この人頭いいなと思ったエピソード

アルバム「レットイットビー」と「レットイットビー...ネイキッド」の違いは何でしょうか?
曲目が違うのは分かるのですが、どういうコンセプトでネイキッドを作ったのでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

「Let It Be」に収録されている曲を録音した当時は、メンバー間の関係が最悪になっており、


関係改善を図ろうとポールの発案で、バンドとしての原点回帰の意味でセッション形式で曲作りを行ったのですが、
結局関係は悪くなる一方で、膨大な未編集テープを残したままビートルズは解散してしまいます。

その後、当時売れっ子プロデューサーだったフィル・スペクターの手によって
アルバム「Let It Be」として発売される訳ですが、それまでのジョージ・マーティンによる
一連のビートルズ作品と明らかに趣きの違う作品になってしまいました。
ファンの間でも賛否の分かれる作品となったのですが、メンバーにとってもそれは言えて
特にポールは常に不満な意見を述べてきました。
(ジョンやジョージは評価していたようですが)

以上のような背景を元に、本来の目的であるセッションでの生々しさを再現するために「Let It Be Naked」が作られました。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AC%E3%83%83% …
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この回答へのお礼

すごく参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/20 00:09

 アルバムのモチーフである「GET BACK」という言葉に対する解釈の行き違いがあったのだと思います。


 未編集のテープを託されたフィル・スペクターは、ポールの意図を‘ビートルズ’としてのバンドの原点回帰と解釈して、曲の合間に会話を挿入することで4人が建設的に話し合いながらアルバムを作り上げているような演出をしたわけですが、ポールの本当の意図は‘4人のロックンロールバンド’としての原点回帰にあったので、会話を取り除きシンプルな本来のアレンジに戻した(=NAKED)わけです。
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この回答へのお礼

NAKEDとはそういう意味なのですね。
ゲットバックの解釈など興味深いものでした。
ありがとうございます。

お礼日時:2007/08/20 00:13

プロデューサーのフィル・スペクターのやりすぎの音作りから、


本来、スタジオで収録した音への回帰を目指したものです。
下記サイトを参考に!


http://www.jbook.co.jp/p/p.aspx/2318616/s

フィル・スペクターのオーヴァー・プロデュースと評価されている現在の盤から、録音当時にメンバーたちが意図した「ライブ・パフォーマンスに立ち戻る作品」というコンセプトを基に、忠実にサウンドを復元!ファンならずとも全人類必携の作品!

●ポール・マッカートニー(61)
「スタジオで僕らが演奏していた音とまったく同じサウンドだよ。今、君もそこにいるんだよ」
●リンゴ・スター(63)
「初めてこの音を聞いた時は本当に興奮したよ。ザ・ビートルズにいたあの時に引き戻されたんだ」
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この回答へのお礼

ネイキッドの方がよさそうですね。
でも片方にしか入ってない曲があるので両方買おうかと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/20 00:08

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