プロが教えるわが家の防犯対策術!

昨日の京都線立ち往生のニュースを見ました。
列車が駅と駅の間で停止してしまい、復旧までに数時間を要するとします。鉄道会社は、停止した場所が(ある駅の場内区間などで)線路を歩けば15分以内で駅に行けるような箇所であっても、乗客を降ろさず車内に留めておくことをまず考えるのでしょうか?
私だったら(テレビの解説車も言ってましたが)そこまで近かったら、歩かせて駅まで案内する対応の準備すると思います。

質問者からの補足コメント

  • 皆さんありがとうございます。
    私は車内に残しておくほうがリスクが少ないのなら、やはりその対応のほうが良いとなる訳ですね。すいません、勉強になりました。
    ただ、世間ではマスコミがなぜもっと早く避難させないのかという報道が散見されます。多くの鉄道会社さんは「コイツら分かってないな。余計な事をいいやがって」と思っているんでしょうかね?西日本が謝罪会見をしていましたが、(乗客の安全を守るために車内でお過ごしいただいたのに・・)と、決して本意ではない部分もあるのでしょうか?

      補足日時:2023/01/26 08:41

A 回答 (10件)

こんにちは、No.6です。



>世間ではマスコミがなぜもっと早く避難させないのかという報道が散見されます。多くの鉄道会社さんは「コイツら分かってないな。余計な事をいいやがって」と思っているんでしょうかね?西日本が謝罪会見をしていましたが、(乗客の安全を守るために車内でお過ごしいただいたのに・・)と、決して本意ではない部分もあるのでしょうか?

JR西日本も落ち度はありましたから、謝罪する必要はありました。

▪️ポイント不転換なのに、CTCで遠隔操作をしてしまった。
本来は現場まで行って、雪を除ける。
駅扱いにして転轍機を適宜動かし、固まらないようにする。
ダイヤが乱れ始めたら運転整理を行い、転轍機は定位に鎖錠して必要最小限の転轍機しか動かさない。

▪️雪国や北海道と異なり、列車の運行本数が多く、複々線で扱う転轍機が多いのですから、転轍機の御守りなど間に合わない。早々に計画運休をしなければならなかった。(都市部の鉄道が降雪に弱い理由の一つ)
運転を見合わせる判断が遅すぎた。

▪️転轍機に付いている電気融雪器や下に取り付けるカンテラを使ったとしても、あれだけの降雪では追い付かない(雪国や北海道だと、関係する転轍機が少なく、列車本数も少ないので、雪かきする作業時間が確保できる。)。
電気融雪器やカンテラを点火するタイミングが遅かった。

その3点の落ち度はあるので、反省しなければなりませんでした。

上記の通りです。

つまり、正常運行なぞ望めない状態です。

また、降雪予報をさんざんテレビで流し、不要不急の外出自粛を言っていたにも関わらず、それでも外出しているのですから、「閉じ込められた」と非難するのはお門違いです。

また、臨機応変にATSなど保安装置を切ってなど、論外です。
線路に旅客を誘導する以上に危険です。一番やってはいけない判断です。

▪️降雪時、鉄道車両のブレーキ力は大幅に減少します。
つまり止まらない。対雪ブレーキ入れていても止まりません。アレは50キロパスカル程度にブレーキを掛けて(意図的にブレーキ不緩解にしている)、車輪とブレーキシューの間に雪を入れさせないようにしているだけです。

例えるならば、スケートリンクで滑っていて、エッジを立てずにピッタリ止めなさいと言っているようなモノです。
そのくらい降雪時は滑るモノです。

▪️時速20キロ以下でも大事故になります。
過去、連結作業失敗による事故がありました。
時速20キロで客車に突っ込んだ事故が。
https://ozayo1965.blog.fc2.com/blog-entry-2236.h …
画像観て分かる通りで、大変な事故です。

降雪時でブレーキ利かないのに、保安装置切って列車を動かす。
信号機が停止現示ならば、その先の転轍機は先端軌条が密着できていない場合もあります。
つまり、そのまま行かせれば脱線する危険があります。
保安装置を入れていれば止まれますが、切っていたら動けます。

マスコミも、周りの素人も、想像力が足りないから、
簡単に、
▪️さっさと線路に下ろして避難させる。
▪️保安装置切ってでも列車を動かす。

…………と仰います。

ソレがどれだけ恐い事なのか、容易に想像出来るかと思います。
旅客を線路に下ろして避難させる事よりも危険なのです。

従って、こういう天気の時は、不要不急の外出はしない。
ここに尽きます。
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私もそれ、前から不思議に思っていて、線路に下すのは危険だと言うなら、いざとなったら、ATSを切って、路面電車のように有視界での続行運転で駅まで運ぶということができないんですかね。

時速20km以下に限定すれば大事故にはつながらないと思うんですが、システム上不可能になっているのでしょうか。
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過去に、三河島事故というのがあり、複線区間では、当該区間の列車の運行が完全に抑止の確認が取れない限り、原則として降ろさないことになっています。


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%B2%B3 …
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線路を歩かせるのは最後の最後の手段です。



列車から降りた数百人の客が誰一人欠けることなく線路外に待避したことを点検しなければいけません。その作業を運転士と車掌の2人だけで行うことは困難です。
だから客を降ろさないという判断はごくごく常識的な判断であると考えます。だいたい、夜間、風雪の中に下ろすくらいなら暖かい車内にいていただいたほうがマシというものですね。
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こんばんは。



会社によっても異なるかと思いますが、運転再開までに長時間掛かってしまうことが予見出来る場合は、線路に下ろして旅客を誘導する段取りを組みますが、基本的には車内に留まる形となります。

【理由】
▪️周囲の列車の完全な停止を確認できないと、線路に下ろした旅客を轢いてしまう。つまり危険であるから。
▪️首都圏や京阪神で複々線など複数の線路があるような区間は、当然ですが走行する列車本数も多い。停止確認を取るのも時間が必要。
▪️線路に下ろすにせよ、前面貫通扉や側面のドアに梯子をかけての誘導なので、1人づつの誘導に。1列車に500人や1,000人、朝の山手線だと3,000人は乗っている状態なので時間が掛かってしまう。つまり1時間程度では列車からの退避は完了できない。
▪️1,000人単位の誘導ですから、よほどの運転見合わせでないと線路に下ろす判断は下せない。1時間程度でしたら、そのまま車内に留めて運転再開まで待ってもらった方が安全で迅速な運転再開が出来る。
▪️当たり前ですから安全が第一です。線路に下ろした以上、全旅客が線路から出たことを確認出来なければ運転再開は出来ない。従って「線路に旅客を誘導する」という判断は、本当に最終的なモノである。
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安全第一なので、乗客に不便をかけても安全が最優先なのでしょう。

歩かせて駅まで案内し、それで乗客が事故なりケガなりをすると、世間から安全無視と騒がれて鉄道会社が非難されることは間違いありません。
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上からの指示がなければ現場の人の勝手な判断では動けないんだよ。



責めるんなら運転のやり方も知らない上の人間に直接言いなよ!
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線路の上を歩かせるのは高圧電流などが有り危険です。

山科京都間は高架でトンネルが有るので降りられません。平地を走ってないから雪の降りしきる中(17時から1時間で10㎝積もる吹き降りです)寒さを防ぎトイレなどのある車内が安全です。
地の利を知らない人が勝手な想像されても困ります
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何もかもマニュアル化してしまって、現場では何一つ対応できない。

すべて本社指令の指示を仰ぎ、本社では幹部が「一番損害の少ないと思われる」対応を指示する。乗客の健康なんて2の次、そのうち誰も信用せんわ、こんな会社。
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>乗客を降ろさず車内に留めておくことをまず考えるのでしょうか?


そうです。
安全第一ですので、
外を歩かれると、足元も悪い、倒れる危険性が高い、
今回のケースでは、歩いてる最中に倒れたり、足ケガなんかしたら、
救助できません。マジで命に関わります。

>歩かせて駅まで案内する対応の準備する
そんな簡単にできないんですよ。
老若男女、みんなが普通に歩いて、行けると思いますか?
何かあったら、鉄道会社のせいになるんですよ?
全員を見てられますか?
無理なんですよ。
どれだけ危険な状況かってのが、わかってないと
そんなことが軽く言えるんです。
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