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次の文章について意見を聞かせてください。
"The Closing of the American Book" という記事の一部分です。

I will never forget seeing, as a high school student on my first trip to East Berlin, the plaza where Hitler and Goebbels had burned books from the university library. Those bonfires were predicated on the idea that texts could undermine armies. Soviet repression of literature followed the same principle.

The Nazis were right in believing that one of the most powerful weapons in a war of ideas is books. And for better or worse, the United States is now in such a war. Without books, we cannot succeed in our current struggle against absolutism and terrorism. The retreat from civic to virtual life is a retreat from engaged democracy, from the principles that we say we want to share with the rest of the world.


この文章で、「ヒトラーは大学図書館の本を燃やした。この事は本が軍隊をダメにするという考えに基づいている。」と書かれています。
その後に、「ナチスは、本は戦争感において最も効果的な武器の一つだと信じていた事は正しかった。」っと書かれています。

この二つの記述は矛盾する様な気がするんですがどう思いますか?
本を最も効果的な武器の一つと考えていたのになぜ本を燃やしたのでしょうか?

A 回答 (4件)

 あなたが提示された2つの文章に答えはすでに出ていて、矛盾はありません。



 ヒトラー率いるナチスは文書に国内を統制する多大な影響力があることを知って、見事に思想統制を徹底したわけです。そして、思想統制をさまたげる大学図書館(反ヒトラー的思想になりうるリベラルな本などを燃やして抹消する)をつぶしたのです。
 ナチスにとって、本は武器・兵器weaponであるという認識だったわけです。したがって軍隊がもつ文字通りの兵器・武器でふつうは国内の反乱分子を武力をもっておさえつけるのに、本という兵器が人々を思想的につぶして軍隊を台無しにした(undermine)ということです。
 つまり軍隊の仕事がなくなるということですね。ですからちょっとした皮肉的な記述です。

 
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No.2です。



蛇足かもしれませんが、 And for better or worse, the United States is now in such a war. の部分の such a war というのは a war of ideas のこと、あるいはもっと漠然と思想・価値観のヘゲモニーをめぐる戦争のことです。
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a war of ideas を「戦争観」と訳したために混乱されたものと思われます。



a war of ideas を文字通り「思想・価値観の戦争」と理解すれば、(つまり、この部分を「書物は思想戦争における最も有効な武器の一つだ」と訳せば)多少つながりが分かりづらいものの矛盾とまでは言えないでしょう。

通常の暴力による戦争/戦闘においてはテクスト(理性)は邪魔になるが、イデオロギー戦においては脳ミソがものをいうということでしょうか。
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texts could undermine armiesのところは、couldがついていますから、「ダメにすることがある」「だめにできる」くらいのニュアンスでしょう。

つまり、すべての本が軍隊をダメにするといっているのではないと思います。

自分の武器となる本は残して、相手の武器に使われそうな本を燃やしたということなら、矛盾はありません。
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