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はじめまして。今年東京大学理科二類に入学した者です。

僕は理系ですが経済にも興味があり、これから一か月ある休みを利用して経済学を独学してみようと思っています。

そこでマンキュー経済学が初心者でも読みやすいそうなので読もうと思っているんですが、ミクロ編とマクロ編に分かれていて、どちらもかなり分厚くて(笑)勉強できる時間を考えると、とりあえずどっちかに絞ろうと思っています。

・どちらから学んだ方がいいですか?
・こちらをやってからでないと、あちらは分からないっていうのはありますか?

教えていただけたらうれしいです。

A 回答 (5件)

>マンキュー経済学が初心者でも読みやすいそうなので



マクロを勉強されるなら、お勧めのテキストです。
経済の論文雑誌(Economic Literature)などに教科書の評価が載る事があるのですが、高く評価されていたと思います。
以前、理系の方にいくつかマクロの教科書を推薦してくれと言われて、いくつか推薦したところ、最終的にマンキューにしたといわれたのを思い出しました。

※比較優位の理論は国際貿易の理論ですから、ミクロの理論です。
国際経済を全部マクロに分類した教科書を知りません。普通、国際金融をマクロ、国際貿易をミクロに分類してあるはずです。
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小生も工学系の学部を卒業しましたが、マクロ経済学のほうがおもしろいと思います。

ミクロ経済学は、企業行動や消費者行動、独占といったテーマを対象としますが、マクロ経済学は、一国の経済活動や国際経済が主題ですので、新聞等で報道されている経済記事を読む上での基礎となります。国際経済では、比較優位の理論といった理系の人にもあっと驚く理論があります。アインシュタインがサミュエルソンだったかに、「経済学で自明でない定理があるか」と尋ねたときに、しばらく考えて、「比較優位の理論がある」と答えたとのことです。

また、石油等が高騰した場合、日本の経済がインフレにならないようにするのはどうしたらよいかいった現実的な問題への対処も課題となります。

1ヶ月もあるのならば、マクロ、ミクロの本を借りて、ざっと目をとして、自分の興味のある方を精読すればいいのではないでしょうか。
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理科二類の方なら、数学的な厳密性に優れたミクロ経済学の方が簡単に感じられるはずなので、#2さんとは異なる理由ながら、ミクロ経済学を勉強される事をお勧めします。



経済学らしい思考はマクロ経済学の方があるし、ミクロ経済学は、国際貿易や不完全競争など多岐にわたり、範囲はマクロと比較して特に狭くありません。

マクロのミクロ化というのは聞いた事がない言葉です。マクロ経済学のミクロ経済学的基礎付けのことを指しているのかもしれないですが、これもマクロ経済学の一時期の流行といった側面もあります。厳密な学問分野の領域に関しては、公共経済学にしても、その他の理系の学問分野にも言えることで気にすることはないでしょう。

物理学の本も多く読みましたが、ミクロとマクロが、古典物理学と量子力学の違いと言われても、違和感しか感じません。

>こちらをやってからでないと、あちらは分からないっていうのはありますか?

特にありませんが、理系の方は概して、マクロ経済学の方が数学的に曖昧で難しいと感じるようです。
マクロ経済学は一国単位のように巨視的に経済を見るということで、日本という国に限りませんし、数学モデルによる分析もありますが、数学が得意な人ほど、マクロ経済学の方が理解するのに時間がかかると思います。

テキストは英語が苦痛でなければ、Mas-colellのMicroeconomic Theoryが優れています。理系の方には、伊藤元重「ミクロ経済学」のような文系向けに書かれた教科書より、「理系のための」とうたっている教科書とか、西村和雄「ミクロ経済学」東洋経済の方がよいと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

僕は数学も好きなのでどうやらミクロのほうがいいみたいですね。

英語は苦痛なのでMas-colellのMicroeconomic Theoryは手が出ませんね(苦笑)

お礼日時:2007/09/08 00:15

ANo.1の方とは逆の見解になってしまいますが、ミクロをお勧めします。


理由は、大きく分けて3つです。
1.歴史的にもミクロの発展が先にあり、その発展を踏まえた上でマクロに行かないと、なぜそれが重要な転換点になったトピックなのかが明確にならないこと。(失業など)
2.直感的にも数式的にも理解しやすく、経済学らしい思考を感じることができること。マクロは慣れてこないと発想が漠然としすぎていてとっつきにくいかもしれません。数式に用いられる変数も決してなじみがあるものとは言えないものがほとんどです。現にニュース解説などでも誤解しているのでは?と疑いたくなるコメントが散見されます。
3.範囲が狭いこと。ミクロ分野はマクロに比べて成熟するのが早かったためか良くまとまっています。また、基本的な部分での理論は需要・供給の関係さえ理解してしまえばほぼ完成です。短期間でそれらしいものを掴もうというのであればミクロの簡潔さは魅力だと思います。

以上のような理由でミクロが初学者にはお勧めです。
ただ発展的分野に踏み込むと、マクロのミクロ化というような状態が起きており、ANo.1の方のおっしゃるような厳密な住み分けはできていません。感覚としては古典物理学と量子力学の違いといったようなイメージが一番しっくり来るかなと思います。
マンキューよりも伊藤さんの書いている入門書などのほうが読みやすいかもしれません。本屋で立ち読みして好きなほうを買う方が良いと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

ミクロの範囲が狭いところは魅力ですね。

教科書は経済的理由(?)で学校の図書館から借りたいと思います。

お礼日時:2007/09/07 19:09

>どちらから学んだ方がいいですか?



一般的にはマクロ経済学が学びやすいですね。
ニュースやTVで議論されている事がけっこう出てきます。
マクロ経済に関する書籍はたくさん出版されているので一通り
勉強した後、読んでみると面白いと思いますよ。

(※個人的なことですが最近読んでみようと思っているのが
「日本経済の構造変動」「分断される経済」
です。)

>こちらをやってからでないと、あちらは分からないっていうのはありますか?

簡単に言うと、

ミクロ経済学→消費者や企業の行動を分析
(効用や利益を最大化するのをモデルを使って分析)
マクロ経済学→日本経済全体について考察

というように分析の対象が全くちがいますので
順番はどちらでもOKだと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

一般教養としてはマクロのほうなんですね。

悩みますね(笑)

お礼日時:2007/09/07 19:06

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