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因果関係を簡潔に教えていただきたいのですが・・・
中東諸国はドルペッグ制を採用してるので、ドル相場の変動は関係ないのでは?

A 回答 (1件)

オイルショック以前の時代を振り返ってみましょう。


ドル紙幣はゴールドにその価値を裏付けされていました。
1960年代には、第二次大戦から復興を遂げた欧州諸国が、
二つの大戦中にアメリカに流出していたゴールドを取り戻すため、
保有するドル紙幣をゴールドに交換しようと一斉に動き出しました。
その結果、大量のゴールドがアメリカから流出し、
ついにドルとゴールドの交換は禁止され、ドルは暴落。
1971年のニクソンショックですね。
これに怒ったのが中東諸国。
ドルが価値を失えば原油の代金が減ることを意味します。
ドル以外の通貨は相対的に高くなるのですから。
そこで1973年、原油の価格を4倍に引き上げました。
ここまでがオイルショックの経緯ですね。

原油はドルで取引をしなくてはならないという取り決めがあります。
ドルはゴールドからオイルにその価値を裏打ちされています。
原油そのものの価格が変わらなくても、
ドルが信用を失えば相対的に原油の価格は上がります。
ユーロも原油と共に一貫してドルに対し上昇しています。

以上から、ドル安→原油高と考えることができます。
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この回答へのお礼

ご丁寧に有難う御座いました。

お礼日時:2008/01/20 23:14

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