アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

優性遺伝で、人間の体に関するものはこうなっているそうです。(優性→劣性)

目の色・・・黒→青
髪の色・・・黒→金
耳垢・・・湿→乾
髪・・・カール→直毛
瞼・・・二重→一重

ということは、いつの日か、黒目、黒髪のカール、二重、の人ばかりになり、
つまり外観が黒人のような人ばかりになる、ということでしょうか??

A 回答 (10件)

ANo.7です。



>21世紀の現実に即して考えるのならば、地球全体を個体群として考えればよいのですか? でも、そうすると条件2がおかしくなりますよね。とすると、個体群というのは一つの国?ただ、では増え続けている国際結婚については?日本ではあまりないけれど、世界的にはとても多くある移民・移住などは?

質問の内容の前提が「単純に、生物学的に」から「21世紀の現実に即して考えるなら」へと変わったので、当然ながらハーディ・ワインベルグの法則に単純に従うという訳にはいかなくなります。
国際結婚の増加や移民・移住というのは環境要因なので、これらの影響を考慮していない場合において成立する法則を「現実」に当てはめて捉えるとどうしても無理が生じてしまいます。
ですから個体群をどう定義するのか、国際結婚や移民の規模がどの位以下でもこの法則が成立するのかということについては申し訳ありませんが「分からない」としか言いようがありません。

>血液型とちがって、たとえば目の色はもっと優性と劣性がはっきりしている気がするのですが?↓の表によると、青い目の子が生まれるには、両親とも青くなければ不可能、ということですよね。
>少しでも他の色の目の要素がはいっていたら、青い目にならないので、青い目の人はどんどん少なくなっていく?逆に茶色の目の人はどんどん増えていく?

質問者さんの考え方を日本人の血液型分布に当てはめて考えるなら
「A型の比率は今後40%からどんどん上昇して、AB型の比率は10%からどんどん低下する」
ということになるかと思いますが、ヒトの有性生殖の仕組みを踏まえると基本的にそういうことにはなりません。
「対立遺伝子の存在比率(遺伝子頻度と呼ばれています)は世代が移り変わっても変化しない」
というのが遺伝を考える上で最も基本となる考え方なのです。
つまり平たく言うと、生物学では「形質」だけでなく「遺伝子の存在比率」も次世代に受け継がれていくと考えられているのです。
ですから「何百年経ってもA型の日本人は全日本人口の4割でほぼ一定」と考える方が「年を追うごとにA型の割合が増える」と考えるよりも「確からしい」と考えられています。
この考え方は1種類の対立遺伝子で支配されている形質であれば全ての形質について当てはまるものなので、(参考URLを見る限り)目の色に関しても例外ではありません。
ですから「青い目の子供が産まれる比率が今の値を大幅に越えることはない」と考える方が「青い目の子供は年を追うごとに産まれにくくなる」と考えるよりも「確からしい」かと思います。

他の回答者の方へのお礼を読ませてもらうと、質問者さんは遺伝以外の要因や実体験も考慮されているようですが、これらの要因も踏まえて今後「黒人のような外見が増えるかどうか」を結論付けるのは人間には不可能かと思います、おそらく「神のみぞ知る」ということになるかと…。
    • good
    • 6

>アフリカの人は移住がとても多いのです。


たとえば、アメリカに、あるいは旧宗主国であるフランスに。

ついでに政治的、人種的に考えてみましょう。
フランスはヨーロッパの中では比較的移民を迎え入れる政策を取っていましたが、最近白人系(日本人から見るとモロなフランス人)から移民を規制しろと云う意見が多いのも事実です。(俺に職がないのは移民のせいだと云うアレ)
そうなると元からそれなりに裕福だったアフリカ出身の黒人か、地理的には近いので不法な移民かと云った両極端になるのではないでしょうか。
前者はまだしも、後者が白人と交わる可能性はかなり低いのではないかという事です。
アメリカでも日本人が想像する以上に人種差別の根は深いと聞きます。
「積極的な差別」と「消極的な差別」があると私は思います。
前者は文字通り白人至上主義的な考えで、後者は人種的な差別意識は持っていないが、無意識に白人だけを伴侶の対象として見ている。
※後者に関しては私も似た様な部分が有るかも知れません。(伴侶となると日本人で無いという時点で対象外にしている・・・結婚して十何年も経っているのですが。)
つまり、黒人が沢山入って来たからと云っても、その他の人種と交わるとは云えないのです。
劣性遺伝の出現の確率も考慮しなければなりません。
更に前回回答したように中国には世界人口の1/6がいます。
中国にあなたがフランスで驚いた程の比率で黒人がいますか?
移民も先ず不可能です。

こう考えてみるとあなたの質問は、絵の具の混色の様なものでは無いでしょうか。
「どんな色でも黒を混ぜると暗い色になりますよね」と云った感じでしょうか。
しかし遺伝や人種は複雑な要素が絡み絵の具の混色のようにそう単純ではないのです。
    • good
    • 2

質問者さんには一理あります。


たしかに黒人と他の人種が結婚した場合、黒人の外観が強くなります。オバマ氏もハーフなのに見かけは黒人です。わたしはブラジルに長年住みましたが、たしかに黒人のハーフは黒人の血が強く外観が黒人になります。米兵と日本人女性の混血も戦後あちこちで見かけましたが、やはり黒人が強く出ていました。面白い視点だと思います。
    • good
    • 3
この回答へのお礼

そうなんです、私たちの経験上(つまり遺伝子学上どうであるかは別として)、黒人の血が入っていると、かなり強く出るということを知っていますよね。

加えて、昨年、パリに旅行に行ったのですが、とても黒人(肌が褐色、顔の形が、という意味で言っています。)の方が多くてびっくりしました。白人で金髪の人は本当に少数だった気がします。それも、金髪は染めている人がかなりいるので、実際本当の金髪の白人はかなり少数ですよね。

(アフリカ系などの要因により)黒人の方が平均年齢が低いとはいっても、生殖能力(性欲は黒人種>白人種>アジア人種です)が高い分、全体の人数は多い気がする。医療は発達していっている。ならば、どんどん増えていくのではないか、と思ったのですよ。。

お礼日時:2008/03/23 07:20

>単純に、生物学的に、いわゆる金髪青い目というのは、どんどん減少していってしまうのか、逆に黒目、黒髪のカール、二重という人はどんどん増えていってしまうのか、ということが知りたかったのです。



そういうことにはなりません。
質問者さんの疑問は、おそらく集団遺伝学における「ハーディ・ワインベルグの法則」に関わることかと思われます。
これはどういう法則かと言いますと、質問者さんの例で説明するなら
「ある国において人間が自由交配し、大規模な移民が起こらず、遺伝子に突然変異が起こらず(めったに起こらない)、自然選択が働かなければ(=例えば一重の人が早死にするなんてことがなければ)、一重を決める遺伝子と二重を決める遺伝子の存在比は何世代経ってもその比率は一定である」
という法則です。

この法則があるので、例えば生死に致命的に関わるほどではない劣性の遺伝病の発生確率はどの年に産まれた世代であろうとほぼ決まった確率になり、その確率がどんどん増加、減少するということはありません。
外見を決定する個々の遺伝子についてもこれと同じことが言えるので、外観が黒人のような人ばかりになることはないでしょう(環境要因や出生率についてはどの程度影響するかは分からないので何とも言えませんが…)。
日本人の血液型の分離比がどの世代でも
A型:O型:B型:AB型=4:3:2:1
となるのと同じ原理です。

ちなみに 
>ただ、その確率は、2世代後に、3:1ということですよね?
>ということは、やはり劣性の個体は少なくなってますよね?

これはメンデルが自家受粉で次世代を作ったからです。
この例はメンデル遺伝の基本原理を説明するためのものであって、質問者さんのもともとの質問に当てはまる事例ではありません。
    • good
    • 3
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。「ハーディ・ワインベルグの法則」というのは、初めて耳にしました。
で、調べてみたのですが、

「ハーディー・ワインベルグの法則が成立するためには以下のような、現実にはありそうもない、ある種理想的な条件が必要である。

1. 個体群内の個体数は十分に大きい。
2. 他の個体群との間で個体の流出・流入がない。
3. 突然変異が起こらない。
4. 遺伝子型や表現型の違いによる自然選択がない。
5. 自由交配(任意交配)である。 」

となっていたのですが、21世紀の現実に即して考えるのならば、地球全体を個体群として考えればよいのですか? でも、そうすると条件2がおかしくなりますよね。とすると、個体群というのは一つの国?ただ、では増え続けている国際結婚については?日本ではあまりないけれど、世界的にはとても多くある移民・移住などは?

血液型とちがって、たとえば目の色はもっと優性と劣性がはっきりしている気がするのですが?↓の表によると、青い目の子が生まれるには、両親とも青くなければ不可能、ということですよね。
少しでも他の色の目の要素がはいっていたら、青い目にならないので、青い目の人はどんどん少なくなっていく?逆に茶色の目の人はどんどん増えていく?

http://www.kiriya-chem.co.jp/q&a/q51.html

まちがって理解していたら訂正してください。
よろしくお願いします。

お礼日時:2008/03/23 07:42

>黒人の方がずっと出生率高いので、全世界の割合は、やはり黒人のような外観の人が増えていくのでしょうね。



別の今度は経済の角度から考えてみてください。
数字のマジックと云えばそれまでですが、大雑把に計算すると地球の人口の6人に1人は中国人、と同じくインド人です。
インド人(中国人もインド人も一括りには出来ませんが)は肌の色は浅黒いですが、外観上はアングロサクソン系と似ています。
両国とも最近特に経済的な発展の著しい地域です。
翻って黒色人種の多いアフリカは確かに「出生率」は高いのですが、平均寿命も短く(中には40歳に満たない国も)新生児や幼児の死亡率が非常に高いのです。
これらの国の多くは経済的には逼迫、或は崩壊しているところも少なく有りません。

これらの複合的な条件を加味すると黒人の様な外観の人が増える事は先ずあり得ないでしょう。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

アフリカの人は移住がとても多いのです。
たとえば、アメリカに、あるいは旧宗主国であるフランスに。
パリに行くと、本当に黒い肌の人が多くてびっくりします。カリブ海地域から来ている人もとても多いです。そして、小学校などにいくと、本当に子供達の半数以上の肌が黒いのだそうです。(パリ在住の友人から聞きました)。

確かに平均寿命は白人より短いかも知れません。けれど、白人種といってよいロシアだって男性の平均寿命は50代です。(女性は70歳代です)。
平均寿命が短くても、街にいるのはアクティブな年齢な人が多いので、あまりそれを感じず、黒人がとても多い、と感じるのかもしれません。
逆に老人ホームのようなところにいけば、白人の方がぐっと多いのかもしれません。
ただ、今先進国で生まれてきている黒人達は、ある程度は長生きするだろうし、小学校の段階でクラスの半数以上が黒人系であるのならば、大人になってもその割合はあまり変わらない気がするのですが。

お礼日時:2008/03/23 07:52

私は、かなりなパッチリ二重。

息子二人は、一重。
夫は一重。この事で解るように、優性もあてになりませんよ。

この回答への補足

私も幼い頃、一重でしたが、高校に入った頃からだんだん二重がでてきて、いまや完璧な二重です。叔母も同じだったそうです。息子さんたちがまだ幼いのでしたら、この先変わるかもしれませんね。(プチ整形とかじゃないですよ!自然に変わっていったのです)

それと、ayaya-sanの二重の発現のしかたが、どの遺伝子の組み合わせか、によるのではないでしょうか。お子さんが二人でなく、たくさんだったら、やっぱり割合は遺伝学にのっとった割り合いになるのかもしれませんね。

補足日時:2008/03/23 03:27
    • good
    • 2

>この理解、間違っていますか?



間違ってはいません。
しかし決して「0」にはなりません。

体に関しては環境も大きく影響します。
正確な表現では有りませんが、ヨーロッパのように日差しの弱い地域ではメラニン色素の関係で目や髪や肌の色が薄くなります。
体格もそうです。
北欧の人たちが大柄なのは気温が低いため体内に出来るだけ熱を蓄えておいた方が有利だからです。
これはホッキョクグマが他の地域の熊に比べ圧倒的に大型である事でも解ります。
今度は逆に赤道直下の様な暑い地域の人も大柄だったりします。
これは(絶対的な)体表面積を広くして出来るだけ放熱させるためだと云われています。

また、食環境にも影響されます。
日本人が胴長短足で有名なのは菜食が基本だったからです。

単純に優性、劣性だけでは決められない複合的な要素が有るのです。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

再び、ありがとうございます。
生物学的・遺伝子学的な確率については、とても勉強になりました。

環境の影響を考えると、現在、黒人の方がずっと出生率高いので、全世界の割合は、やはり黒人のような外観の人が増えていくのでしょうね。

お礼日時:2008/03/23 00:48

なりませんよ。


ANo.2の方の回答に有るように優れているから優性、劣っているから劣性ではなく「出やすいか、出にくいか」の違いで、劣性が「出ない」訳ではないのです。(メンデルの実験でも予想通りの劣性の出現率だった)
例えば耳垢も元々人間は湿型だったのが突然変異で乾型が出現したらしいし、欧米人でも純粋に「金髪」は少ないのです。
髪が直毛なら黒色人種は直毛では有りません。

優性ばかりでは遺伝子は袋小路となり後は絶滅するだけです。
だから多様な選択肢を持っているのです。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
メンデルの法則調べてみました。劣性は出ないわけではないということはわかりました。
http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/textbook/geneti …

ただ、その確率は、2世代後に、3:1ということですよね?
ということは、やはり劣性の個体は少なくなってますよね?

この理解、間違っていますか?
学生のとき、生物が苦手だったの思い出しました。。。

お礼日時:2008/03/22 23:22

 遺伝の優性・劣性は,優れている・劣っているという意味ではありません。


 メンデルの遺伝の法則はご存じですか。私の時代ですと中学の理科で習ったのですが,その法則に拠れば,全ての人が外観が黒人のような人ばかりになるという結論にはならないのですが。
 
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
質問の書き方が悪かったですね。ちょっと誇張したかもしれません。

黒人のような外観の人ばかり、というか黒人のような外観の人がどんどん増えていく、と言えばよいでしょうか。

メンデルの法則調べてみました。劣性は出ないわけではないということはわかりました。
http://www.tmd.ac.jp/artsci/biol/textbook/geneti …

ただ、その確率は、2世代後に、3:1ということですよね?
ということは、やはり劣性の個体は少なくなってますよね?

この理解、間違っていますか?
学生のとき、生物が苦手だったの思い出しました。。。

お礼日時:2008/03/22 23:27

人種を構成しているものは、目の色、髪の毛、髪の色、まぶただけではありません。


また、みんなが国際結婚するわけではありません。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

>人種を構成しているものは、目の色、髪の毛、髪の色、まぶただけではありません。
また、みんなが国際結婚するわけではありません。

そのとおりです。なので、「『外観が』黒人のような」という言葉を使いました。

それから、日本に住んでるとなかなか気づきませんが、人種間結婚をするのに、国際結婚は必要ないです。同じアメリカ人でも、アジア系もいれば、黒人系もいれば、白人系もいます。

単純に、生物学的に、いわゆる金髪青い目というのは、どんどん減少していってしまうのか、逆に黒目、黒髪のカール、二重という人はどんどん増えていってしまうのか、ということが知りたかったのです。

引き続きみなさまからの回答お待ちしてます。

お礼日時:2008/03/22 21:47

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!