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ベントナイトは膨張性があるようですが、いったいどのような物質がそのような働きをするのでしょうか。

A 回答 (1件)

 厳密に言うと複雑なので概略だけお話します。

ベントナイトの主成分はモンモリロナイトという粘土鉱物です。

 モンモリロナイトは、ケイ酸-アルミナ-ケイ酸という3層でできた非常に薄い板状のものが積み重なってできています。この板は負に帯電しているので積み重ねると反発してしまいます。そこで、板の間に陽イオン(Na+・K+・Ca2+・Mg2+)があって、板の電荷を中和して板をくっつける役目をしています。

 そこに水がやってくると、板の間にある陽イオンに水分子がくっつきます。もし陽イオンが板どうしをくっつける力が強ければ、水が入る余地はないのですが、水が陽イオンにくっつこうとする力の方が相対的に強いので、陽イオンのまわりに水分子がとりついてしまい、その分板の間が広くなります。これが膨潤です。(参考URLに図が載っていますので、是非見て下さい。)

 膨潤の度合いは間に入っている陽イオンの組成によって、かわりますので、どこのベントナイトかで膨潤できる大きさが異なります。

参考URL:http://www.hojun.co.jp/54_bou_bentonite.html,htt …
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この回答へのお礼

大変詳しく教えていただきありがとうございました。

お礼日時:2007/07/21 20:46

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