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学校の宿題で俳句を考えて来いと言うものがありました(因みに高校です)。
しかも良いものはコンクール(?)に出すと言うものです。
ですが今までは俳句をほとんど作ったことがありませんでした。
季語をつかったりいろいろあるのですが、
この季語を使うと格好良く作れる、響きがいいなどありましたら教えていただきたいです。
それと、表現でも何かいいのがありましたら教えてください。
掛詞や擬人法、体言止めや比喩など。
あと、少し気に入っている(自分で作ったやつなどの)俳句がありましたら教えていただけると幸いです。

それではよろしくお願いします。

A 回答 (3件)

俳句は、ふつう「五七五」と考えがちです。

作る(俳句は「ひねる」という)ときは「5音と7音」の12音で作ると簡単です。言いたいことを12音で言って、季語をつけます。例えば、氏神様へ初詣に行ったとき、走り根(地表に出ている根)につずいたことを俳句にするとき、
 5音は「走り根に」7音は「つまづいている」として、季語をプラスするのです。これで「走り根につまづいてゐる初詣」となります。
 空にトンビがまっているときに、ある高さを保って同じ円を描いているとします。5音は「鳶には」7音は「鳶の高さ」として、季語をプラスするのです。これで「鳶には鳶の高さ冬紅葉」となります。初夢を見たとします。初夢は季語ですから、「初夢は」が5音、後には夢の内容です。例えば、京都を訪ねた時のことなら、「初夢は去年訪ねし京の町」となります。七草粥(ななくさがゆ)なら、これは季語ですから、初夢と同じようにします。セリか何か一つなくて七草揃っていないとします。そしたら「七種に一つ足りないお粥かな」となります。春の七草は元々は「七種」です。「七草」は秋のものです。
 このように、深く考えないで生活に即して詠んでいくと簡単ですよ。
 趣味が俳句の小学校教頭からの参考意見です。お役に立てば幸いです。頑張ってください。
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この回答へのお礼

お礼遅れて申し訳ございません。
俳句を作ることをひねると言うんですか。
12音で作った後、残り5音を足すと言うやり方はすごくひねりやすかったので助かりました。
例えもわかりやすく、有難いです。
ご協力有難うございました。

お礼日時:2008/01/09 20:53

前回、簡単に説明させていただいたので補足しておきます。

俳句には、大きく分けて、「かな型」と「や型」と「そのほかの型」があると思います。私の作でいうと、
「かな型」には、
 着膨れて少し猫背の朝餉かな   祖父の忌に三椏の花盛りかな
 学舎に初音聞く日の別れかな   入学の点呼に大き返事かな
 伊予と土佐つなぐつなぐ堤の桜かな
 僧に出す四十九日の新茶かな  釣りバカの次男と探す蚯蚓かな
 句敵も阿久悠も逝く炎暑かな  寝つかれず雨音を聞く夜長かな
 垣を刈る鋏の音の小春かな
「や型」には、
 万両や背戸吹き抜ける風の音  春昼や鶏がついばむ己が影
春昼やお百度石に猫のゐて    夕立やイサム・ノグチの石の犬
ジョン万の船出の町や秋桜    午後二時の風の死角や秋桜
小春日や叔母の死に顔母に似る  飛び石は巫女の歩幅や初しぐれ
「そのほかの型」には、
 三日はや駅伝を見て暮れにけり  着ぶくれて回覧板を渡しけり
 風花やキリンの柵の前にゐて   雨の日は雨の明るさ紫木蓮
 利き足は右か左かほととぎす   読み返す昨日のコラム梅雨籠
 杭を打つ響きに秋は来ていたり  耳遠き母にも闇の虫しぐれ
 口笛の上手な庭師天高し     秋の蚊を通夜のふくさで払ひけり
 柚子風呂の爪の先まで匂ひけり
などがあります。もちろん、「そのほかの型」が一番多いですね。
「や型」は、違う二つの物を言うとき…二物衝撃といいます。前回言ったように、これが簡単です。「かな型」は上から下まで説明調で流すものです。
 また、季語はおもしろいもので、二日・三日は一月の二日や三日のこと、ぶらんこは春、障子は冬、竹の春は秋で、竹の秋は春、朝顔は秋です。氷雨は冬ではないですよ、夏です。これらは歳時記に載っています。歳時記は角川書店の文庫本がいいですよ。季節ごとに分かれて載っています。  以上参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

再び有難うございます。
たくさんの例有難うございました。
個人的には「入学の~」が気に入りました。
それでは、2回の回答有難うございました。

お礼日時:2008/01/09 20:56

歳時記があれば、歳時記を引いて、参考句を読むといいと思います。


今の時期ですと、十二月は晩冬です。師走、古暦、クリスマス、ポインセチア、などなど。
季がさなり、といって、季語が二つはいるのは、一応禁じられています。
今月詠んだものですと、
古暦文字埋め尽くす終い月
聖壇の赤厳かにポインセチア
火にかけるやかんの吐息師走かな

自然に出た言葉で書くのが、ポイントです。あまりひねったものは、よくありません。
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この回答へのお礼

お礼が遅れて申し訳ございません。
師走やポインセチアなど、使わせていただきました(季語としてですが)
歳時記はインターネットで調べたらいろいろとありました。
とても参考になりました。
有難うございました。

お礼日時:2008/01/09 20:50

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