貴金属地金の高騰は何が原因？

Question

最近ニュースでも世間でも地金高騰というのをよく聞きます。
どんどんあがっているそうですが、いったい何が関係して地金は高騰しているのですか？
恥ずかしながら何故そうなるのかがさっぱりわかりません。
初心者なのでわかりやすく説明していただけると嬉しく思います。
よろしくお願いします。

PS:小麦粉、原油なども同じように関係していますか？

tanuki4u · Accepted Answer

外部要因と内部要因

投資の金が、世界中を巡っておりますので、「これから　あがりそうだ　あるいは　さがりそうだ」要は、今まで変化がなかったものはないか？と探しており、昨今で言えば「そろそろ原油も高止まり、変化しないね」となったので、「あ、そういえば　金　変化してないな、おおおお　あがりだした　それ　買え！」ということで金地金があがっているという感じです。
これが　相場の内部要因。

小麦の方は
石油があがった　→　バイオメタノールで儲かりそう　→　トウモロコシを作ろう　→　小麦をやめよう　→　小麦が品薄　→　小麦粉があがる
という、相場以外の　外部要因です。
まぁ外部要因をネタにした、「これからは　小麦があがる」という相場観から小麦があがっている部分もあるので、綺麗には分けられませんが。

dostoev · Answer

どうやら、原油が高騰しているからのようですね。
http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/economy/petroleum/
地金やプラチナは原油の価格に正比例しています。
http://gold.tanaka.co.jp/commodity/souba/index.php
なぜ、原油が上がると地金が上がるかということについてですが、「人間が生存していくために重要な物同士」だからではないでしょうか。小麦が値上がったのも原油の高騰したためです。物価は原油価格に依存しているのです。
　あと、No.3の方が触れられておりますが、各先進国が赤字財政を抱えているため、貨幣価値が下落しているというのも一要因でしょう。

Donotrely · Answer

仮に為替による変動はないものとすると、原因として思いつくのは下記あたりですね。

・実需
レアメタルに限らず実際の製品製造などに使う金属の需要が伸び、需給が逼迫し相場が高騰。

・価値保存媒体
ドルの信用が一頃ほどではなくなったのと、ユーロも完全にそれを代替するものではない状況下で、
価値の保存媒体として保存先分散手段として貴金属の選好傾向が強含んでいる。
また中央銀行が貴金属を一定量保有することは、通貨の安定性を高める効果もある。

・投機
相場の短期的な変動を利用して儲けようとする筋が買うことにより、需給が逼迫し相場高騰。

cobe · Answer

私たちの年金や保険や預金は運用されています。運用されるお金は一番有利な投資先に向かいます。
株価が上昇すると見れば株式に投資されます。
インフレになると見れば、できるだけ現金では持たずに、インフレと連動して高くなる何か別のモノに変えておきます。
金などの貴金属は、電子機器の需要などもありますが、おおむね「現金で持つのもヤバイ」「株式もヤバイ」という時に消去法で高くなったりします。かならずしもどんどん消費されるわけではないので、頃合いを見て値下がりします。

ここ最近の小麦粉や原油はまた別のロジックで高くなっています。

小麦粉はバイオエタノールの消費が盛んになって、小麦そのものが消費されたり、より高値で売れる農作物に置き換わったりすることで、食べるための小麦がなくなっているのが原因です。

原油はガソリン価格が高騰したことで、それと連動して原油価格が高騰しているのと、実際に新興国の需要が爆発的に伸びているというのが背景です。

貴金属地金の高騰は何が原因？

外部要因と内部要因

どうやら、原油が高騰しているからのようですね。

仮に為替による変動はないものとすると、原因として思いつくのは下記あたりですね。

私たちの年金や保険や預金は運用されています。

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