正しい動作をしても、最終的に判断を下すのは人間であり、人間が誤ってコンピューターに情報を入力すれば、誤った情報になるもの。コンピューターは万能ではないのです。

そのため、現行の閉塞の考え方は、シンプルにして最も確実で安全な方法を思います。

ちなみに、
この追い抜きでの出発のタイミングですが、この閉塞の間隔で決まります。都市部の鉄道、たとえば京急の場合は閉塞がおおよそ500m位になります。この辺は駅間や、列車密度によって異なりますが。

先行の優等列車が出て、30秒で進路が開通します。
実際にあるのですが、上り京急川崎駅で、先行○○分10秒発車。後続は○○分50秒発車などあり、案内表示機には、

先発 特急 羽田空港 12:37
次発 普通 品川   12:37

・・・・となるケースもあります。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
一駅ではなく、信号機と信号機との間、専門的な用語で、閉塞「へいそく」との説明よく分かりました。また、特急と普通が同時刻発車の意味も分かりました。

お礼日時:2007/07/02 18:04

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!