牛、豚、鶏、どれか一つ食べられなくなるとしたら?

私は趣味で小説を書いている者です。それで今回手がけている作品の自分で設定した設定の中に、自分の力量では説明しきれない内容を考え出してしまいましたので質問いたします。

というのも、万が一この世界に『慣性の法則』というものが全く通用しなかったなら…という無茶な設定なのです。
そもそもありえない話なので、多少の科学的妥協を加えないと物語にはならないと思っているのですが、私は全くの文系人間ですので、なかなかこのような設定の場合に事物がどうなるのかが浮かんできません。

意味不明な質問ではございますが、ご回答よろしくおねがいします。

A 回答 (18件中1~10件)

>では、そのような「慣性の法則を無視して生きる男」は、現在地から目的地まで移動するのは大変なんですかね?



 むしろ、その逆だと思います。

慣性の法則には、2つの要素があります。
1)止まっているものは(力を加えない限り)いつまでも止まっている。
2)動いているもの(直線運動しているもの)は、
  邪魔がなければ、そのまま真っ直ぐ運動し続けようとする。

 このような状況に変化を与えるような場合に、「慣性力」と呼ばれる
見かけ上の力が働くわけで、急停止する電車の中で倒れそうになる
のかその「慣性力」の一例です。

 慣性の法則を無視するということは、1)、2)の条件を
無視できて、慣性力が発生しないということですが、
どの程度無視できるかによって、結果が変わってきます。

 1)の条件を無視できれば、力が加わらなくても動き出せると
   いうことで、その効果が極端にでかいと、止めない限り
   どんどん加速して行くと思います。
   勝手に運動する方向も変わるかもしれない。

 2)の条件を無視するというか、その効果がないと、
   (程度にもよりますが)惰性で動くということが
   なくなりますから、例えばローラースケートなど、
   自分の足を動かしたぶんだけ動いて止まってしますます。
   足を止めたあと、スーと滑って行くという事が無くなる
   んです。

 1)、2)の効果を、その大きさも含めて、自由に制御できると、
いきなり動き出して、何の衝撃も感じず(慣性力が働きませんから)
ちょっとの力で簡単に方向転換できて、簡単に止まることが
できることになると思います。
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ANo.14さんの言われた、



> マクロな世界ですら破綻していますから、「物が物のままで居ようとすること」さえあり得ません。

これって原子・分子レベルでの話ですよね?そこまで考えるとどうなるのだろうか。
質問と離れてしまうかも知れませんが興味があります。。^^;
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おっと、重要なことを書き忘れていました。


この世界、天体の運行が全く説明できません。
重力があればまっすぐに引き合って衝突しますし、仮になかったとしても、この世界では動き続けるには力を掛け続ける必要がありますので、永遠の力が必要になります。
そんな地上の常識が全く通用しない世界、それこそが神の住みたもう天の世界だったんですね。

しかし現実には摩擦がないというだけで天の世界も人間の世界も同じ法則に則っているというのもなんだか不思議な話です。
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f=ma


の代わりに
f=mv
になった世界ということになりそうです。
この世界、驚くべきことに日常生活を送る限りは今と大して変わりありません。
それもそのはず、アリストテレス以前の物理はこの法則を大前提にしていましたが、何千年(?)もの間一向に間違いが露見しなかったのですから。
実際、現実には摩擦力で加速度が打ち消されて一見f=mvに見えてしまいます。
逆にこの理論の誤りがどうして分かったかを調べればいい参考になりそうです。
例えば、「飛ぶ矢のパラドックス」。
飛んでいる矢には力が働いていない。ならば矢は飛ばずに弓から離れたその場で落ちるはずだ。
今考えれば速度を一度持った矢が飛ぶのは力がなくても慣性の法則で進むからと説明できますが当時はできなかったのですね。
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慣性の法則のない世界は、成立しません。



物体を押すことを想像してみて下さい。慣性というのは言い換えれば「そのままで居ようとする性質」です。あるものが押された時に、押されたままで居ようとする性質。

これが存在しないとなると、押されたものはすっと加速するかもしれませんが、なんのきっかけもなく止まるでしょう(慣性の法則があれば「きっかけがない限り止まらない」のです)。
物が勝手に動き出し、何気なく止まる。

つまり、運動エネルギーが「どこかから勝手に生まれて勝手に消えていく世界」です。これは、世界が破綻しています。エネルギー保存則もない世界といえるでしょう。


マクロな世界ですら破綻していますから、「物が物のままで居ようとすること」さえあり得ません。


神話の中にはこの世の生まれる前を「混沌」とする物があります。慣性のない世界とはまさに「混沌」にしかならないでしょう。
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>多少の科学的妥協


エネルギーを加え続けなければ物体は運動出来ない。
運動エネルギーは、加えなければ消滅する。

重力加速度では、その場で与えられた9.8Nの等加速度運動運動になります。
(速度エネルギー(慣性力)は0となり、加速度でなくなる。)

地球は停止します。
ボールは投げられません。
風は吹きません。

飛んでいる鳥は、パタン!と落ちます。多分f^_^;)
太陽の対流もほぼなくなります。

きっぱり、知らん!^^;
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 ずいぶん古い小説ですが、エドワード・E・スミスのレンズマン・シリーズ(「銀河パトロール隊」など)に、バーゲンホルムという無慣性航法装置なるものが出てきます。

バーゲンホルムとは仮想の開発者の名前で、小説名からわかるとおり、スペースオペラ全盛の時代に書かれた本です(創元SF文庫から出ています)。

 その効果は、慣性質量を打ち消す装置なので、
  ・どんな速度に達するにも0秒フラット.
  ・加速圧(慣性力)0.
  ・光速など軽々と突破!(でないと、銀河パトロールできない)
となってました。
 速度の限界は、宇宙空間に漂う原子(多くは水素)との摩擦と、推進力が釣り合う速度までで(理論上限界なし)、その速度まで瞬時に加速します。
 では船内にいる人間は、空気との摩擦に釣り合う速度で、超高速で走り回れるのか?(危なすぎる!)。・・・そんな事はございません。船内には人工重力が働いているので、人間の動作は普段どおりです。何故なら、無慣性航法装置は慣性質量を打ち消す装置で、重力質量を打ち消す装置ではないからです(理由になってない気がする)。

 ・・・科学的妥協なのかなぁ~~?。
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#3です。



『慣性の法則が適用されない不思議な人間』ですかぁ・・・

何かで拘束(固定)されていないと、同じ場所に留まり続けることはできないんでしょうね。
歩くだけでも、磁石のついた靴を履いて鉄板の上を歩くとかしないと、「歩く」ことはできないでしょうね。

乗っている乗り物が、急発進や急停止をしても、まったくGはかからないでしょう。
ということは、質量ゼロのものと同等の動きをする?
殴られても車に轢かれても、まったく損傷を受けない?

こう考えていくと、慣性の法則が適用されない、という設定は相当難しいですね。
その分、成り立つ設定ができれば面白くなりそうですけど。
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慣性の法則が働かない人間でも、常に力を与え続ければ思い通りの動きが出来そうですね。



その人間にある種の超能力を持たせるとか。。
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私の回答は小説を書くのに役に立たないと思いますが、面白い質問なので答えてみます。



孫悟空の世界,ドラゴンボールの世界、鉄腕アトムの世界、スーパーマンやスパイダーマンの世界、四谷怪談、ダンテの神曲や往生要集の天国や極楽の世界、ミルトンの失楽園の世界、平田篤胤の「霊の真柱(たまのみはしら)」の世界、皆「慣性の法則」に従っていませんね。これだけ例を挙げれば、どんな世界か想像がつくと思いますが。
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