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こちらの質問、回答を拝見していると、
うつやその他の精神的疾患や症状で、「心療内科を受診した方がいいでしょうか?」或いは「一度心療内科で診てもらうことをお勧めします」という言い方が目立つような気がします。
何故「精神科」といわないのか疑問に感じていました。
私も過去総合病院の「心療内科」に通っていましたが、
そこでは「精神科」という呼び名に抵抗のある人が多いので内容は精神科で、医師も精神科医だが敢えて「心療内科」という名称にしているとドクターに聞きました。都内のある大きな病院でも同様のことを言われました。
皆さんもそんなこと百も承知で敢えて「精神科」といわず「心療内科」と言っているのでしょうか?
つまり先の言い方で言えば「精神科に相談すべきでしょうか?」
「精神科の受診をお勧めします」のつもりで仰っているのか、

それとも心療内科と精神科は本来同じものだと思われているのでしょうか?
ちなみに私が行った東邦医大には「心療内科」と「精神科」のふたつの科が別れています。当然やることは同じではありません。

ふとした疑問ですがお答え頂ければ幸いです。

http://www3.kmu.ac.jp/psm/Sinryounaikatowa/sinry …

A 回答 (3件)

おっしゃる通り、精神科と心療内科は別物です。

治療範囲も違いますし、出せる薬の種類も量も違います。(心療内科では本格的な精神科の薬は出せないこともありますし、量にも限度があることがあります) なお、精神科の婉曲表現は「神経科」です。しかし「神経科」は正式名称ではありません。あくまで患者さんの気持ちに配慮した上での名称だったはずです。

ただし、患者レベルでの話はまた違います。ここで「心療内科」という言い方が目立つのは、一言で言って、まだまだ世間に「精神科」というものへのある種の偏見・抵抗があるからだと思います。自分はどこか変だと気付いていても、「精神科に行くような自分」を最初から積極的に認めようと言う人はあまりいないでしょう。だから、「心療内科に行った方がいいでしょうか?」と質問するのでしょう。また、病院へ行った方がいいと思う質問者の方に「精神科に行ってはどうでしょうか?」と言ってしまうと、あまりにもダイレクト過ぎてかえって反発をまねき、よい結果にならないこともあります。そういった事情から、「心療内科」という言い方で通院を促したりするのだと思います。少なくとも心療内科につながれば、そこから精神科へつなげることも可能になりますから。心療内科に初診で来る患者さんには、明らかに精神科領域の疾患の方も少なくないそうです。でも、心療内科の医師はそういうケースに慣れていますし、精神科の医師との連携も取っていることが多いですから、その患者さんにとって最善の治療の道を考え、必要に応じて精神科への紹介状を書いたりするようです。
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この回答へのお礼

私自身の経験では、自分は「心療内科」なんてところではなく、
明らかに精神科だろうと思い、半信半疑で心療内科に行きましたが、
実際心療内科の医師のほとんどが精神科医なのですから、
同じことかもしれませんね。
丁寧なお答えありがとうございました。

お礼日時:2007/07/12 22:25

基本的に同じと思います。

心療内科のほうが響きが柔らかいというイメージが一般的にあるからでしょう。
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この回答へのお礼

お答えありがとうございました。

お礼日時:2007/07/12 22:18

厚労省は5月21日、現在、医療機関が標榜できる38の医科診療科名について、「基本的な領域に関する診療科名」として内科、外科など20程度に削減する素案を医道審議会診療科名標榜部会に提示しました。


心療内科、神経科といったものも本来の精神科に戻るかもしれません。
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この回答へのお礼

そうですか。
知りませんでした。
情報、どうもありがとうございました。

お礼日時:2007/07/12 22:20

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