アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

私は歴史とは関係ない分野の学校に通っている専門生です。
最近歴史が好きで教科書には載ってないことを趣味で研究したいと思っております。
しかしあまりにもド素人すぎてどんな資料を使用していいのかなにをすればいいのかがわかりません。
主に日本史では新撰組や大奥、平安時代(安倍晴明や朝廷)、洋史では中世ヨーロッパ(エリザベス女王やヘンリーなど)に興味があります。(分野が広くてすみません)
オススメの資料や研究の方法教えてください。お願いします

A 回答 (4件)

理想として、日本史なら古文書を読む能力で欲しいですね。


一次資料を扱えれば、歴史的な発見が可能でしょうし。

以前、NHKで武士の家計簿と言う番組を見たのですが
あまり知られていない下級武士の経済事情をみて感嘆しまた。

あと、想像力でしょうか。一枚の絵から情報を読み取る事も
あるでしょうし。

行動力があるのでしたら、フィールドワークも良いかと。
実際に古戦場を見て回る事で、伝聞との違いや矛盾を感じ
取れるかもしれません。

晴明が使っていたと思われる陰陽道の術が伝わっている
所もありますので、訪れるのも良いでしょう。

最後に、他人の跡を追っかけない事ですね。自分だけを
追いかけないと単なる歴史ファンで終るかもしれませんので。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

参考になりました。ありがとうございます

お礼日時:2008/02/20 23:27

趣味で研究したい、という事なので、図書館や本屋に並んでいる専門書を片っ端から読んでみてはいかがでしょうか?


ただし、この場合は必ず「著者の略歴を調べる」事です。
というのは、歴史というのは「主観」が入りやすい分野ですので、個人(著者)の思想が反映されるからです。
そこを気を付けないと、偏った知識となってしまい、場合によっては(言葉は悪いですが)「洗脳」される事もあります。
日本史なんかだと、「古事記」「日本書紀」の内容や「近現代史」なんかは要注意ですね。

これは、「歴史の性質」上仕方ないと言えます。
詳しくは参考Q&Aを載せておきます。
http://okwave.jp/qa3672975.html

また「歴史の性質」を知る上で、まず読んで欲しい本を挙げておきます。

『歴史とは何か 』(岩波新書) (新書)
E.H. カー (著), E.H. Carr (原著), 清水 幾太郎 (翻訳)
ISBN-13: 978-4004130017

『歴史とは何ぞや』 (岩波書店)
ベルンハイム (著), 坂口 昂 (著), 小野 鉄二 (著)
ISBN-13: 978-4003341414

また、大まかな流れを知っていると専門書を読んだときの理解が深まりますので、、、

『日本の歴史』講談社、全26巻
http://shop.kodansha.jp/bc/books/rekishi/

『西洋の歴史』シリーズ ミネルヴァ書房 
http://www.minervashobo.co.jp/find/details.php?i …

これに加え、NO1さんが指摘されているみたいに「古文書学」や「ラテン語」なんかが出来ると、原史料にあたれて良いのですが、流石にそこまでいくと「専門家」レベルになりますので。
もちろん、余裕があればチャレンジしてみてください。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

書き方が悪かったのかもしれません。趣味でというのは職業柄や論文等で使用しないという意味で(学校が違うためあたりまえですが)真剣そのものなんです。
まず何事も基礎を知ることが大切ということですね。
とても参考になりました。ありがとうございます

お礼日時:2008/02/20 23:25

NO2です。


すいません、軽くみてしまってましたね。

>趣味でというのは職業柄や論文等で使用しないという意味で(学校が違うためあたりまえですが)真剣そのものなんです。

と、真剣なようですので、少し補足をしておきます。

やはり、「歴史学」というのは、洋の東西を問わず「史料」を読み解く事からはじまります。
なので、本格的な研究をするなら、「史料」が読めないことには話にならないということになります。
(※ただ、この「史料を読む」というのが中々くせ者で、その理由は先の回答と参考Q&Aにあるとおりです。)

日本史の場合は、「古文書学」がこれに当たります。
あと、日本の文章を残すという「技術」は中国の漢文を真似たことから始まりますので、「漢文」も出来た方が幅が広がります。
西洋史の場合は、「ラテン語」が基本となりますね。
さらに、「ギリシア語」なんかが出来るとさらに幅が広がるでしょうね。

ただ、時代や地域によりけりですから、何でもかんでもやらずに、まずはどれか一つに的を絞って「歴史学の方法」と「歴史を見る目」を養う方が良いかと思います。

で、一応基礎となるテキストを以下に挙げておきます。

『史料学入門』岩波テキストブックス
http://www.amazon.co.jp/%E5%8F%B2%E6%96%99%E5%AD …

『古文書学入門』佐藤 進一 著 出版社: 法政大学出版局; 新版版 (2003/03)
http://www.amazon.co.jp/%E5%8F%A4%E6%96%87%E6%9B …

『初級ラテン語入門』 有田 潤 (著) 出版社:白水社
http://www.amazon.co.jp/%E5%88%9D%E7%B4%9A%E3%83 …


レベル的な事で言うと、NO2の回答が大学1,2回生でやる内容、こちらの回答は大学3,4回生から大学院生が学ぶ内容となります。
なので、まずはNO2の『日本の歴史』『西洋の歴史』シリーズを読みながら、古文書読解やラテン語読解の力を身につけて見てください。
それと同時に、まずは研究テーマを一つに絞る事も上達の早道です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

とても参考になりました。
頑張ってみたいと思います。ありがとうございます

お礼日時:2008/02/21 23:36

図書館か書店で調べてみたいと思うテーマの本を手にとり、参考文献が載っているかどうか確認してみます。

専門書や研究書でなくても大丈夫です。その本が何をよりどころとして書かれたかがわかることが大事だと思います。

最初に手にした本を先ず読んでから、本の中に引用または参考とされていた資料のなかで、必要だと感じたものや興味のある本を次に読んでみます。

これを繰り返していきますと、

自分のテーマを研究するときに最低限必要な資料が大体わかってきます。

この説を主張する人たちは、説を導くためにこの資料にあたっているのだということがわかってきます。

実際に資料を見ているのか、誰かが引用したものを見ているのかなど、その本の作られ方や、信憑性もわかるようになってきます。

自分に何が必要なのかが見えてきます。古文書なのか、他の時代の知識なのか、他の分野の知識なのかなど。

興味があるテーマが現在どのくらいわかっているのか、何がわかっていないのか、何が争われているのかが見えてきます。それを知ることで、自分のできることややりたいことなども決めやすくなってきます。

専門的には他の回答者の方がおっしゃっている通りだと思います。

歴史の研究で大事なことは、好きであることと、事実を調べたいと思うことです。先ず第一歩を踏み出してください。やればやるほど、おもしろいです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
とにかくかたっぱしから読んで疑問に思ったことから調べていきたいと思います

お礼日時:2008/02/22 21:42

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!