
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
>バブルという言葉すら当時知らなかった、気づかなかった日本と
>違い、対策を講じているでしょうし、何より、プラザ合意を締結する
>など、アメリカの言いなりとなるしかない日本と違い、人民元
>切り上げ圧力にもなかなか屈しない中国政府はかなり強かな様で。
おっしゃるとおり中国政府は人民元切り上げに対して、かなり彼らのペースで進められている印象がありますね。核保有国である中国は、アメリカに対して、日本人の感覚以上に政治的に対等な関係にあると思います。日本人のように、物事の主導権を相手に安易に渡すことは決してありません。プラザ合意前の日本製品の競争力の源は高い品質と価格の安さでしたが、今の中国製品の競争力の源は価格の安さだけです。中国も自国の製品の競争力を下げるようなことは安易にしないでしょうし、今以上の通貨切り上げは、この先の奥の手にしてあるのだと思います。(今の時点では日本などの先進国から先端技術をパクれるだけパクっておけ、みたいな印象です)
とはいえ中国バブル経済による社会のひずみに関しては、減るどころか、経済格差、都市部の地価暴騰、大気・水質・土壌汚染等の公害、毒性を含む粗悪品、食料品の農薬などなど、水面下から吹き出している膿を、政府があの手この手で必至で抑えているようです。とりあえずバブルの破裂を何とか先延ばしにしようとしている印象があります。
実際、中国のバブル経済が破裂した場合は、世界的な経済不況は免れないでしょうし、各国の政府関係者もせめて自分たちの任期の間は破裂しないで欲しい、というのがホンネの部分でしょう。グリーンスパンなんかも最近では「中国経済はバブルの特徴がある」なんて言っちゃってますけど、FRB議長在任中はそう簡単に口には出せなかったのでは。現議長のバーナンキは、サブプライムなどの経済問題を何とか軟着陸させ、経済を再浮上させようと苦心しているようです。
とりあえず今の世界の株式市場は、目下のサブプライム問題が終息の方向に向かってきたので、いよいよこれから中国バブル崩壊までの世界的なババ抜きゲームが始まりそうな予感です。米国のヘッジファンドも90年代後半のアジア通過危機の時みたいに、いつ派手に仕掛けてくるか分かりませんが、それでまた自分達の商売がバッシングされて万が一規制されるようになってしまっては、商売にも差し支えが出るかもしれません。結局のところ、中国バブルが弾けるタイミングは、「神のみぞ知る」ところです。
再度の書き込み有難うございます。
とても勉強になります。
格差や地価暴騰、公害問題等、まさにその通りですね。
中国経済はもはや世界経済にも影響を及ぼしているので、FRBも無視できないでしょうね。特に現時点ではサブプライムが沈静化しきってませんから、ここでバブル崩壊させてしまっては、それこそ本格的なリセッションに陥るでしょうしね。
ただ1点分からないのは、ヘッジファンドがアジア通貨危機同様に仕掛けることが出来るのでしょうか?
というのは、中国本土による上海及び深セン証券取引所では、「基本的」に外国人は投資することが出来ず、故に、今回の世界同時株安でも中国本土株だけは、全く影響がなかったのではないでしょうか。
もちろん、それ故に本土株が暴騰している所以もあり、規制を少しずつ緩和しようとしているのですが、それでも海外のヘッジファンドが仕掛けることが出来るレベルになるのはかなり先(五輪や万博までと目先の事ではなく)のお話のような?
故に中国バブルは、万博後も数年はもつと思っているのですが・・
とはいえ、とても参考になるお話でした。
No.6
- 回答日時:
>OECDによると、2010年には中国は世界輸出に占めるシェアで米国を抜き世界一の輸出大国になると予測しています。
>皆さんが書き込んでくれたように、バブル崩壊する要素は多々あるかと思いますが、
>ここ1~2年で崩壊する要素とは見受けられないかと??
ポジティブですね。OECDの予測はさておき(彼らが日本のバブル崩壊を予想できなかった点等で疑問が残ります)、中国政府のバブル保持のための様々な政策は、歴史的な観点からも興味があります。広末涼子主演の『バブルへGO!』という映画のネタバレにもなってしまうのですが、その話の最後のシーンで大蔵官僚役の阿部寛が財政投融資規制を発端としたバブル崩壊を防いで、2006年の現在までバブルを膨らませ続けて、その功績により首相になってしまうという展開です。いかにもバブルらしいお気楽発想のラストシーンですが、政府が意図的にバブルを膨らませ続けるという政策を取ったという点において、現在の中国との間に共通点が見られます。人類の歴史の中で、本当にそういうことが可能なのかどうか、非常に興味が沸くところです。まさに社会主義の「計画経済」によるバブル操作。
確かに今のところ、バブルが破裂する要因は見当たらないですね。今年始めの上海市場の暴落を乗り越え、オリンピック・万博を控えた今、中国経済は全速力で加速し続けている印象です。
>株価チャートの見方をよく知らないのですが、株価チャートから主導
>云々が見て取れるのでしょうか?どのように見ればよいのでしょう??
ハンセン指数は、今夏のサブプライム問題の影響を受けて世界的に株価が下落した後、NYダウ市場や欧州市場の株価が下落前の水準に戻す以前に、戻すどころか市場最高値を更新しています。これは香港市場に上場している中国企業の株が上がったため、海外投資家が逃げた分を国内投資家がカバーしたと考えるのが妥当だと思います。
自分はここ3年ほど中国には行っていないですが、沿岸部はまた以前とは違う姿になっていると思います。そういえば、ちょうどこういうニュースがありました。「中国一の富豪は26歳女性=不動産会社会長の娘-フォーブス」http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/world/china_econ …
多くの中国人はこのニュースを見て気持ちが奮える一方で、日本人はこのニュースを見て背筋が凍る人も少なくないでしょう。最近の日本の投資家心理の冷え込みは、お隣中国の熱気に理由があるのかもしれません。一種のトラウマみたいなもの?
No.5
- 回答日時:
>ただ1点分からないのは、ヘッジファンドがアジア通貨危機同様に
>仕掛けることが出来るのでしょうか?というのは、中国本土による
>上海及び深セン証券取引所では、「基本的」に外国人は投資すること
>が出来ず、故に、今回の世界同時株安でも中国本土株だけは、全く
>影響がなかったのではないでしょうか。もちろん、それ故に本土株が
>暴騰している所以もあり、規制を少しずつ緩和しようとしているの
>ですが、それでも海外のヘッジファンドが仕掛けることが出来る
>レベルになるのはかなり先(五輪や万博までと目先の事ではなく)
>のお話のような?
確かに、サブプライム問題に伴う今年7月後半からの株価下落に、深センAはあまり影響されていませんね。いとも容易に5日移動平均線に支えられてました。自分は不勉強でこの部分を見落としていましたので、とても参考になります。
※参考:深センA(日足)
http://stock.searchina.ne.jp/data/chart.cgi?span …
>中国経済はもはや世界経済にも影響を及ぼしているので、FRBも
>無視できないでしょうね。特に現時点ではサブプライムが沈静化
>しきってませんから、ここでバブル崩壊させてしまっては、それこそ
>本格的なリセッションに陥るでしょうしね。
NYダウ、FTSE(英)、DAX(独)は、サブプライム問題による株価下落前の水準まで戻ってきましたが、日経平均は出遅れ感が鮮明ですね。先週金曜の米雇用統計の数字に対して、市場は総じてよい反応を示しましたが、チャート上のダブルトップの壁を越えられるかも今後のポイントの一つのような気がします。
海外資本が入る香港株の方はサブプライムに伴う下落に影響されていますが、リバウンド後は欧米市場の長期チャートに先駆けて、下落前の水準を超えてきています。これも中国本土に引っ張られたという見解で問題ないでしょうか?
※参考:ハンセン指数(日足)
http://stock.searchina.ne.jp/data/chart.cgi?span …
現状において海外ヘッジファンドが中国市場に与えられる影響力は、アジア通貨危機のときと比べて随分違うことが分かりました。すると、市場テーマが中国経済に移り、シンガポールやNYに上場している中国株が売り込まれたとしても、影響は限定的。ならばおっしゃるとおり、万博後も数年はバブルが続く可能性も高いと見ることができますね。仮の話として、今後中国経済が一定期間にしろ世界経済をリードしていく可能性も、考えられておりますか?少なくとも現状では、株価チャートの上では主導しているとも見れないこともないですが・・・。
また、もう少し長い目で見た場合、中国株式市場に1929年世界恐慌のジェシー・リバモアや、1998年アジア通貨危機のジョージ・ソロスなど、バブル崩壊の引き金を引く投資家が出てくる可能性についても、ご意見をお聞かせください。
>これも中国本土に引っ張られたという見解で問題ないでしょうか?
それもあるかと思います。中国政府の規制緩和によって、本土の資金が香港に流れる話もあり、その期待から香港株価が上昇したり、また、日欧米に比べサブプライムに直接的な影響がなく、かつ高い成長を遂げている香港に資金が流れている等、要素はいくつかあると思われますが。
>仮の話として、今後中国経済が一定期間にしろ世界経済をリードしていく可能性も、考えられておりますか?
OECDによると、2010年には中国は世界輸出に占めるシェアで米国を抜き世界一の輸出大国になると予測しています。
皆さんが書き込んでくれたように、バブル崩壊する要素は多々あるかと思いますが、ここ1~2年で崩壊する要素とは見受けられないかと??
もちろん崩壊しないバブルはないわけで、株にしても土地にしても上がるときもあれば下がるときもあり、五輪や万博までにバブル崩壊する可能性もあることはありますよね。
双子の赤字でありながら基軸通貨の強みもあり世界NO.1の経済大国として君臨し続ける米国ですが、ユーロの台頭等により長く続くかどうか疑問視されていたりもしています。今後の世界経済をリードしていく国として、現段階では高い成長率を掲げる中国が一定期間でも米国にとって変わることは可能性としてはあるのではないかと考えています。
>少なくとも現状では、株価チャートの上では主導しているとも見れないこともないですが・・・。
株価チャートの見方をよく知らないのですが、株価チャートから主導云々が見て取れるのでしょうか?どのように見ればよいのでしょう??
>また、もう少し長い目で見た場合・・・バブル崩壊の引き金を引く投資家が出てくる可能性についても、ご意見をお聞かせください。
可能性はもちろんありますよね。ただ、可能性は高くはないでしょうしあるとしても先の話かと。理由は前述しましたが、中国政府はアジア通貨危機も含めバブル崩壊を知っている。故に、規制をしたり、大量に外貨を保有したり、人民元切り上げの圧力にもなかなか屈したりせず、考えられる限りの対策を講じているかのように思えます。
No.3
- 回答日時:
1.万博までは成長、その後は厳しいでしょう
理由としては
人権や知的所有権など権利に対するの認識(国家・人民双方共に)が、他の先進国から乖離しすぎてる
経済格差・地域格差が激し過ぎる
不良債権率が既に20%を超えている (日本のバブル時ですら13%前後だった)
一人っ子政策の所為で近い将来、超々々高齢化社会になる
今は情報統制と反日運動で、国家に対する反感を生ませない・反感を逸らしてるが
多くの人民が、ネットやTVで国家の内情や格差を知ったとき、国家がそのうねりを処理する術が無い
北朝鮮が崩壊した場合、数十万以上の難民が押し寄せる
中国は、人民(労働力)を食い潰し、資源を食い潰し、消費一辺倒で成長してきた
食い潰せるモノが無くなったら、それで終わり 何かを創り出す術を知らない
中国の成長とは、本当の意味での『成長』と言えるのか、
疑問に思わない事も無い様な気がしないでもないッス
書き込み有難うございます。
とても参考になります。
確かに書き込みされている内容、全て同意いたします。
しかし、というのもなんですが、超高齢化社会や北朝鮮崩壊等、五輪や万博まで等、近い将来ともいえないような・・?
No.2
- 回答日時:
こんばんわ。
1.中国のバブル経済は、弾けると思います。見識の高い中国人は、日本のバブル経済を前例に挙げて「これも結局バブルだから」と言ってます。タイミングはオリンピック後と考えるのが大衆的な感覚ですが、大衆的な感覚だけに、時期はそれより前倒しになるかもしれません。また、イギリスの南海会社、オランダのチューリップ投機、アメリカの世界恐慌、日本のバブル、90年代後半のITバブルなどなど、歴史上弾けなかったバブルはありません。
書き込み有難うございます。
確かに弾けないバブルはないですよね。
しかし、私が五輪までと思えないのは、中国政府は、日本バブル崩壊などの事例を知っている。
バブルという言葉すら当時知らなかった、気づかなかった日本と違い、対策を講じているでしょうし、何より、プラザ合意を締結するなど、アメリカの言いなりとなるしかない日本と違い、人民元切り上げ圧力にもなかなか屈しない中国政府はかなり強かな様で。
No.1
- 回答日時:
五輪までにバブル崩壊すると思います。
多少の願望も含めて。米国を抜く可能性は無いことも無いが、そもそもパクリの国だからNo.1はムリだと思います。自国発のものってほとんどないから。日本の製品を真似してみたりフランスのブランドを真似してみたりアメリカのアニメを真似してみたり。しかもそれを誇りにすら思っているらしいですね。
公衆の場所でつばを吐いたり大声で騒いだり列に並ばなかったり・・・。あんな低俗な民族は直に崩壊すると思います。
現に今だって政権交代で続いた政権は無く、共産党が無理やり言論統制したりして一党独裁でやってる国だから、革命が起こる可能性もあると思います。
早速の書き込み有難うございます。
パクリの国というのは、非常に同感です。低俗な民族とは言い過ぎかもしれませんが、私も似たような感情は確かに抱いています。
モラルというのがないような・・
ただ、私は五輪までに崩壊とまでは思ってないのですが。
革命すら起こさせないような一党独裁?とも思っていたりもしまして・・
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