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ヒトが摂取したデンプンはグリコーゲンとして肝臓に蓄えられるそうですが、たんぱく質・脂肪はグリコーゲンとして蓄えられることはありますか?全く分からないので変な質問だと思いますが宜しくお願いします!

A 回答 (2件)

20歳、医学生です。



生化学的に厳密に言えば、たんぱく質・脂肪両者共に分解された一部分は糖新生の経路に入り、グリコーゲンとして蓄えられえます。たんぱく質は個々のアミノ酸に分解され、生じたアミノ酸は脱アミノ基反応がさらに行われます。残った炭素骨格はピルビン酸、アセチルCoA、TCAcycleの中間体などになります。これらは糖代謝経路における中間体であり、糖新生によりグルコースとなりえます。一方、脂肪は最初にグリセロールと脂肪酸に大きく分解されます。グリセロールは肝臓に取り込まれリン酸化された後酸化されて、ジヒドロキシアセトンリン酸となります。これは糖代謝経路の中間体です。脂肪酸は酸化により二重結合導入、水和による酸素導入、酸化されて脱水素、さらに開裂によりもとより二炭素分短い脂肪酸とアセチルCoAが生じます。この繰り返しで脂肪酸は分解され大量にアセチルCoAを生じます。アセチルCoAはTCAcycleに入ります。以上のようにたんぱく質・脂肪の代謝産物は糖代謝と大いに関係しており、グリコーゲンとなりえます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/28 15:34

ブドウ糖がアミノ酸、脂肪、グリコーゲンに再構成されて貯蔵されることはありますが、


たんぱく質・脂肪は糖質ではないのでグリコーゲンとして蓄えられることはありません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%AA% …
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この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/28 15:34

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