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代名詞が本来の名詞より先に(前に)出ることはあるのでしょうか。
例えば、次のある文法書で見つけた文ですが、"him"と"the man"は同一人物を表しています。When I saw him, the man was wearing a hat.「その男性に(彼に)会ったとき、彼は(その男性は)帽子をかぶっていました。)
このことは、中学英語の従位接続詞でつながれた文の書き換え問題を採点する際にも関連してくると思います。中学校などでは、ただ単純に前の文と後の文を入れかえても意味は同じである、と機械的に教えています。ですので、例えば、My mother was cooking dinner, when I talked to her.=When I talked to her, my mother was cooking dinner.は正解とします。これでいいのでしょか。 よろしくお願いします。

A 回答 (9件)

はじめまして。



ご質問1:
<代名詞が本来の名詞より先に(前に)出ることはあるのでしょうか。>

あります。複文の例です。

1.文は、単文、重文、複文に分類されます。

(1)単文:主語+動詞がひとつ。
例:
He is a student.
「彼は学生だ」

(2)重文:等位の主語+動詞が2つ以上。
例:
He is a student but he is married.
「彼は学生だが、結婚している」

(3)複文:主語+動詞の節が2つ以上。重要な方を主節、補足的な方を従属節(従位節)と呼びます。
例:
Though he is a student, he is married.
「同上」

2.上記(3)の複文の例では、Though he is a studentが従属節、he is marriedが主節となっており、大切な情報は主節の方になります。

この時、主語がthe manという普通名詞や、Taroという固有名詞を使っても構いません。その場合も、前出の従属節内のheは代名詞のままです。

3.主節が大切な理由は、それがなくては文意が成り立たないからです。従属節は、主節を補足的に「修飾する」いわばの飾りです。

補足情報にはなりますが、文の骨子ではありません。従って、従属節が最初に来ても、普通名詞、固有名詞などの重要な情報は、主節で使うのが一般なのです。

4.なお重文では、最初の情報が重要になります。
例:
Taro is a student but he is married.(O)
He is a student but Taro is married.(X)


ご質問2:
<例えば、My mother was cooking dinner, when I talked to her.=When I talked to her, my mother was cooking dinner.は正解とします。これでいいのでしょか。>

結構です。

理由は、when節「~するとき」は従属節だからです。

ちなみに従属節を作る接続詞は、
When、As「ので」「とき」、As soon as「~するや否や」、Since「~なので」、Though「~だけれども」
などなど、沢山あります。


以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

ご丁寧なご回答をありがとうございます。前々から疑問に感じていたことなのですが、「今さら…」という思いがあり、なかなか人にきけませんでした。すっきりしましました。今後ともよろしくお願いします。

お礼日時:2008/01/07 11:39

Gです。



はい、複文(と言う日本独特の文法用語)と言う条件があればこの表現方法は立派に存在しますし私もこういう表現方法を使うでしょう。

しかし、複文だから、と言う理由ではなく、話者が何を相手に伝えたいのか、と言うことによってこの表現方法が使われると言うことなのです。 そして、その和訳にその想いが表現されて居ればいいのです。 しかし、この表現方法を使いたいとした人のフィーリングを表していないような和訳では複文の事に関して知っていても「使える英語力」ではないと言うことになってしまうわけです。

なぜなら、いつかこの表現方法を使ったほうがいいと感じる状況がいつか起こり、そのフィーリングのもとにこの表現方法が出てくるように今回の知識を使えるようになって欲しいのです。 

いい質問だと思いました。 複文だからと言うだけのことではなく、他の人たちもおっしゃってくれた「文脈作り」から見た今回のご質問への回答内容も重要視してくださいね。 英語表現方法から見た英語解釈からはthe manを意味しているとは限らないと言う知識です。

1万キロはなれたところから応援しています
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この回答へのお礼

度重なるご回答感謝いたします。
また、応援のメッセージまでいただき感激しております。
これからも時々質問を出す予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/17 17:47

アメリカに住んで40年目になりました。

 まだ閉め聞いておられないようなので、私も私なりに書いてみますね。

英語は言葉なのです。 数学のような方程式的にいつまでも解釈したり理解していてはいくら英文の説明をいかにも正しいように説明しても結局英文を意味のとおる、つまりネイティブがしているような、英文表現は出来ないと言うことになってしまうのです。

表現は一つの文章ですることは非常に少ないですね。 それは日本語でも英語でも同じです。 なぜだと思いますか? 言葉だからなのです。

>例えば、My mother was cooking dinner, when I talked to her.=When I talked to her, my mother was cooking dinner.は正解とします。これでいいのでしょか。

いいとどうして断言できるのでしょうか。 できるのは、この文章が一つしかない場合でしょう。 なぜなら、ここで使われている代名詞が「何を代名詞詩化しているのかの誤解は起こらない」からです。

しかし、上にも書いたように英語は言葉なのです。 と言う事は、前後する文章があると判断するのが普通でしょう。

英語を使っていれば、当然のこととして、これ文章だけではない可能性がある、または、この文章に関して代名詞がなにをさしているのかは分かる状況である、と言う「暗黙の了解」がなくてはならないのです。

他の文章がある、この代名詞が何を示しているのかを出している状況がある、と言う事を知っていれば(知っていなければ英語を使う人たち煮にもぐりこんだ「もぐり」かまだ知るようになるまで行く途中の人たちとなります)この文章だけが存在する、と思い込むことさえおかしい事だと言う事になるのですね。

文法だけに頼る文法学者さんがおかしな文章やおかしな解釈・理解を披露するのはここに理由があるのですね。 実際に使われている表現を見下げたり無視したり、実際に使われている状況にはいない能書きだけの知識をたてにしてこれが英語力なんだといっても、今回のように、代名詞とは何なのか、と言う複数の文章が絡んでいる可能性を無視しがちなのですね。

My mother was cooking dinner, when I talked to her.にしてもこのherがmy motherであるとはいえない、と言うことであり、そういうことであれば、When I talked to her, my mother was cooking dinnerであれば余計に前に出てきたherが代名詞化された「女性・メス」を示す単語が前に出てきている可能性は無視できない、と言う事なのです。

さらに、そういう誤解を起こすような表現を本当にするのか、と考えればよほどだ名詞が何を示すのかはっきりさせるか使わないか、または状況によってはmy motherと言う単語さえも出てこないはずなのです。

これを表現力、つまり英語力なのです。 文法用語を立て続けの持ってきて説明すればいい、英語を知っていると思わせる文法書や改善を拒む日本の英語教育のやり方なのです。

文法学者さんたちが作った文法を押し付け用語をどんどん作り、その文法用語を覚えるために時間を費やしてしまう学生たちの英語力の事はまったく考えずに自分たちの説明方法をおべれば英語が分かる優等生と思い込ませているわけです。

そしてその多くは実際に英語を使うようになって初めて間違った事をしてきた、と嘆くわけですね。 しかし、その知識を利用して、使える絵使われている以後を身につけるようにすればまだ救いようがあるわけです。 しかし、それをしないで自分たちの文法と呼んでいるものが正しくしないものはすべて、一般的に使われていようといまいと、「正しい表現は」「正式な表現は」と断言するわけです。 ネイティブからしてみれば歯がゆいのは通り過ぎて、おかしなことを日本ではォ知れていると言うのを通り過ぎて、日本ではそれについて本さえ出版しているのです。 でも文法学者さんたちは自分を変えようとはしませんし、より多くの初学者を洗脳する事に時間を費やしているのです。 言ってみれば頭でっかちの可愛いそうな人立ちであり、洗脳されてしまった学生たちも不幸な人たちであり犠牲者なのですね。

誤解が内容に表現する。 相手にどうしたら分かってもらえるように表現するか、言葉の原則です。 そしてそれを言う私の日本語はいまだに「使えるようになるための日本語学生」レベルなのですね。 だからこそ、日本人に日本語ではこういう表現をしなくてはならない、正式にはこういう表現をする、なんていう事はしないわけです。

これからの一生磨いていける英語修得に何らかの土台作りのお手伝いが出来ればと思い書かせてもらいました。

参考になりましたでしょうか。 分かりにくいところがありましたら締め切る前にまた書いてくださいね。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。
おっしゃってることは、よくわかります。納得します。
しかし、多数の方の回答で「‘複文’においては代名詞が先に来ることもあり得る」と回答してくださっています。‘複文’だと言うことを踏まえ、考えてみたいと思います。
本当にありがとうございました。
今後ともよろしくお願いします。

お礼日時:2008/01/17 12:00

まず、先ほどの続きですが、


従属節の移動に関するルール
代名詞に関するルール
があり
これらが重なったときどちらを優先したほうが聞き手が分かりやすいかということです。
そして、実際の生の英語はどうなっているかという情報が教育現場に流れてこないのでしょう。
英語を様々なルール(文法規則)で体系付けて捕らえる事は重要ですがそれで全てを説明できません。

Photo means love
Photo brings messages
より
Photo is love.「写真は愛」
Photo is you.「写真はあなた」
Photo is message.「写真はメッセージ」
Photo is memory.「写真は思い出」
Photo is smile.「写真は笑顔」
Photo is peace.「写真は平和」

のほうが感動しますよ。(先ほどの代名詞のように)聞き手に誤解も生まないです。文法的にいっちゃうと
is は linking verb として立派に働いています。
is は数学の equal とはちがうのですね。まったく問題ない文です。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
なんとなく理解できました。
これからもよろしくおねがいします。

お礼日時:2008/01/09 23:08

それでは理由を説明します。


まず複文というのは日本人が考えたもので ENGLISH GRAMMAR にはありません。これを前提においてください。
大切なことは相手に混乱なくいいたいことを伝えることです。
今回の例文では3つのパターンが考えられます。
My mother was cooking dinner when I talked to her.
When I talked to my mother, she was cooking dinner.
When I talked to her, my mother was cooking dinner.
3番目は使われません、というよりネイティブは使うことを避けます。
なぜなら、
I was home with Kate. という文が前にあったらどうします?
I was home with Kate. When I talked to her, my mother was cooking dinner.
となり her = Kate と解釈されてしまう(恐れ)があります。というかそうなります。だからネイティブは使わないのです。
仮に、前の文が Dose any body know where Jennifer(ここでのmy mother) is? だとしたらどうでしょう?
次に続く文は
"Dose any body know where Jennifer is?"
"When I talked to her, my mother was cooking dinner."
ということもできるでしょう。果たしてネイティブがこれを言うかというと、こんなまどろっこしいことはいいません。
"When I talked to her, she was cooking dinner." といいます。代名詞を使います。
これでわかりましたでしょうか?日本の英文法教育がどのようなものかわかりましたでしょうか?
もちろん
When I first met him, George W. Bush was not that guy.
だと him = George W. Bush になるのはわかりすね。しかし、これでもそれまでに George W. Bush がでてきていたら he was not that guy. となります。
正解としても私は一向に構いませんがそれは実用性の乏しい英語だよ!と一言付け加えてあげてください。
結論として、理論を選考した日本の英語教育は伝わらない英語であり、当然それを学んだ生徒も英語がしゃべれないわけであります。
おしまい。(補足されれば、もしかしたらも一度記入するかもしれません)

この回答への補足

「なるほど」と感じました。とても素直でわかりやすい説明です。
私は日本で英語教育を受け、自分なりに一定のレベルまで行ったつもりですが、普通に考えると簡単なことなのに行き詰まってしまうことがあるのです。
例えば、最近のテレビCM(富士フイルム)でオノヨーコさんが、
Photo is love.「写真は愛」
Photo is you.「写真はあなた」
Photo is message.「写真はメッセージ」
Photo is memory.「写真は思い出」
Photo is smile.「写真は笑顔」
Photo is peace.「写真は平和」
などと言っている場面を見て、違和感を抱きました。なぜなら、自分は、「A is B.」はA=Bであり、AとBは最低同質(類)のものでなければならないはず、と思ったからです。Photo means love.とかPhoto brings messages.とかだったりしたら、納得したのですが。
どう思われますか?

補足日時:2008/01/09 12:53
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これは日本での英語教育の誤りを象徴したスレッドですね。


#2さんのみが正しいです。

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
理由など、もう少し詳しく教えていただけませんか。

補足日時:2008/01/08 23:33
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When I saw him, the man was wearing a hat.


の文で発話の最も重要なポイントは、
the man was wearing a hat
です。したがって、言語の意味を受け取るときに
は前から読むことによって順位が決まるのではなく、
意味を構成するプライオリティによって決まります。
ある意味、意味論的にはWhen I saw himはなんでも
よいわけで、いわゆる5W1Hのそれぞれの場合にあて
はめることも可能です。また言語学てきには、この
種の節は無限に続けることも可能です。
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この回答へのお礼

ご丁寧なご回答をありがとうございます。前々から疑問に感じていたことなのですが、「今さら…」という思いがあり、なかなか人にきけませんでした。今後ともよろしくお願いします。

お礼日時:2008/01/07 11:42

When I talked to her, my mother was cooking dinner.は正解とします。

これでいいのでしょか。
良くないと思います。
When I talked to my mother, she was cooking dinner.
が普通です。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/07 11:43

代名詞が本来の名詞より先に(前に)出ることはあるのでしょうか。


例えば、次のある文法書で見つけた文ですが、"him"と"the man"は同一人物を表しています。When I saw him, the man was wearing a hat.「その男性に(彼に)会ったとき、彼は(その男性は)帽子をかぶっていました。)

【回答】
確かに機械的に考えれば当然起こってくる疑問です。ポイントは複文であり、主節と従属節の関係だということです。

主節が中心の文であり、それに対して従属節は単なる副詞の働き(この例文では)をしているだけです。そのために、本来の名詞を主節に置き、代名詞を従属節に置いていると考えてください。代名詞が先に来ると不自然に思えますが、文全体を考えれば、the man は主節にないとおかしいのです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。前々から疑問に感じていたことなのですが、「今さら…」という思いがあり、なかなか人にきけませんでした。すっきりしましました。今後ともよろしくお願いします。

お礼日時:2008/01/07 11:46

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