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擬態語ってどうして同じ音を2回重ねるのがほとんどなんでしょう?

A 回答 (4件)

はじめまして。



ご質問:
<擬態語ってどうして同じ音を2回重ねるのがほとんどなんでしょう?>

状態が持続するからだと思います。

1.擬態語とは、「動作・様態・感覚・心理・状況」などの状態・様子を文字として表す技法です。

2.これらの状態・様子が、持続的なものであれば、そのニュアンスを出すために、同じ音を反復させているのです。
例:
「彼に会ってドキドキした」
「ばれないかとビクビクした」
「旅行のことを考えるとワクワクする」

これらは、その時の状態が一瞬ではなく、一時的であれ、しばらく続く場合に使われます。同じ音を反復させることで、その持続感が出せるのです。

3.一方、擬態語には、同じ音が2回連続しないで1回きりの用法もあります。
例:
「彼を見てドキッとした」
「彼を見てキュンとなった」
「彼を見てギクッと驚いた」

これらは、その瞬間のみの状態であって、その動作が続くものではありません。従って、反復しないで単独で用いることで、その瞬間のイメージを表しているのです。


以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

動作の持続を表していたんですね。なるほど言われてみればそうですね。
ありがとうございます参考になりました。

お礼日時:2008/03/20 11:39

もとの動きの連続性や繰り返しに起因していると思います。


そして、強調する意味もあります。
反復しない場合は、1回限りのことを表す場合が多いですね。

擬態語というのは面白いと思います。
擬声語は幼児語に多いですが、擬態語もその表現方法が直接的でわかりやすく、面白いものが多いです。
擬声語や擬態語をそのまま文章に取り入れて書くのは結構難しく、どうしても幼稚な感じの文章になってしまいます。そういう場合は、擬態語をモディファイして作られた言葉を使うことになります(「いらいら」→「苛立つ」、「ころころ」→「転がる」など)。

擬態語は日本語や朝鮮語に多く、英語には少ないようですね。
英語にもあることはあるのですが、日本語と違って、全く同じ音の繰り返しになっていないものが多いようです。
ジグザグ(zig-zag),擬音語では、時計の音チクタク(tick tack)や鐘の音(ding dong)がそうです。
日本語ならば「くねくね」、「カチカチ」、「ゴーン、ゴーン」と同じ音を繰り返すのですが、イギリス人はどうして少し変えるんでしょうか。
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この回答へのお礼

なるほど強調ですか。ありがとうございます。

日本語以外の言語の擬態語もなかなかおもしろそうですね
少し勉強してみようと思います。

お礼日時:2008/03/22 00:05

2回重ねるのがほとんどということはありません。

むしろ全体的には1回のものの方が多いと思います。

「ポンと蹴りゃ、ニャンと鳴く」
「予算ををばっさり削られた」
「ガツンと言ってやりなさい」

ただ、多くの辞書等が「わんわん」、「にやにや」、「さらさら」などを代表例として真っ先に挙げるので、2回重ねるのが普通であるような錯覚が起きるのだと思います ( ^^
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この回答へのお礼

錯覚だったとは思いませんでした。

ありがとうございます。

お礼日時:2008/03/20 11:41

こんばんは。



1回だけだと、仮名で2文字では擬態語であると気づきにくい、あるいは、感じにくい。

一方、
わざわざ3回以上にしなくても、擬態語であると気づいてもらったり、感じてもらったりするには、2回繰り返すだけで十分。

・・・という気はしませんか?
しますよね?


擬態語ではありませんが、
数が2つだけではないのに、
人々、国々、我々、山々、木々
という言い方をします。
これも、2つ重ねれば十分であるという、自然な感覚によるところでしょうね。
3つ重ねると、冗長であったり、くどかったりします。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

なるほどそんな気はしますね。3回繰り返したら
くどいように感じます。

お礼日時:2008/03/20 11:38

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