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少年による強盗や殺人などの凶悪事件の報道を目にするたび疑問に思うのですが、凶悪少年事件の捜査は基本的にどの課が担当するものなのでしょうか?
たとえば、07年10月に大阪で起きた、万引き少年を追いかけた店員が刺し殺された事件は府警の捜査一課が出てきてましたが、どうして少年課主導の捜査じゃなかったんでしょうか?
目撃証言などにより、最初から「犯人は少年」というのが明らかな場合であっても、強盗や殺人等の凶悪事件ならば刑事課や捜査一課の担当になって、少年課は関わらないものなんでしょうか。

A 回答 (2件)

>数年前、新聞で凶悪少年事件に対応する為の捜査班(課?)が警視庁や各県警本部に設置された・・・



非行集団特別捜査隊のことですね。
平成16年版警察白書には以下のように記載されています。

「警視庁では、平成15年10月、非行集団特別捜査隊を設置した。同隊では、捜査員を少年非行が深刻な地域に集中投入するなどして、非行集団が行った強盗事件、ひったくり事件等を数多く検挙している。また、非行集団の解体を宣言する解散式の実施、学校との連携による非行防止教室の開催、非行集団から離脱した少年の社会参加活動の支援を推進している。」

・・・これによると、暴走族などの非行集団による犯罪が対象のようですね。

少年犯罪については、通常は所轄の少年係の刑事が扱いますが、大きな事件になると少年事件課等の応援をもらって共同で捜査するそうです。

踊る大捜査線の捜査本部のような感じでしょうか・・・

ご質問の事件の場合も、所轄の少年係や少年事件課だけでは人手が足りず、殺人を専門とする捜査一課の応援を得て共同で捜査していたのではないでしょうか・・・

刑事課なら、殺人は強行犯係、詐欺は知能犯係などに別れてますが、少年係では殺人や児童福祉法違反、万引きの捜査や少年の非行防止に至るまで一つの係で扱うので大変らしいです。
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少年課というのは少年犯罪の捜査をする部署ではなく、主として非行や犯罪防止のための業務をおこなうところで、少年犯罪であっても凶悪犯罪の捜査は刑事課(捜査課)の仕事です。


たいてい少年課は防犯を主任務とする部に所属しています。
警視庁には少年事件課もあるようですが。

この回答への補足

早速のご回答、ありがとうございます!
済みません、私の書き方が悪かったのですが、ご回答いただいた警視庁の少年事件課のように、数年前、新聞で凶悪少年事件に対応する為の捜査班(課?)が警視庁や各県警本部に設置されたというニュースを読んで頼もしく思った記憶があるのに、実際、凶悪少年事件の捜査をしているのは今でも捜査一課や刑事課で、新設された少年事件課なんかは何の為の専門チームなんだろう、と常々疑問に感じていました。

補足日時:2008/04/11 15:34
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