人生のプチ美学を教えてください!!

こんにちは
私は今、ヨーロッパ史におけるいろいろなイデオロギーを授業で勉強しているのですが、

ナショナリズムが19世紀後半のヨーロッパにおいてその他のイデオロギーに変わって多くの人に受け入れられたのは何でなんでしょか・・・?

詳しくても簡単でもいいのでご意見いただけるとありがたいです!

A 回答 (3件)

私は、19世紀前半のフランス革命以後の大きな流れであると思います。


それ以前にもフス派の乱など、民族主義に根ざした動きがありましたが、多国間にまたがっての動きとしては、フランス革命が重要だと思います。

フランス革命により、国民国家となったフランスの圧倒的な力を見せ付けられた他国は、国家の基盤整備として、ナショナリズム化を率先して行っています。
特にプロイセンにおいては、顕著でした。
国家が、率先してナショナリズムを煽った結果であると思います。
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この回答へのお礼

nacamさん回答ありがとうありがとうございます!

フランス革命が大きな流れを作ってたなんて、、参考になります。
フランスがナショナリズムの良い成功例として影響していたなんて知らなかったです。勉強不足です。
国家の基盤整備というのも重要な要素ですよね!

すごくすごく、参考になりました!ありがとうございます!

お礼日時:2008/04/07 00:12

19世紀後半といえば第1次世界大戦を経験しています。


この大戦は総力戦で戦われた最初の戦争で大兵力を結集しなければなりませんでした。

銃後という概念が芽生えた時代です。
この戦争を経験した各国は国民の団結なしには戦争を継続できない事を知ったのです。
国民を団結させるにはナショナリズムを盛んに歌うのが最も重要です。
戦後処理にも必要でした。
各国ともに経済危機に陥りその克服にあたり国民の参加と努力が必要でした。

これの最大の武器はナショナリズムでした。
勝利国では若干希薄でしたが敗戦国は一層ナショナリズムが必要でドイツはこれにより立ち直りましたがオーストリアは多民族国家だったので失敗し弱体化してしまいました。
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詳しく、、、と言われると、恐らく研究書が1冊以上は書けそうな内容ですので、簡単に。



エーリッヒ・フロム『自由からの逃走』なんかが、参考になるかもしれません。
彼は、何故ドイツがファシズムに走りナチ独裁を招いたのか?をフロイト的な精神分析を駆使して分析しています。
それによると、人は「自由」であるよりも「明日の幸福(目先の利益)」を希求するからであり、それを与えるモノであるならば「独裁者」にも従属すると分析してみせました。
そして、強力なリーダーシップを発揮できる人物に、国民が心理的な同一化を起こす。
そして、従属する国民同士にも連帯感が生まれ一つに纏まっていく(全体主義化する)

これが、大まかなフロムの分析ですね。
そして、「ファシズム」は「ナショナリズム」の最たるモノであり、フランス革命の一つの終着点でもあると言えます。

別の見方をすると、「政治」が「大衆化」したことによって、一人一人の責任が増大しましたが、人はその責任を負うことが出来ず、結局誰かに「下駄を預ける」ようになります。
しかし、ただ預けるのはシャクなので、「自分の心情に合う理由」を見つけ出そうとします。
その一つが、「ナショナリズム」なんではないでしょうか?
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この回答へのお礼

遅くなりました。。
tyr134さん回答ありがとうありがとうございます!

"人は「自由」であるよりも「明日の幸福(目先の利益)」を希求する"
の部分がすごい気になります。
『自由からの逃走』ですか是非チェックします!

難しい内容をわかりやすく説明するのお上手ですね!
ありがとうございます!

お礼日時:2008/05/05 06:29

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