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印刷会社の版下製作(出力部?)の仕事は、今後、デザインや広告作成の中で
必要となってくるスキルなのでしょうか?もしくは、畑違いなことなのでしょうか?

私は、26歳の男です。
公共職業訓練でDTPのことを習い、まだ実務経験はありません。
訓練中の最後の1ヶ月のみ企業へ体験として通わせていただきました。
そして、デザインや広告作成の仕事に就きたいと思い、現在就職活動中です。
将来は、チラシ・ポスター・商品カタログの作成に携わりたいと思っています。

現在1社、印刷会社から内定をいただいたのですが、デザイン部署ではなく
印刷版下部署なのです。
私が、デザイン・広告作成希望で面接に行った際に、社長曰く、私がまだ未経験ということもあり
デザインをするにはまず印刷の知識を勉強すべきであるし、その後、デザイン・DTPをしていく方が
印刷のことを考えた上でのデザイン・作成が出来るようになるということです。そして、3年ほど版下製作に携わってから、デザインをしたらどうか。
(実は印刷オペレータも募集をしてたみたいですが。)

また、1年後くらいに、会社が移転することになり、その際に、デザイン部と版下製作部を融合するようにし
(現在はデザイン部と工場が違う住所にあり、かなり離れています)ゆくゆくは、お互いがどちらもできるようにしたいと考えている
ということなのです。

先日、会社の工場を見学させていただきました。
版下製作部(出力部?)は、マックは使うけどフォトショップやイラストレータを一切使わず
出力機専用の面組(?)用ソフトの使用くらいだそうです。

私は、未経験なのでデザイン会社等でDTPオペレータでもなんでも、作成に必要な下積みを出来る限り積んで
ゆくゆくは自分で広告等を作成できるようになれればと考えていました。
しかし今回、印刷会社で版下製作からスタートするという違った道を勧められた形になり
フォトショやイラストレータから一切離れた版下製作での下積みが、果たして将来デザインや広告作成へ繋がるのか分かりません。
ぜんぜん違う方向に進んでしまうのではないかと、不安です。

長くなりましたが、よければご意見、ご回答をよろしくお願いします。

A 回答 (6件)

一言で言えば、印刷機械を「持っている」か「持っていない」か、ということです。


印刷会社と称して印刷機を持っていなかったり、デザイン会社と称して意外にも印刷機を持っているところも少なくはありませんが、おしなべてそうだと判断してください。
新聞社の中にも印刷機を持っていない専門紙・業界紙もありますし、有名なところでは日刊工業新聞は印刷部門を切り捨ててしまいましたし、日刊ゲンダイは日刊スポーツで印刷してもらっています。

ですから、印刷会社がクライアントから受けた印刷原稿を求めに応じてデザイン→印刷する場合、「デザイン部門」を内製化しているところでは1から自社で完成させる事が出来ますけど、これを持たざる印刷会社では「外注」に頼らざるを得ません。
デザイン部門を自社で完備している印刷会社はそれなりに規模が整っている所だと言えるでしょう。

印刷の基本を知らない、成り上がりデザイナーが作った原稿ほど印刷会社を悩ませるものは無いという現場の苦情を何度も聞かされました。
優れた印刷物をデザインするには、まずは印刷の現場を体験して印刷の基本をみっちり仕込む事が重要です。一流のデザイナーという方は、プロよりも印刷のことを知っている場合が多いです。

ですから、まず印刷現場を体験した後、デザイナー部門に配属するという貴方の未来の職場方針には賛成します。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

知識がないだけに、自分のやりたい分野と違ってしまうのではと不安だったんですが、
経験者の方から印刷の知識の大切さと必要性を教えていただき、先を見ることができました。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/30 21:04

印刷実務からスタートするか、すぐデザイン屋に飛び込むか。


どっちでも好きな方を選べばいいと思いますが、個人的には印刷機が回るのを目の当たりにして、どういう版を作ればどういう仕上がりになるのか、覚えた方が良いと思います。
訓練で実際に印刷機を回したり刷り上がった印刷物を裁断したり製本したことはありますか?。印刷用の紙の種類(具体的な銘柄)や用紙に紙の目があるのを知ってますか?。画面上でいくら細かく色指定しても最後は紙の白色度や印刷機のインクの盛りや水の量によって色が変わります。紙のコシや平滑度によって印刷機の回転速度も変わります。デザインするときは、「かっこいい」だけでなく後工程の生産性にも配慮しなければなりません。そういうスキルを身につけるには製作部のポジションは最適だ、と社長は言いたかったのでは。
デザインについて顧客と打ち合わせするときに、最終仕上げまでの作業が頭に浮かぶ位であって欲しいです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

公共訓練ではPCスキルや実務で必要なことをすこし教えてもらいました。
印刷物を裁断したり製本したことはなかったです。
印刷のことについても、奥が深いんですね。勉強になります。
印刷の版下制作から始まることも、一つの方法なんだと、自信のようなものが持てました。
参考にさせていただき、もう一度よく考えてみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/30 21:26

私はデザイン関係の仕事をしています。

当然マックを使用します。15年ほど前は、(1)デザイン→(2)写植・版下→(3)製版→(4)刷版→(5)印刷→(6)製本加工と、ほぼこんな感じの行程でそれぞれの部署でそれぞれの専門家が仕事をしていました。ただマックを使用するようになり、(1)~(3)くらいまでの工程はデザイナーの仕事になってしまったわけです。したがって(2)を担当する会社が(倒産)無くなり、(3)を担当する会社の数も減りました。デザイナーに対する負担がものすごく増えましたね。単純に3倍の仕事量になるわけです。しかし、実際は料金はほとんど増えてはいませんよ。たぶん、あなたが会社側から求められているのは(3)&(4)あたりの作業かと思われます。(5)の印刷になる直前の仕事です。それ自体はクリエイティブな仕事ではありませんが、無駄でもありませんね。実は、私もデビューする時は印刷会社のデザイン部門からスタートしました。わざわざ、そこからスタートしたわけです。最初の2~3年は、同期生たち(即デザイン会社に就職した連中)に差をつけられるのを承知の上でした。ただ、製版とか印刷の知識を身につけるには、そこが一番の道だと思っていたからです。簡単に言うと、15万円の給料で生活しまったら、いきなり9万円くらいの生活には逆戻りできないでしょう。という事です。私はそこを起点に、デザイン会社、広告代理店を経て、今は自分の会社を持っています。同期生で、この関連の仕事しているのは、もう3人程度になりましたね。ほとんどデザイン業界から去っていきました。あなたの会社の社長さんの意見はもっともだとうなづける所がありますね。少なくとも、デザイン専門学校で2年間くらい勉強してきたなら別ですが、いきなりデザインに立ち向かうのは、相手が手強いですよ。1年後くらいにデザイン部門と統合する予定があるなら、もっと身近にデザインの事について見たり、学習する機会も多くなります。それまでは、自分の準備期間くらいに考えて見るのも一つの方法かと思います。ただ、勉強はしてください。あらゆる事が勉強の対象になります。例えば、ギャンブルについて知っておかないと、いざその関連の仕事が発生した時、困るでしょう?食品、不動産、美容、ファッションと、どんなジャンルの仕事が依頼されるかわかりません。その時に「そんな事、やった事ないですから、出来ません」などと言ってられませんからね。本当に勉強しなくてはならない事がいっぱいあります。でも「積み重ねた日々」は全部あなたの力(栄養)になるものです。あとは、あなたが、進むか退くかだけですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

まさに(3)(4)の仕事です。
8823kinさんも、同じスタートをされたということで、すごくためになります。
版下制作によって得られる知識は、長い目で見たときに必ず役に立つ日が来るだろうということですね。
あとは自分がそれを生かせるかどうかと。
1年後くらいの統合予定の時に、自分に力がついていられるようにがんばりたいと思います。

参考にさせていただき、もう一度よく考えて進みたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/01/30 21:51

自分はデザイナー崩れのネットショップ屋です。

昔は編集プロダクションで版下作ったりもしていました。

やはり印刷の知識はあった方がいいと思います。色指定の仕方にしても、どう指定するとどうなるのかとか、どこまで印刷の段階で調整が利くかとか、ノウハウ的な部分は経験してみないと判りません。

>フォトショップやイラストレータを一切使わず

それらのソフトを使う事がデザインではありません。そんなのは単なる道具に過ぎず、仕事で使わないのなら家で使えばいいんです。
会社で見たデザインを自分ならどうするか、あの部分はどうやって作っているのか、など、家で色々とやってみればいいのです。デザインと版下の部署が1つになったら、後ろからのぞいてテクニックを盗むことだってできますし、移転するまでにデザイン部の人達と仲良くなっておけば教えてもらうことも可能でしょう。

お話を読む限りではその社長さんが言われる事は筋が通っていますし、内定をくれたということはあなたに期待してくれたということだと思いますよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

やはり印刷の知識というのは大切なようですね。
内定をいただけたというのはうれしく思います。

会社の社内広報の冊子を以前いただいて読んだのですが、
『新社屋になった際、製版課の入力出力が同じ部屋~もちろんデザイン課も同じ社屋』とありました・・・
ということは、デザイン課は別のようです。。。
しかし、社長は製版で3年くらい修行してデザインをしたらいいと言っていたことは確かなので、それは偽りはないのですが、当分製版というつもりで覚悟はしておきます。

製版の入力というのは、属にいうデザインされたものを作り上げていく作業ということでしょうか?

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/04 02:17

現在はデザイン会社を経営しておりますが、前職で印刷現場に近い部署での経験もあります。



職業訓練後の進路は広告代理店、デザイン会社、印刷会社などに分かれると思いますが、その中でも印刷会社は現場の経験を積む事ができる唯一の進路です

現在は手法を学ぶ段階にある訳ですが、職業訓練で馴染んだツールを使わずに、印刷現場に近い部署での勤務が果たしてどれ程有効かとお悩みなのだと思います。

デザインしたものを、効率良く、イメージどおりに印刷させたい場合には現場での知識は非常に有効です。テクスチャの違いから再現不可能な色見本を送りつけたり、モニター上だけでの指定など、現場を混乱させるデザイナーは少なくありません。本人の見えないところで評判を落としているデザイナーを見るたびに、もう少し現場を知っていたらと思ったものです。

他の方が仰っているように、現場での経験がきっと役に立ちますから今は社長の言うとおり、部署統合に向けて頑張るというのが正しい選択だと思います。

3Kと呼ばれて久しいですが、どちらの印刷会社でも慢性的にオペレーターを募集しております。ひょっとしたら興味はないかと尋ねられたり、誘われたりというケースも多いと思いますが、デザイナーと異なるセンスを求められる部署なのでお断りしても角は立たないと思いますから安心なさって大丈夫でしょう。

職業訓練で覚えたイラレやフォトショ単なるツールです。作品作りは自宅でもできますから、コンペなどの目標を見つけてチャレンジなさってはいかがでしょう?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

みなさんが印刷の知識は必要であるとおっしゃられるので
ありがたく参考にさせていただきます。

イラストレータやフォトショップ等はできるように、独学と練習を積む必要がありそうです。コンペに参加して士気をあげるのも参考にさせていただきます。

しかしながら、以前いただいた社内広報冊子に
『新社屋は、製版課の入力出力が同じ部屋~もちろんデザイン課も同じ社屋内・・・』と書かれてありました。
ということは、デザイン課は別・・・
社長は、製版で3年くらい修行を積んで、デザインをしたらどうやとおっしゃっていたので、数年は製版課での覚悟をしておきます。
やはり一度入社すると、課の移動や希望はそう簡単にできるものではないと思いますし。

せっかくご回答をいただいたのに、すこし状況が違い、すいません。以前にコメントをいただいた方も併せて、お詫びいたします。

製版の入力というのは、一般的にはデザインされたものを仕上げていくオペレータになるんでしょうか?

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/02/04 02:46

ANo.5の補足回答です。

今は全自動で製版が可能ですが、従来どおり手作業で製版する印刷会社も少なくありません。いずれかによって作業内容が異なります。就職するかどうか将来に大きく関ってしまうので責任を感じながらあくまでも推測だとお断りした上でお答えしますね。ちなみにオフセット印刷を前提に解説しております。

>>製版の入力というのは、一般的にはデザインされたものを仕上げていくオペレータになるんでしょうか?

誤解されていらっしゃるといけないので記しておきますが、基本的に製版では直接デザインに触る事は無いと思います。

印刷の前工程を総称して製版と呼称している場合も多いのですが、判り易く解説すると印刷前工程のフイルム撮影や、レタッチ修整、印刷網加工などの工程を製版」と言います。フィルムにゴミや埃、キズなどがついたりしたものを除去したり、ベタ塗部分の面積を広げたり、トンボを付けたりなどのフィルムに対しての作業がメインになります。

面接時に説明があったのではないかと思いますが、歴史を遡って考えてみると、印刷がそれまでの活版から平版に変わりフイルム等の感光性資材の特徴をいかした製版が広く普及しておりました。現在のようにコンピューター技術でデジタル化が可能になると、フイルムでの製版の工程を飛ばした印刷前工程が出来るようになり、今後は手作業での製版は減ってくると思います。

そこに配属されたら移動はできないかもという懸念は尤もな事と思います。社長の回答は必ず実行されるという約束ではありませんから悩むところですね。

>>公共職業訓練でDTPのことを習い、まだ実務経験はありません。

前職は何をされていたのかわかりませんが、現場仕事がお嫌だとするとちょっと難しいかもしれません。インクで手が汚れたり、溶剤の匂いもします。しかし印刷会社のデザイナーが印刷の知識がなくて勤まるとは思えませんから現場経験は不可欠です。

その印刷会社がどのようなお仕事をされていらっしゃるのか判りませんのでこれ以上の回答はできませんが、現在抱えている不安を一度会社に尋ねてみてはどうでしょうか?
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