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グラフィックデザイナーの故・亀倉雄策氏についてどういう印象がありますか?

・東京オリンピックや札幌オリンピックのポスターを考案した。
・(株)リクルートの取締役も務め、(株)プリンスホテルや日本電信電話(株)=NTT等各取引企業のCIにも関与した。

ということぐらいしか知らないのですが、いろいろ聞きたく。

A 回答 (3件)

亀倉は銀座のリクルートG8ビル(当時の本社)内に事務所を構えていました。


若い方は知らないでしょうが、のちに「リクルート事件」と呼ばれる
世間を騒がせた大変大きな汚職事件があり、
亀倉は自分のデザインしたカモメのマークがあちこちで
飛んでいるのが嘆かわしいと言いつつ、その頃にG8に移りました。
そして「クリエイション」という雑誌を同社より創刊。
同社のイメージアップになるだろう、という亀倉の判断です。
つまり、リクルートを助けたいという思いでそこへ移ったわけです。
今でも1階にデザインギャラリーがあるのは、その名残りだと思います。
リクルートとの縁はこういった具合です。

ほか、日宣美やJAGDA、日本デザインセンターの設立などに
陣頭指揮を執った人で、「亀倉雄策1915-1997」にもありましたが、
フランスでの号泣しながらのヒロシマアピールズ公演や、
上記のエピソードにあるように、情に厚く豪快で、
まさにデザイン界の大親分でした。
私がデザイン界に入ったのは没後ですが、一度会ってみたかったなぁ…。
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この回答へのお礼

そうですね、親分肌だったようですね。リクルート内での影響力もあったとか?

最近やはり僕の好きだった粟津潔さんも亡くなりました----。

お礼日時:2009/11/03 17:39

ご自身による著書が数冊出ています。


それらをまず読まれることをお勧めします。
「デザイン随想 離陸 着陸」(美術出版社)
「曲線と直線の宇宙」(講談社)
「亀倉雄策の直言飛行」(六耀社)
辺りですね。どれも絶版で入手しづらいですが、
古本屋か図書館で探して下さい。

「亀倉雄策 1915-1997」(メディアファクトリー)
という本も面白いです。これは亀倉の作品集ではなく、
氏が亡くなられた際、デザイナー34人が追悼展示会を
行った時の作品を集めたものです。
それぞれのデザイナーが氏と関わった時のエピソードが載っており、
これでかなり人となりが解ります。

私の印象は一言で言うと、「昭和の大親分」という感じです(笑)。
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この回答へのお礼

「亀倉雄策 1915-1997」は読んだ記憶があります。(株)リクルートの取締役を務めていたということで、子会社(株)メディアファクトリーが出版したのでしょうが、面白かったです。他の本も読んでみます。有難う。

お礼日時:2009/11/02 21:01

知名度の高さ・息の長いクリエイターだった、と思いマス。


http://www.google.co.jp/search?sourceid=navclien …

http://designist.net/blog/archives/2007/08/post_ …

若い頃には、「面白みのナイ作品」と思ってマシタが、今見ルと、
シンプルで、力強い作品が多いデスね。

ソノ、ブレない、「本質を見極めるデザイン力」は「サスガ」だと
思いマス。
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この回答へのお礼

確かにシンプルですが、印象に残るいいデザインですね。

お礼日時:2009/11/02 21:02

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