束縛理論の用語について
束縛原理を覚えた際に、GB理論をもとにした本ではgoverning categoryという用語が出てくるのですが、原理とパラメーターの理論をもとにした本ではbinding domainと出てきます。その中で束縛をされなくてはならない、されてはならないということでは同じだと思うのですが、この二つは全く同じものですか?何か違いはあるのでしょうか?
あと、もうひとつ。gioverning categoryは「束縛範疇」と訳されるのは知っているのですが、binding domainは日本語ではなんと訳されるのですか?これも「束縛範疇」でいいのでしょうか?それともまた違う訳語があるのですか?
だれか分かる方教えてください。
回答(3件)
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No.3ベストアンサー20pt
Governing Category は「統率範疇」、
Binding Domain は「束縛領域」、
ちなみに後者は「束縛範疇」( Binding Category)とも言います。
GB理論では統率が最も重要な概念で、あらゆる定義に顔を出しておりました。
束縛原理の定義にも、です。そういう意味ではGB(Governemtn and Binding Theory)というのは、はなはだ不適切で、Chomsky 自身は「原理とパラメータの理論」と呼びたいと言っていました。
さて、やがて、統率などという概念は使わなくても何とかならないか、何とかなるんじゃないか、ということで束縛原理にも統率を使わないようにしてみました。そこで統率範疇とは呼ばず、束縛範疇(Binding Category)あるいは束縛領域(Binding Domain)と名前を改めたわけです。
このように、統率など、いくつかの概念を捨て去り、最小限の概念でやっていこうとするのがミニマリスト・プログラムです。
この回答へのお礼
詳しく教えていただきありがとうございます。心のモヤモヤが取れました。
『入門ミニマリスト統語論』 Andrew Radford著 外池滋生訳
ではbindingを束縛、domainを領域と訳してあります
確か荒木一雄先生が編纂した用語の和英辞典のようなものがあったはずなのですが、それには載っているかもしれません
この回答へのお礼
僕もこの本読みましたが気づきませんでした。ありがとうございました。
No.1ベストアンサー10pt
素人ですが、アルクではgoverning category は「統率範疇」、binding domain は「束縛領域」となっていますね。
こちらでお調べになってみて下さい。
http://www.alc.co.jp/
また、Googleで検索してもこのようになっています。
http://www.google.co.jp/search?num=50&hl=ja&q=%2 …
http://www.google.co.jp/search?num=50&hl=ja&q=%2 …
この回答へのお礼
わざわざ調べていただいてありがとうございます。よくわかりました。
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