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海の近くで家の新築を考えてます。
そこで住宅に使用される金属はいろいろありますが
土台水切や屋根の水切りに使用されるガルバリウム鋼板は
錆ないんでしょうか?ステンレスに変更したほうがいいでしょうか?

A 回答 (4件)

ガルバニュウム 、ガルバリウム、ガリバニュウム と読み方、呼び方が


色々と有りますが 簡単には ”GL鋼板 ”と呼ばれる鋼板素材です。
母材(主体となる素材)は ”鉄 ”ですので 当然経年変化で ”錆 ”が
発生します。
錆を防ぐために表面を メッキしますが・・・
亜鉛メッキを施した物(所謂トタン)が主流だったのですが
 アメリカで開発された ”亜鉛とアルミ ”を適度な割合で混ぜて
 メッキする方法が開発されました。
日本では平成4年頃(役15年前)に 関西の製鋼製板メーカーであった
大同製板(後に東京の 大洋製鋼合併して 現在は日鉄鋼板株式会と会
社名が変わってます。当初は ”ガリバニュウム ”と呼ばれてました。
このメッキ層は層に出来た 小さな傷を ”自己修復 ”する性質があり
ますので 従来の亜鉛メッキよりも傷、錆に強く同じ厚さのメッキ層な
ら約6倍以上の強さが有ると云われてます。
 
尚、各製鋼メーカーから GT鋼板 とか ガルスター ガルタイト
等々の商品が出てますが 亜鉛とアルミの配合率が 微妙に異なるので
物性が多少特徴がありますが 建築用の素材として影響はあまり有りま
せん。
 
鉄板母材の表面は ”亜鉛・アルミメッキ層 ”で覆われますが・・・
 切り口は 母材の 鉄が 露出されてますので ここでの錆は糸状に多少
出ますがそれ以上に広がりませんので 使用には差し支え有りませ
 ん。一切の錆を認めたく無いなら ステンレスでも 高品質の物を選ぶ
 (多分市販されて無くオーダー品となり 高価になります)事となり
納期も掛かりますので 時間的な余裕も考えないとなりません。

私は 発売当初(約15年前)より GL鋼板を使ってます。
日本海の潮風のきつい場所(丹後半島 間人 等々方面)での実績も
有ります。中には ”無塗装板 ”で施工した現場もあります。
結果・・・素材自体には満足してますが・・・表面処理(塗装層)には
不満が残ってます、が、改良された物も出て約10年経過して 何とか 
成熟した素材になって来たと感じてます。

海岸近くなら フロン系塗装を施しGL鋼板(ガルバリウム鋼板)を
使われるのが善いと思います。ステンレス鋼板は 錆びないのですが
錆びないことが不具合となることも有ります。
 極端ですが 普通の釘を材木に打ち込むと 適当に錆びて 釘が抜けな
 くなりますが ステンレス釘では 錆びない為に 材木が乾燥収縮した
後に 簡単に釘が抜ける事もあるのです。
 錆びすぎても 錆びなくても 困るのです。そこで ”亜鉛溶融メッキ
 ”等で 錆びにくい 釘を使ってます。
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錆びるさびないを論じるなら、その前に定期的に清掃やタッチアップなどを考えたほうがいいかと思います。

まあ、ガルバといえど、切断して鍍金するわけではないので、エッジから錆びが出ることはよくあります。ステンももらい錆などで、外観が永遠に美しくということはありえません。ましてや、塩害地域ですから。どうしてもノーメンテ(に近い)ものがご所望なら、チタンあたりはどうでしょう。
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http://www.murae.co.jp/katarogu/metal/gl.htm

http://www.nisshin-steel.co.jp/nisshin-steel/new …
どんな物でもメンテは必要なので
早めの対応を心がければ何年でも
快適です
水切りが錆びて・・・・とかメーカーも馬鹿じゃないから
メーカーの物がいいでしょう。
施工の段階のほうが心配ですわね。
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ガルバは鉄板に亜鉛メッキしているものですから亜鉛が腐食して鉄が露出した場合鉄の腐食が始まります。


塩害地区でしたら腐食に関してもよくプランニングされた方がいいですね。よく腐食しないからと言ってステンレスのねじをガルバに打つ業者さんがいますが鉄の方が異種金属接触腐食というのを起こして腐ってきます。(我が家の雨どいには見事にステンねじが使われています)

防食は難しい技術です。業者もよく分かっていないことが大半です。
とりあえず異種金属の接触を防ぎ外気との接触を防ぐのが一番です。
ガルバもメーカー曰く高耐久力らしいのでステンビスを打ったりしない限りはメーカーが言う耐久年数に近い月日の間使用できると思います。
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