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レポ取引と現先取引はどちらも短期間債券を担保に資金調達するというスキームは同じという認識です。
決定的に異なる性質というのは何なのでしょうか?

A 回答 (1件)

大きな資金調達という枠組みで言えば、レポも現先も質問者さんのおっしゃるとおり同じでしょう。



ただ、

(1)レポ取引の債券を借りる側、(2)売現先をする側の違いを見ると

(1)では、借りた債券を売却し、返還するため買い直す時に、変換する債券が安ければ、利益が出る可能性がある。逆もありえる。

(2)では、あらかじめ約定した価格(又は計算方法により算出した価格)でその債券を買い戻すため、その差額が支払利息相当額である。
逆は通常考え難い。

この違いからみても、
決定的な違いは、債券で返すか、現金で返すか、ではないでしょうか。

そのため、

(1)では資金調達コストは、担保金と債券の価格変動分であり不確定

(2)ではあらかじめ買い戻す価格(若しくは計算方法)が決まっているため、調達コストが確定(予想可能)です。現金さえあれば良いので、債券が急騰した場合でもその債券を買い戻す必要は無い。

という違いがあるのではないでしょうか。
私も、レポ取引詳しく知らないので間違っていたら、ご容赦ください。
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