プロが教えるわが家の防犯対策術!

美術系の大学を卒業し、4月からパッケージデザイナーとして契約社員で働いています。
デザインと同時に商品企画も行われている部署で、企画の仕事にも興味があり、課長から「頑張れば企画で社員になれるよ」と言われたため、何度か企画書を提出しました。
しかし本日、デザインのチーフが「○○(私)はデザインセンスが無い。デザインの勉強もしてないくせに、企画案なんて書いてる暇無いんじゃないの?」と言っているのを聞いてしまいました。
課長もチーフから同じ事(○○はデザインの勉強もしてないくせに~)を言われたらしく、課長からもこれからはデザインに専念するように言われました。結局、私が出した企画案は他の方の名前で使われる事になるそうです。

確かに私は大学時代も彫刻専攻だったため、デザインの勉強をしていません。自信があるのはデッサンくらいです。なぜデザイナーで入れたのかも分からないくらいです。
私がしっかりとデザインできていたらこんなことにならなかったのかと思うと、悔しくてたまりません。なんとかして、チーフに文句を言わせないくらいの一人前になりたいです。

企業でデザイナーとして働いてる皆様、お知恵をお貸しください。
・デザインする上で、常に気をつけていることはなんですか?
・参考になりそうな本やウェブサイトなど、ありましたら教えて下さい。

また、街でパッと目についたパッケージや広告は記録するようにしていますが、記録するだけでなく、ここを気をつけて見るといい、というアドバイスなども頂けると幸いです。
よろしくお願いします。

A 回答 (6件)

文字組みに自信はありますか?



文字組みに自信があってデザインセンスが悪い人間を見たことがありません。

文字を勉強されるのが良いかと。

いいデザイン会社は入社したらまず徹底的に文字を勉強させます。

文字組みが下手でデザインセンスがいい人間も見たことが無いので。

デッサンが生きるのはその後です。

デッサン力に自信があるのなら、絶対伸びますよ、断言して良いけど。

今はそれがいかされて無いのでしょう。もったいないです。
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パッケージデザイナーとして働いております。


>結局、私が出した企画案は他の方の名前で使われる事になるそうです。
ヒドイ話ですね。デザインに専念するように、だから貴方の名前は使わない。というのは変な話です。
私なら意見を言います。自分の案が自分の名前で通らないなんて一度許したら何度もあるかもしれません。
自分の名誉の為に抗議した方が良いと思います。
あと、おそらくチーフは貴方がデザインできても文句を言いますよ。

デザインセンスってデザインの勉強してて身に付くものじゃないです。
有名なデザイナーの方々の中にはデザインの勉強なんてしてない人が沢山います。
逆に、芸大でみっちりパッケージデザインの勉強を四年間してても、センスの無い人は無いです。
(勿論、センスとは別の次元で知識を得る事で制作物の質は上がるでしょうが。)

デッサンに自信があるのなら、ある程度絵心もおありなんでしょう。それは凄く強いと思います。
デザインをする上で、絵が描けるに越した事はないと思います。
これは個人的な意見ですが、絵が描ける人でデザインセンスが全くない人に出会った事がありません。

>・デザインする上で、常に気をつけていることはなんですか?
余白と文字と。
全体的な空間を気をつけています。
あとは、何がメインなのか、を気をつけています。

>・参考になりそうな本やウェブサイトなど、ありましたら教えて下さい。
JPDAやTDC年鑑、その他デザイン書籍、海外のパッケージデザインブログ等

気になったのですが、デザインの部署と、商品企画の部署は同じなのですか?
パッケージデザインはプロダクトデザインとは全く別物なのに少し不思議に思いました。
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 わたし自身はデザイナーではなく、デザイナーを含むクリエィティヴを統括する立場にある者ですが、ことにNo.2の方のご回答にうなづけるものを感じます。



 …結局、私が出した企画案は他の方の名前で使われる事になるそうです…、これはまったくもって失礼な話、わたしたちの部署ではこうしたことは一切やったことがありません。ただ、素案としては評価する、そして評価したことはしっかり制作者に伝える、しかし、この粗削りな素案を他のより経験豊かなデザイナーにブラッシュアップさせる…といったケースは時々あります。

 ですが、これは余談です。さて、ご質問者様がお考えになるセンス、チーフが期待するセンス、これらとはいったいどういうものなのでしょう。いろいろ参考になりそうな本やウェブサイトで研究を重ねるのもたしかに大切ですが、同時に、お勤めの企業が求めるものは何なのか、これまでに製品化されたデザインは何が良かったのか…、こうしたことも合わせてお考えになるといいと思います。

 パッケージデザイナーという仕事は、一種のプロダクトデザインをする仕事、このカテゴリーでも過去に何度か書きましたが、辞書を引いてみればお分かりになるでしょうが、デザインとは「設計」と同義語なのです。エンジニアが何かモノを設計し製品化しようとする場合、彼らは、まず最初に何を考えるでしょうか。

 美しさ?、可愛らしさ?、奇抜さ?、面白さ?、そうでしょうか、そうした、見かけの良し悪しも当然大切な要素には違いありませんが、こうした見かけの良さをセンスの良さの結果だと思っていらっしゃいませんか。

 もし、このわたしがチーフであったなら、きっとこう言うと思います。…美しさ、可愛らしさ、奇抜さ、面白さ、そうした魅力的な見かけも当然大切な要素には違いないこと、しかし、パッケージデザインをする場合に、もっと大切で忘れてはならないものは、つぎのようなことだろうと思うと。

 まず、パッケージは「商品」の大切な一要素ではあるけれど、「製品」そのものではない…ということ。多くの場合、パッケージはあくまでも副資材であり、本来は無ければ無いのが一番望ましいはずのもの、ただし、その副資材が、製品の品質を守り、製品を引き立て、商品としてのイメージを高め、ひいては企業のイメージや知名度にも影響を与える不思議なもの、このことを頭に置くこと。

 また、パッケージの多くは量産形態の中で使われる副資材であること、そうした環境に置かれたパッケージは、一に機能、二にコスト、三に製造と管理がしやすいこと、これらがなによりも大切なことなのだということ。

 たとえば和菓子のパッケージ、一個の高価な和菓子を包むパッケージ、それは、包む係員がデリケートな和菓子を、一個たりとも傷つけることなく、素早く包み終えることが出来、しかも移動中にも和菓子を傷つけるおそれのない「構造」、

 しかも、あくまでも副資材であり、食べられず、捨てられる運命にあるがゆえに、なるべくコストが低いにこしたことはない。まして量産製品の場合にはこの「コスト」が利益率を大きく左右してしまうということ。

 コストを低く抑えるには、素材の選択も必要でしょうが、型抜きが楽なこと、組立てが迅速にできること、製造や在庫管理、輸送や納入に無駄が生じにくいこと、そして、印刷方法と色数など、こうした見極めも欠かせません。

 このように、パッケージデザインとは、パッケージに求められる機能と経済性についてしっかりとした答えが盛り込まれていなくてはなりません。そして、そうした基本について考え抜いた考えの中から、素晴らしいアイデアが浮かび上がってくるのです。

 京都のさるお菓子舗の和菓子のパッケージ、パッケージと言えばとかく四角なものを想起しますが、ここの和菓子のパッケージ、円筒形の頂部を複数の羽根に分けて、和菓子を収めたあとは羽根をグルリと交差させるだけ、これで素早く密封できますし、お饅頭は円筒の中で揺れ動くこともなく、しかも、見かけがお花を連想させてとてもファンシー、なのに展開してみると大したことはない型抜き(ごめんなさい、具体的な構造の詳細は忘れました)、なるほどと思ったものでした、まさにアイデアの勝利。

 こうした基本について考え抜いたあとに、最後に必要になるもの、それが「飾る」という操作。絵柄や写真をどう扱うか、色数を幾つにするか、そうした美的な要素の盛り込みです。実は、ご質問者様が悩んでおいでなのは、たぶんこの部分ではないかと思うのです。

 「飾る」、それは女性のメークと似ています。本来スッピンでメークなど要らないのが一番いいのですが、やはりメークは欠かせません。これと同様に、デザインには飾るということもまた必要なものです。ただし、余計なものは全体の品格を崩してしまいます。不要なものは文字通り要らないものなのです。こうした考え方こそが、デザインの基本なのかもしれません。

 さて総括、あとはデザイナー次第です。まず、どんな製品が収められるパッケージなのか、それにふさわしいパッケージとはどんなものか、そのあたりから入って行くことになるでしょう。消費者にパッケージによって購買意欲を感じさせるような商品である場合には、パッケージが製品を上手に、そして強力に訴求できるものでなくてはなりませんし、単なる包装副資材であるなら製品の在庫管理がやりやすいなどと、それなりの機能を考える必要もあるでしょう。 

 そしてさらに、どういう機能が必要か、製品1個あたりに許されるコストは幾らぐらいか、製造や組立て、包装の現場ではどのようにあれば最良か、そうしたプロセスで答えを求めて行くことになるはずです。そのためには、パッケージそのものの製造過程も熟知していなくてはなりません。

 たとえば色数、多くの場合、印刷色が少ない方がコストは低くなります。上手にデザインすれば1色か2色でも優れたデザインは可能です。ですが、3色というのは大変に不経済、なぜなら、印刷会社、あるいは印刷部門では1色か2色の印刷機、でなければ四色のグラビア印刷機などといったケースが多く、3色使いではコストダウンにはならないからです。

 なんだか、時間がないまま、大急ぎで書き綴った回答ですが、言いたいことがお分かりでしょうか。パッケージのデザインとは、単に美しく魅力的にと考えることではないのですし、美しく魅力的にと演出できる美的センスだけがすべてではないということです。

 デザインとは設計すること…、なにが必要なのか、どうあればいいのか…、そこから考え始め、アイデアを絞り出し、そして的確な答えにたどり着く、その的確さこそがセンスというものだとわたしは思うのです。そして、しっかり考え抜かれたパッケージデザインというものは、あえて大した装飾など加えなくても、まず間違いなく美しいものであるはずです。

 あとは経験です。パッケージデザインはけっして簡単な技能ではありません。頭を柔らかくして、広い視野で、いろいろな世界に目を向けてみてください。なお、余談ですが、もし上司に積極的にアピールしたかったら、こうした理詰めなプロセスにしたがって、一から順に考えを進め、だから、こういったパッケージが最もふさわしい…と、論理的な企画提案をしてみてはいかがでしょう。

  

 
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デザイン会社を経営しています。



最も有効な上達の方法は、
アナログ脳とデジタル脳を別々に鍛えます。

ペンと紙がデジタル(左脳)
PCがアナログ(右脳)

パッケージデザインをするにも、市販されている上手なパッケージを真似て、
紙にペンで同じように模写して何度も書きます(1ヶ月で100回くらい)
今度はそれを、PCで再現して自分で描いていきます(こちらも1ヶ月で100回くらい)
何度も繰り返します。そうすることで、脳がデザインを認識します。
街で見かけた良さそうなデザインをカメラで撮ったり、
ファイリングするだけでは、ただ見ているだけで、
能力としては磨かれません。

これが、伝統奥義です。

例えば、どんな大天才のテニスプレーヤーでも、
テニスをしたことがなければ、伝統奥義を学んだ小学生に勝ち目がない様に、
デザイナーもいくらセンスがあっても、練習した新人には勝てないのです。

アナログ脳(右脳)とデジタル脳(左脳)を別々に鍛える。
コレ以外に上達の方法は無いと思います。
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 直接の回答ではありませんが、気になったので、あなたの質問への感想を書きます。



 気になったのは、この箇所です、
《私が出した企画案は他の方の名前で使われる事になるそうです》
 つまり、あなたの提出した企画案が、評価されているということです。

 一般的に、商品企画とパッケージデザインを比較すると、企業に取ってより重要なのは商品企画です。
 商品企画と較べると、デザイン系の仕事はルーティンワークに近いものです。
 デザインワークは学習で能力を高めることが可能なほど、分かり切った作業の部分が大きい仕事です。
 商品企画の方が、より高いクリエイティブ能力が必要です。

 ですから、そのチーフデザイナーは、あなたの能力に嫉妬して、あなたが大きな力を発揮する前に、自分の下に置こうと考えて、
《○○(私)はデザインセンスが無い。デザインの勉強もしてないくせに、企画案なんて書いてる暇無いんじゃないの?》
という言い方をしたのではないでしょうか?

 才能を持ったまま、埋もれる人が多いのです。
 この程度の、チーフの雑言に惑わされずに、しばらくの間は企画案の提出はせずに、勝手に作ってたくさん貯めておきましょう。
 そして、何かの拍子に、課長が企画案の困っているような様子を見たり、言ってくるようなことがあった時に、満を持して、提出しましょう。

 勿論その間、デザインの学習は続けましょう。

 彫刻専攻のあなたを選んだ人事の人も期待している筈です。

 やりたいことを続けていれば良いと思います。
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>・デザインする上で、常に気をつけていることはなんですか?


特にないけど、きれいに丁寧に作ることを心がけている。

>・参考になりそうな本やウェブサイトなど、ありましたら教えて下さい。
特にないけど、自分が見ていいなと思ったものは参考にしている。

気がついたものは、なるべく手元に残しておき、常に「見る」というのが大事かもしれないです。
この商売、とにかく見ないと始まらないので、その訓練の意味も含めてですね。
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