アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

最近はあまり報道されなくなりましたが、原発は危ない、早く廃止せよと抗議運動する団体がありますよね?

大体が環境保全とか市民運動家を自称する団体が多いように思います。

広島・長崎の原爆投下があったので、いわゆる核アレルギーが日本人には強いように思います。

ところで今の日本では原発による発電量が大体50% 近くなっていると聞いているのですが、それでは原発を全て廃止した場合、その不足分はどうして確保するのか、原発反対論者の意見を教えて下さい。

素人の考えですが、火力発電は地球温暖化防止の観点からこれこそ早期廃止しなければいけません。 大気汚染の元凶にもなりますからね。 従って火力は真っ先にボツ。

水力発電はご承知のように自然破壊が著しい。 既にあるものは仕方ないとしても新規建設なんてとんでもない。 従って水力もボツ。

では新しいエネルギー源として論議されている風力発電? 風が無い時はどうするのか? 発電量が急変したり停電しても構わないという人以外にはこんな不確かなものに依存は出来ない。 従って風力もボツ。

地熱発電? 場所が限られるし実用化には?マーク。

潮力発電? 日本は海に囲まれているのでこれが最適なように思いますが、どうなんでしょう、現実的かつ安定したエネルギー源としては何か問題ありそうな感じがしています。

となると中東に依存しなくてもいいし、地球温暖化防止に貢献できる安定したエネルギー源としては、いくら考えても原子力しか選択肢はないように思うのですが ・・

原発反対論者のお考えを教えて下さい。

なお、「原発は廃止し、火力や風力など上に挙げたような方法をバランスよく選択するのが一番良い」 という考えは、どれを取っても自然破壊につながるし、また安定性に欠けるという欠点があるので、現実的ではないし間違っているように思います。

何となく 「そんな事知るか、要は原発さえ廃止できれば自分たちは満足なんだ」 というような無責任な主張に聞こえて仕方ないのですが ・・

A 回答 (7件)

私は原発自体には反対しない、


むしろ開発のために原発は必要だという意味で賛成します。
ただし原発以外の発電方式が排除できるとは考えませんし、
重要なのは対話によって対立を緩和していくことだと考えております。
いい加減なものですが、反対の方で言ってみます。

火力発電は、将来は有望ではないにせよ現状では欠かせざるメインであり、(1)排出ガスのコントロール(2)石油から石炭・天然ガス・バイオマスの使用、といった改良の余地はあります。

地熱発電は、開発のリスクがありますが、稼動すれば安定した電力を供給できます。日本に豊富なエネルギーであり、輸入に頼る必要がありません。

太陽発電は、現在ではコストが厳しい部分もありますが、(1)自家発電による送電ロスコストの相殺(2)技術革新の継続によるコスト低下(3)原油高による相対的な採算性向上、といった面が期待されているはずです。
課題は風力発電と同じく貯蔵であり、電池コストが高いため供給の安定性を保つのが難しいです。ただ水素燃料などの形で余剰電力を蓄える手段もあります。

色々な発電方式の研究が平行して進められていますが、長所も短所もあります。いずれかがイノベーションに成功すれば、将来は有望になってくるかもしれないと考えております。

原発反対論について
(a)放射能と放射線の混同
(b)黒鉛炉と軽水炉の同一視
(c)原発と核兵器の同一視
などについては容易に反論のしようがあります。感情的な批判も多いでしょう。しかしこういった俗流の解釈はどのような政治運動にもつきものです。末端の活動家がどこかで妙な発言をしたとしても、その主張の論旨が誤りであることを証明するわけではありません。
(d)海水ウランの是非
(e)原発コストの計算
(f)安全性の基準
(g)放射性廃棄物の処理
は、煽られている所もあるとは思いますが、議論による合意が十分に形成できた印象がありません(私の無知もあるでしょう)。
さらに、原発は、強い反対それ自体が重大な欠点になっています。もし管理の不十分な途上国で事故が起こって、それがショックで世界中の人が一斉に原発反対運動を起こすかもしれないとしたら、それ自体がリスクにならないでしょうか。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

有難うございました。
考えれば考えるほど難しいですね。
原発賛成派にも安全性やコスト面で説得力が今一歩、また反対派にしても原発に代わるエネルギー源をすぐに提示できない ・・ このような印象を受けました。
全くの素人なんですが、政府がその気になって各家庭の屋根にソーラーパネルを格安で取り付ける法案でも通してもらえれば、貯蔵は難しくても、少なくとも夏にエアコンをバンバン使っても日本全体の電力需要の減少、ひいては原発の数削減に貢献できるように思うし、また我々も電気代の節約に繋がるように思うのですが、政府にそんな気はないでしょうね。

お礼日時:2007/09/04 14:41

#5として前回提起した根本的な原子力発電の行き止まり問題については、他の回答の中でも解決策を提示できた方がいない様ですが・・。



地球温暖化の問題に関わっている人間として言わせて貰えば、温暖化防止ついては二酸化炭素以外の温暖化ガス抑制も考えて、温暖化防止効果を考えなければいけません。また二酸化炭素抑制についても、ウエル(原油)・トウ・ホイール(車輪=車)と言う考え方で、使用現場だけでなくその関連設備の製造から廃棄に到るまでの数値的優位性を考える必要があります。
火力発電を目の敵にされていますが、とんでもなく遠い原子力発電所で税金ばら撒き補助により不要な「箱物(体育館?)」を建て、さらにそこから蓄電ダムを途中に建設してまで定期的な発電・送電を行ない、20年後に巨額な再投資・エネルギー再消費を行なう事などについても検討した場合、「切り替え」が有効かどうかは極めて疑問ではあります。

また家庭生活を念頭に現状の電力消費は維持されなければならないとお考えのようですが、輸送部門を除く日本における産業界の現場においては、極めて先進的な省エネが進められており、前述の送電が殆ど無く排熱を有効利用できるコージェネが進み、その分野での省電力により発電能力は余りつつあります。
コスト転嫁が公的に認められている電力会社は、余りそうな電力を「オール電化」の推進によってカバー(沢山消費させる)しようと宣伝していますが、そういった姿勢こそ問題であると思いますし、その論にのって「温暖化対策」を求めるのは本末転倒であると考えます。
油田で火が出ているのは、より温室効果が高いメタンを二酸化炭素に変えるために行なっているのですが、温暖化対策は視覚的イメージでなく、数字を元に行なわれるべきと考えます。
個人的には産業界で稼いだ削減分を、家庭用コージェネ発電によって更に上乗せした上で、個々人が節電を図っていく事、それを公的に補助等で進めていく(若しくはそうでないものへの課税強化)が有効であると考えています。
そうなった場合には、電力会社は困るでしょうが・・。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

再度のお答え、有難うございました。
全くの素人なんですが、個人レベルで電力消費量の削減に貢献できるとしたら、やはり家屋の屋根にソーラーパネルと取り付けて、少なくともその家庭の電力の大半をそれで補うようにすれば、かなり電力消費量の削減効果が期待できると思うのですが、聞けばこのソーラーパネルって平均的な一戸建ての屋根面積でも数百万もするとか。
これが税金による補助制度を確立して、個人負担がせめて数十万程度で設置できるようになれば、私たちとしても電気代を気にせず文化生活を享受できるように思うし、ひいては原発の数自体を削減できるように思うのですが、政府にその考えはないでしょうね。

お礼日時:2007/09/04 14:51

議論する場では無いのですが、質問に付随する私見を述べられている分、基本的な反対論自体の論点が述べられないようになっています。


つまり官僚の腐敗は許せないという論に対して、「どのようにして官僚のモチベーションを維持するか」がなければ主張するなと問うている様なものです。
そもそも原発の反対論は、当初提示されていた核融合の実現という、生産される放射性物質の解決策の実現性が乏しいところに大きく因っています。電力会社がその問題について、「皆で考えなければいけない問題」と言って、電気料金に跳ね返るコマーシャル料を払っていますが、その問題の解決策を提示せずに原発推進に向かう事も、問題を先送りするだけの無責任な態度と思います。
さらに安全性論議に関しても、柏崎開発時に反対側が現場工事に潜入して撮影された写真をもって、活断層存在の疑いを挟まれたのにも拘らず、そのままの設計で建設を強行した電力会社側が、責任ある対応をしていたとはトテモ思えません。
一方側にのみ完全な回答を求めるのは不平等ですが、両者の影響力・情報力の桁違いの場合には、弱者側が質問・抗議のみを行なう事を一概に責める事は出来ないと思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

有難うございました。
どうも質問の仕方は良くなかったようです。
実は私も原発なんて危ないし、早く廃止になればいいのにと思っているのですが、ではその不足分は? と考えた時、答えを未だ聞いていない事に気付きました。
何となく代案無しで反対だけをするののは、昔の社会党と同じで、責任ある主張とは考えられないように思うわけです。

まず確実に言える事は第一は今の日本を支える電力供給は何がなんでも維持しなければいけない状態にあるという事です。 もはや50年前の社会に戻る事は出来ませんからね。
第二に現状では原発に代わるものとしてすぐに考えられる火力や水力発電は環境破壊に直結するため、これこそ一刻も早く廃止すべきだと考えます。 この夏の異常気象を考えるまでもなく地球温暖化は予想以上のスピードで進んでいるように思います。
第三に、そうはと言って極めて安定性に欠ける風力発電に日本全体の電力を供給するだけの容量・能力があるかとなれば、? マークをつけるしかありません。
地熱や潮力なども実現化した国は少ないように思います。
原発に反対される方に不足しているのはこの点でしょうね。 じゃ、どうするの? という問いにキチッと答えられていないため、何となく一般市民にその主張が届かないように思えて仕方ありません。
例えは変ですが、まだ米軍基地の反対運動をする団体の方が説得力があるように感じます。 話を聞くと一応彼らなりにアメリカから距離を置く事を真剣に考えているように感じています。 すなわち、賛成か反対かは別としても彼らなりに自立した日本を考えているようです。

お礼日時:2007/09/03 15:57

反対というよりは漸減論者ですが…


 通常世界のどの地域でも原発は大地震の可能性がまずない立地に建設されます。もしもの時の極大のリスクを考えれば当然の判断でしょう。比べるに日本では絶対に大地震が起こらない地域というのは殆ど存在しません。
 また人為的ミスも見逃せません。先の柏崎原発の醜態はそもそも震度6程度の揺れまでの想定しかなされていない政府の耐震基準が原因と聞きました。だからといって今すぐに日本中の原発を建て直すわけにも行きません。この時点で日本政府は原発が起こしうる人為的ミスのリスクに対応しきれていないのです。今から全ての原発の耐震補強が終了するまでの期間の安全を政府が保証できないのに誰が保証できるのでしょうか?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

有難うございました。
たしかに今の日本の原発は極めてヒヤヒヤの状態が続いているように思います。 詳しくは知らないのですが、メディアの報道でも難問は全て先送りの状態になっているとか。
でも、そうは言っても代案があるの? という問いに答えは未だ聞いた事がありません。
私も原発なんて早く廃止すればいいのにと思っても、それではどうやって? と自問自答してしまいます。

お礼日時:2007/09/03 15:39

原子力発電が嫌われるのは、単に核爆弾が落とされただけではないのです。



原子力発電の問題点を隠す体質もあるし、核融合時の制御が今の技術で可能なのか、疑問な点も多いのです。
また、地震が発生し原子炉が破壊して放射能が漏れた場合に、
その放射能汚染がどれぐらいに広まるのか、そのことが未知数なのです。

また、原子力発電所をこれ以上作っても、電力需要が伸びるのか非常に疑問があります。
なぜなら、工場については海外に移転を勧めていますし、人口も減少していくし、
電気を消費しないタイプの家電商品が普及し増えています。
また、日本に残っている工場でも、自分たちで発電する設備を有する工場が増えているのです。
要するに、電力会社に対して、電気を売る時代に移行しているのです。

そして、自分の家で発電する太陽光発電や、現在の火力発電よりも高効率な家庭用燃料電池による発電もあります。

ですから、絶対に原子力発電でないと今後の生活は成り立たないとは言えないのです。

それに、原子力発電所の設置計画については、30年以上前の事業計画に基づいているので、
本当に必要なのか、非常に疑問があります。

その上、原子力発電所を作ろうとしても、耐震性の向上ということで、設計が見直されて、
新規の着工時期がずれているのです。

それであれば、火力発電所の方が、トラブル時の制御は容易ですし、被害の拡大についても、原発ほどではないです。

原発はクリーンだと宣伝しているようですが、
発電所を作る段階での工事車両の排ガスは考慮に入れているのでしょうか?
また、原子炉が廃炉になった場合の処理をどうするのかの技術が確立しているのか疑問です。
今の原子力発電所もやがては、廃炉ということで処理しなければいけない時期が来ます。

廃炉となったときに、その土地には、人間は数百年から数万年過ぎてからでないと、住めないのです。
同時に、発電段階で発生した放射能を帯びた「放射性廃棄物」の処理についても、
その処分方法や処分地さえ決まっていないのに、原子力発電が不可欠とは言えないのです。

いろいろと方々に作ったが、後の処理をどうするのか、そのことを考えると、
軽々しく原子力発電所をふやせとは言えないです。

また、核燃料の再処理工場も操業してますが、操業して作った核燃料(プルトニウム)をどこで使用するのか、
今の原子力発電所で作ったプルトニウムを今ある原子力発電所で混ぜて燃やすと言うが果たして安全なのか、
今の原発は、プルトニウムが入ってないある程度出力の低い核燃料で動くことを前提に作っているので
万が一、核融合が設計以上に進んだときに、制御できるものなのか非常に疑問です。

このように考えてみると、原子力発電も環境を破壊する可能性が十分にある発電所なのです。
反原発運動を攻撃するのは、簡単なことですが、原子力発電の負の部分にも目を向けてほしいものです。

作った以上は、作った者が最後まで処理するのが筋ですが、それが原子力発電の場合には、出来るのか疑問です。

今ある技術は、原子力を使って発電することは出来るのですが、
その過程や周辺で発生する負の副産物を処理する技術は無いから、反対しているのです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

有難うございました。
そうですねえ、私も原子力が完全無欠なエネルギー源なんて思ってもいませんし、事故が発生した時の被害の甚大さ、廃棄物の処理等々、深刻な問題が未解決のまま原発建設が行なわれているように思います。
原発がある地域の住民の皆さんは本当に心配が絶えないでしょうね。 おまけにほんの軽微な事故でも何かあればすぐにメディアが危ない、危ないと必要以上に騒ぎ立てるため、いわゆる風評被害をまともに受ける立場にあるように思います。
でも原発も火力も、おまけに水力も全て閉鎖されたとして、一体今の日本の電力需要をどうやって賄っていくのか、残念ながら具体策は未だ聞こえてきません。
我々一般国民が原発を何となく許容してしまっているのはそのせいでしょうね。 もう50年前の世界に戻る事も出来なくなっているし ・・

お礼日時:2007/09/03 15:27

人間はバカじゃないんですから、



既得権益まみれの原子力技術を禁じ手にすれば、
こぞって新エネルギー研究が進み、より安全な発電方法を発明出来る
と思いますよ。絶対に!

ちなみに「NaS電池」って知ってます?
    • good
    • 0
この回答へのお礼

有難うございました。
なるほど人間が本気になって新エネルギー源を研究すれば原子力に変わるものが必ず開発されるというご意見ですね。

お礼日時:2007/09/03 15:17

人によるかもしれません。



欧州ではいくつかの国で廃止もしくは減少、新規建造中止に踏み切った国もありますね。

http://www.jbic.de/contents3/doc/jbic_c3060224.pdf
http://www.koubunken.co.jp/0175/0172.html
http://www.iae.or.jp/energyinfo/energydata/data5 …

たとえば天然ガス(CO2排出量が"少ない")、バイオ燃料など。
もしくは、もともとの使用量を減らそうという所かな。

極論をいうなら、人間が生きているだけで自然破壊は避けられませんから、それなら人類滅亡しろってことにつながりかねません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

有難うございました。
ご紹介のサイトを拝見しました。
やはり欧州各国でも頭痛の種になっているようですね。 「原発廃止」 と威勢よくぶち上げても、では不足分はどうするの? という問いにキチッと答えている国はひとつもないように感じました。
逆に原発依存度を82% にまで上げたフランス政府の勇断には驚きましたが、安全性を考えるとヒヤヒヤの状態がこの先続くのでしょうね。
それと私も核エネルギーなんて可能ならば使用せず、安全で自然にやさしく、それに政治問題に左右される事もヘッジファンドに振り回される事もなく安定したエネルギーが発見あるいは開発されたのなら、真っ先に原発反対運動の先頭に立ちたいと思います。

お礼日時:2007/09/03 15:14

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!