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水溶液中のアンモニウム(NH3)を定量して欲しいと依頼されています。
アンモニウムイオン(NH4+)の定量は中和的定法かインドフェノール法を使っていますが、
アンモニウム(NH3)として数値を出すには、どうすれば良い悩んでいます。

アンモニウムは全てイオンに解離していると仮定した場合、
中和滴定法やインドフェノール法で算出したアンモニウムイオンの濃度に
分子量の違いによる係数(NH3:17.0304/NH4+:18.0383→0.9441)で補正する
と言う考え方で良いのでしょうか?

A 回答 (3件)

NH3 はアンモニアですが.


何を測りたいんですかね.
溶液中の分子態の NH3 なのか,NH3 と NH4+ をあわせた総量なのか.

この回答への補足

書き間違えました、NH3はアンモニアですね。

受け取ったサンプルは水溶液でしたが分析項目にNH3と書かれていました。
依頼主に聞いたところ、溶液中でイオンに解離していないNH3の定量では無く、
NH3とNH4+の総量をNH3として定量して欲しいようです。

ある人は中和滴定法(JIS K 0102.42.3)では0.05M 水酸化ナトリウム溶液 1ml のアンモニウムイオン相当量として
0.902 を乗じることになっているので、
分子量の違いから 0.862(0.902*0.9441) 乗じれば良いのでは?
と言っていますが、それで良いのか判断できません。
さらに濃度が低くてインドフェノール法で分析する場合はどうなのか?
も分からないしだいです。

補足日時:2008/02/16 19:51
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>アンモニウム(NH3)…


これは「アンモニア」なのですが、あなた様が受けた依頼は、アンモニア(NH3)なのかアンモニウムイオン(NH4+)なのかいずれの定量でしょう。
さらに、アンモニウムイオンとアンモニアを分けて定量して欲しいと依頼されたのでしょうか??
アンモニアの定量なら、NH4+のpKa=9.42ですので、緩衝作用がない溶液ならpHから求めるのが良いのではないでしょうか。これなら水酸化アンモニウムと非アンモニウム・アンモニアを分けて定量したことになりませんか?
インドフェノール法ではアンモニアもアンモニウムとして定量してしまいます。
滴定なら溶解状態の非アンモニウム・アンモニアだけでなく水酸化アンモニウムも測ることになります。

この回答への補足

書き間違えました、NH3はアンモニアですね。

受け取ったサンプルは水溶液でしたが分析項目にNH3と書かれていました。
依頼主に聞いたところ、溶液中でイオンに解離していないNH3の定量では無く、
NH3とNH4+の総量をNH3として定量して欲しいようです。

補足日時:2008/02/16 19:53
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JIS K102.42 を確認しましたが...


結局,試水をいったん蒸留しているので,そもそも液中の存在形態については気にしないで総量を知ることしかできない分析なわけです.NH3 としようが NH4+ としようがたいした意味はありません.
ppm のような質量ベースの分析値を出したいなら,NH4+ と NH3 の分子量比で補正すればいいです.
そもそもの依頼自体が深い意味なく NH3 なのでしょう.何とかppm (as NH3) と明示して報告すべきでしょう.あるいは,補正も何もせずにいつものように NH4+ として計算して,かんとかppm (as NH4+) で報告しても,依頼者側が意味がちゃんとわかる人なら問題ありません.
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この回答へのお礼

ご検討有難うございます。

当方も依頼主が深い意味は無く、アンモニアだからNH3と言っているだけだと思います。

今回は JIS K 0102.42 にてアンモニウムイオンを分析し、分子量比を補正して報告しようと思います。

お礼日時:2008/02/16 23:12

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