天使と悪魔選手権

ある英語関係の本で、Truth(頭が大文字のT)は、「キリスト教圏の人なら
誰もが持っている、皆が正しいと考えるもの」であり、それを持っていない
状態を指すのにspiritualという語がある、と読みました。

それだけではTruthもspiritualも意味がわからないので、
どなたがその二つの概念についてご説明頂けませんか?

A 回答 (6件)

アメリカに35年ほど住んでいる者です。



SpritualとはCharacteristic of actions, speech, and attitudes that are in harmony with and related to the Truth. これがわたしの知っている説明です。

となり、キリスト教からみると、Truthに対してのすべての姿勢という事になります。 ですから、Truthについては皆さんの分かりになっておられますが、Spiritualの方は、誤解があるようです。 ですから、質問にあった、「それを持っていない状態を指すのにspiritualという語がある」はキリスト教からの観念から言うと間違っているという事になります。

ただ、他の宗教でもこのTruthという単語は使われますので、その宗教にとってのSpritualは違う意味を持つ可能性はあります。

キリスト教の中でも、この単語はいろいろな意味として使われており、辞書的意味を書くのは難しいとされています。

つまり、spiritualと言う事は直接、キリスト教の真実に繋がっている物なのです。 そして、三位一体Trinityと言う言葉を使い、神はFather, Son, and Spiritであるとしています。

ここでは、キリスト教をどうぞ、というところではないので、この辺で勘弁してください。 これ以上行くと、大変ですので。

この回答への補足

すみません、追加で質問をさせて下さい。

Ganbatteruyoさんは、
日本人はTruthに相当する概念を日本人同士で共有していると思いますか?

私にはなんとなくそうは思えないのですが。

補足日時:2002/10/23 14:43
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

私の読んだ本は、『続日本人の英語』(岩波新書)です。
数年前の記憶をたどって今さっき図書館で探し当てました。
コピーを持って帰ったので、それを参考にご回答下さった方への返答を
ここで詳しくまとめて致します。

引用~Truthについて~
  一般的なアメリカ人――「神様」の存在なんてばかばかしいと思う
  アメリカ人も含めて――は、大文字で書くTruth(真)という絶対的
  なものがどこかにあると思っている。
  そして、それは自分という人間の外に存在するものである。

  一般的に言えば、キリスト教文化の中で育った人間にとって、
  こういう考え方は普通である。

「神様」なんて、と考えるアメリカ人の一部さえ信じるTruthというものが
何なのか、というのが私のそもそもの疑問です。
しっかりTruthとspiritualについて理解してから質問すべきでした。

引用~spiritualについて
  "emotional condition"(精神状態)と、"spiritual condition"(魂のありよう?)との
  違いはまさにそこにある。"emotional condition"は、個人の「内」の状態であるが、
  "spiritual condition"は、個人と"Truth"との「間」の状態を指しているのである。

>Characteristic of actions, speech,
>and attitudes that are in harmony with and related to the Truth.
上の引用はこれとまったく同様に対応していますね。

お礼日時:2002/10/23 14:35

>イエス曰く、Truthはわからない人にはわからない、ですか。

うーん。

うーん、失礼ながら「曰く」とありますが、そのときイエスは
黙ってたわけで言ってはいないんです...(^^;)
ただ、黙っていたのはそのような意図であったろうという根拠として
有名なのは、イエスが言った言葉で、“Give not that which is holy
unto the dogs, neither cast ye your pearls before swine,lest they trample
them under their feet, and turn again and rend you.”というのがあり、
そこから「豚に真珠」という言葉ができたのはよく知られていますね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

引用された英文は古い英語ですか?読めませんでした。
まあとにかく私は豚のようですな(笑)

お礼日時:2002/10/24 15:20

Gです。

#4です。

アメリカ人の殆んどは、「何かしら、絶対に、この世界、ものごと、生命、宇宙などをコントロールしている何かはいる、それを神と呼ぶかは別」と思っています。

この観念からいったら、日本人も、聞かれたら、思うんじゃないかな。

Spiritualがお分かりになったようですね。 よかったです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

色々疑問が解けました。

お礼日時:2002/10/24 15:20

Truth とは、Pilate が Jesus に“What is truth?"


と尋ねたときに イエスは何も答えなかった、とされている、
わからない人に言ってもしょうがないという、
何やら非常に重大な真理なのですね。ただ、Truth は仏教系でも使うと思いますよ。
spiritual とは、例えば spiritualism ですと、降霊術と訳されれば、
死後の霊魂の存在を信じ、死者の霊魂との交信をmedium(霊媒)を通じて、あるいは
channeling(チャネリング)を通じて試みる様々なグループの信仰をそう呼び、
spiritualism にはあまりよい意味は無いことが多いです。
spiritual となると、唯物的でない霊的なものを指し、
キリスト教徒として真理を求める人もspiritualなquestをしているseekerだし、
仏教徒や他の宗教を信じる人も、やはりそうです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

詳しい返答はまとめて#4の方のほうに致しますので、
そちらをお読み下さい。

イエス曰く、Truthはわからない人にはわからない、ですか。うーん。

お礼日時:2002/10/23 14:07

 Horus さんのご回答どおり、「対立概念」ではありません。

「キリスト教の教えを信奉しているもの」にとっての「真理」が ‘Truth’ であり、異宗教の信者が抱いている信仰心を ‘spiritual’ と言っているのではないですか? 文脈によっていくらでも解釈が変わる可能性があると思いますが、わたしコテコテの仏教徒ですので自信無しです。

 日本文化をベースにして考えると「仏法」・「信心・宗教に帰依する心」が、それぞれに相当するのではないかと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

詳しい返答はまとめて#4の方のほうに致しますので、
そちらをお読み下さい。

私の読んだ本を図書館でもう一度読んで見ると、
異教徒でもTruthは通じるような言い方をしていました。
(正確には、アメリカ人はTruthは宗教に関係なく存在すると
考えている、らしいです。)

お礼日時:2002/10/23 14:05

 (^^:?(どこかおかしい?)



 Truth と spiritual がまったく反対の概念だと言う趣旨のようですが、むしろ宗教的には近い概念のように思われるのですが?

 spiritual は material に対応しますから、霊的なものがより真実とする宗教にあってはより真実に近づく状態を表すように感じられるのですが、違いますか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

詳しい返答はまとめて#4の方のほうに致しますので、
そちらをお読み下さい。

ちなみに両語が正反対というのは私の読み違いでした。

お礼日時:2002/10/23 14:03

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