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国税の税務調査をしたいという連絡が会計事務所に入ったのですが、二日間も調査するとのこと。会計事務所さん曰く、普通ですとのことですが、二日間も何を調査するんでしょう?実は、うちの担当の会計士さんも税務調査は初めてとのことで、ウチみたいな小さな事務所で二日間も何を調査したいのかイメージがわきません。何か心構えでも必要でしょうか?

A 回答 (9件)

弊社は3~5年毎に調査が入り、標準は2日間です。


その後、調査官から宿題を出されたり、調査官が資料を持ち帰えったりして不明(不信)箇所を潰して行きます。
その結果、幾つかの事項を調査官が指摘しますので、どの事項を否認し、どれを認めるのかを、会社は決めます。

> 二日間も何を調査するんでしょう
私の経験例ですが、調査官が二人来られ、法人税・消費税・所得税(年末調整関係資料)・印紙税を分担して調べていきます。

この文章は、弊社の顧問税理士から来たものです。
 『当日10時に○○税務署の××さんと▲▲さんが来社するとのことです。
 事前に用意するものは、
 1.直近3期分の元帳等
 2.組織図
 3.社員名簿
 4.会社パンフレット
 です。
 以上、宜しくお願い致します。』
この他に、
税務申告書(法人・消費税など)と付随書類
法人税関係では、棚卸し原票(在庫証明書)等の決算用資料
印紙税関係では、契約書の綴り
所得税関係では、源泉徴収簿
これらも直ぐ出せるように用意しておくと良いでしょう。
実際、法人税の調査で支払に対する根拠の一つとして、契約書を見せるように要求されました[契約内容通りの請求であるのかを見ています]


あと、付箋ハガシのアドバイスを見て・・
税務署員が元帳に付箋をランダムに貼り付けます。
これは調査が終わるまでは勝手に剥がしたり、質問される前にあわてて答弁をしたりしては駄目です。

> 何か心構えでも必要でしょうか?
ご質問者も担当会計士も税務調査が初めてとの事ですが、
・推測で話したり、良く考えずに話してはいけない。
 昔、会計システムが変更になったばかりで、特定の会計伝票番号は税抜き計算の除外だと言う事をつい忘れて話したら、『初期設定で課税科目になっていれば伝票番号に関係なく、全て消費税は自動計算で税抜処理といいましたよね。では、この会計伝票は何故、そうなっていないのですか?』と指摘されて、税務調査が延長戦に突入した事が有ります。
・雑談にも気を抜かない。
 『会社の親睦会をやったんですがね、殆どの社員が参加しなかったんですよ』なんて喋ったら、福利厚生費を調べてくれと言っているようなもの。
・取引の内容については、本当に知っている事のみを答える。
・不確かな事柄は、『私には判らない』とか『記憶が不確かなので、答えられない』とハッキリ言っておく。
・質問に対して他部署が返事したほうが良い場合がある。その時には『その件は、××部が管轄している。担当部長から回答させますので、お待ちいただけますか?』と言って席を外し、担当部長に質問の内容や質問の背景を説明してから、来てもらう。当然、余計なことは話さないように釘を刺しておく。
 弊社の場合、棚卸しは業務部、広告に関しては広報部。 
・会計や税務に関する専門的な事柄は会計士に任せる。
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この回答へのお礼

心構えの点として、大変参考になりました。
不確かなことはこちらで預かってから答えるということを、したところ、先方さんもそのほうがいいというニュアンスでした。

問題に関しては、持ち帰れる材料をきちんと用意してあげること。だと思いました。調査官も自分たちで判断せず、上長に報告するのにそういったもっともな材料が必要なようです。

アドバイス ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/11 11:18

http://www.bekkoame.ne.jp/ro/tji/otoku8.htm
4.税務調査はどのように行われるのか?
 通常の税務調査は以下のような順番で行われます。
前項の、準備しておく書類を基本に、ここでは典型的な2日のパターンで説明します。
(1)1日目
初めは概要から
10:00
  (1)朝10時になると、税務職員がやってきます。
   そして、身分証明書を提示しながら挨拶をします。
   名刺を持っている調査官もいますが、驚く事はその作成費用は自前だそうです。
  (2)雑談から入り、会社の経営方針、業務内容、販売方法、会社組織、業種の特殊性等について質問されます。
  (3)元帳や得意先元帳、会計伝票等の提示を求められます。
12:00
  調査官は昼食は通常外で食べます。
13:00
  (4)売上げ内容のチェック(調査修正項目のうち19%を占める。以下同)
   修正項目の約2割はこの項目です。そのうち
    売上げの計上時期のズレ    40%
     今期に計上すべき売上が,来期にずれ込んでいないか。
    小口現金の売上げの計上もれ 55%
     実際の現金残高と、帳簿の残高を合わせておきましょう。
  (5)原価の内容のチェック(5%)
    棚卸の計上漏れが多い
     特に、仕掛品の経常もれが多い。期末で,受注して、すでに作業を開始していれば仕掛品です。
     材料費は、会社側もよく計上してますが、計上漏れでよく指摘されるのが、作業に関わった人件費部分です。
    外注費、賃金のチェックは該当者の住所や電話の確認がされます
  (6)反面調査との突合
    税務署が予め取引先や銀行の調査をしていて当社に関する資料を持参している場合があります。
    不一致がある場合は、厳しく問い詰められます。
16:40
  (7)帰る準備
    明日の宿題等がだされます。
  (8)16:50頃には帰ります。

(2)2日目(最終日の場合)
10:00
  (1)昨日の続き
  (2)費用損失等のチェック(29%)
   うち、他科目中の交際費の認定が23%と一番多い。
   その他、修繕費、寄付金、旅費等のチェックが多い。  
  (3)利用資産等のチェック(18%)
   会社の業務にきちんと使われているか?等
  (4)その他の項目
12:00
  調査官は昼食は通常外で食べます。
13:00
  (4)問題点の絞込み
   問題点の証拠固めをします。
15:30
  (5)最終結論の確認
   この日でほとんど修正の結論が出るが、持ち帰って検討となることも、何もない場合もある。
16:50
   この頃には帰ります。
 後日、調査官から顧問税理士に税務署での検討結果の報告があります。
修正がある場合には、修正申告書を提出するとともに、税金を納めなくてはなりません。
修正がある場合は延滞金や罰金がかかります。 税務調査での罰金は?
タイムスケジュールとしては以上のようですが、その中には色々なドラマがあります。

その他次のような説明があります。
 税務調査の種類は?
 税務調査先の決定はどのようにされるか?
 税務調査で予め準備しておく書類等は?
 税務調査での修正は70%超もある!
 税務調査の日数は何日ぐらいか?
  税務調査での罰金は?
  おもしろくて役に立つ税務調査カルタ  
 最近の税務調査の傾向と留意項目
 税務調査の件数と傾向
 相続税の税務調査があったら 
 最近の税務調査事例

現在調査対象期間は、3年から5年に延長されています。
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この回答へのお礼

スケジュールの感覚として、大変参考になりました。

時間は早めに着ますし、必ず5時には帰ります。

アドバイス ありがとうございました。

お礼日時:2008/07/11 11:20

>二日間も何を調査するんでしょう?



普通の事業所には、数年に一度、税務調査が入ります。過去3~5年の確定申告が正しかったかどうかを調べるためです。運の良い事業所には、10年間、一度も税務調査が入らない所もあります。過去、不正な申告をした経歴のある事業所には、毎年、税務署員がやって来ることもあります。

税務調査を開始して、大きな問題が無さそうだと彼らが判断した時は、二日の予定が一日で済むこともあります。

>何か心構えでも必要でしょうか?

お見合いや面接テストではないので、特に必要な心構えはありませんが・・ただ、税務調査を受けた私の経験から・・

(1)過年度の総勘定元帳を準備し、彼らが「前年度の総勘定元帳を」あるいは「3年前の総勘定元帳を」と言ったら直ちに彼らに見せられるように準備しておいて下さい。

(2)総勘定元帳を見ながら、記帳された内容の裏付となる書類を見せるように要求するので、契約書綴り、領収書綴りなどを準備しておいて下さい。

要求された元帳や書類をすぐに取り出せないと、「さては、いい加減な決算といい加減な申告をしたのではないか」と、あらぬ疑いを抱かせることになります。

(3)総勘定元帳や領収書を見ながら、質問をすることがありますが、聞かれたことについてのみ答え、決して余計なことを言ってはなりません。(聞かれないことに付いて喋ったために、調査がとんでもない方へ発展し、会社も社長個人も追徴課税される羽目になった、苦い経験があります)

(4)慣れないうちは、会計士(税理士?)に応答を一任して、あなたは会計士の指示に従って帳簿や書類を運ぶ仕事だけに徹する方が無難でしょう。

会計士も税務調査は初めてというから頼りにならないが、税務署員との応答は会計士に任せ、もし失敗したら責任は会計士に押し付けるというスタンスがいいですよ。そのために顧問料を払っているのだから。
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この回答へのお礼

ようやく税務調査が終わりました。合計は大体あっていたんですが、伝票から元帳へ転記(コンピュータ入力)する際に、会計士さんが間違っていたりで、〆た勘定と実際の現金の差額は、どこにあると相当突っ込まれました。 会計士さんに任せるのはリスクと思いました。逃げる逃げる。。。

アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2008/07/11 11:14

税務調査は適切な申告がなされているかの調査です。


つまり適切にお金が動いているか、科目の処理は適切か…などです。
数年前までさかのぼるので、2日間という数字は不思議ではありませんし、もっと長いこともあります。
何も緊張することはないと思いますが、「これはどういう伝票ですか?」「この取引さんとはどのような契約を交わし、書類、商品、お金が動いてますか?」など聞かれます。

そのうえで後日、「これは費用として認められないから、不足分の税金を払ってくださいね」と通告が来ます。

よって会社の商品やお金の流れなど再確認してください。
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この回答へのお礼

ようやく税務調査が終わりました。延滞金を収めている分を経費参入していないかなどといった細かい点まで見ていたようです。

アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2008/07/11 11:09

うちはいつも5日間...4-5年に一度来られます



1日目...現状把握
2日目...持ち帰って調べて出てきた疑問点を聞き取り調査

くらいでは?

2-3日間なら普通でしょう

この回答への補足

なるほど、みなさん4-5年に一度は調査に入られているという印象です。5日間もこられるのは会社の規模にもよるのでしょうね。大変参考になりました。ありがとうございました。

補足日時:2008/04/14 16:08
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昨年の秋うちにも来ました。

その前は8年ぐらい前だったようです。
うちに来たときも2日かかりましたよ。と言っても、初日は11時に来て3時ぐらいで帰って行きましたし、二日目は10時に来て12時ちょっと前に帰って行きました。特に問題がなければ、そんなに気にしなくて良いと思いますよ。まあ、仕分けの仕方が違うととか、これは経費じゃ処理できないとか少し指摘はあると思いますけど、それほどビクつかなくても良いと思います。一応、領収書や実績表とかがすぐ提出できるようにしておくぐらいで良いのではないでしょうか?うちも、仕分けの解釈の違いでちょっとだけ修正申告がありましたがそれ以外は特に問題なくおわりました。

参考までに。
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うちの会社は4,5年に一回の割合で二日間調査に来ます。


小さい会社ですので研修というか教育目的みたいで、ベテランと若手が二人できます。
2、3年分のタイムカードや給与明細、各種台帳、勘定元帳や決算書いろいろ見ます。「見せてください」といわれたらすぐ出せるよう整理しておいたほうが良いでしょう。普通に仕事をしていて構いませんが、調査員に「○○みせてください」とか「これの領収書は?」とかきかれます。
限られた時間で一通りみられる会社は「いい勉強場」と思われてるようで怪しいと思ってくるわけではないようですよ。
まあ、来たからにはなんか取れそうなものはないかと探してもって行かれますが・・・。

この回答への補足

やっぱり、びっくりするほどのことでもないもののような気がしてきました。体験談ありがとうございます。タイムカードと給与明細も見られるとは思っていませんでした。大変参考になります!

補足日時:2008/04/14 16:00
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あなたの勤めている会社が会計事務所なのですか?それともあなたの会社へ顧問先の会計事務所からあなたの会社へ税務調査が入るよと連絡がきたのですか?



予告をしてから2日間の調査であれば何も心配は要らないでしょう。心構えというよりは書類の準備をしておき、担当官が来たときにあれ出せ、これ出せといわれたときにまごついたり、帳簿につじつまの合わないところ、変な付箋などが貼り付けてあったらはずしておくくらいでいいと思いますよ。

あとは、担当官を刺激することなく、世間話ができればベストです。最悪なのは担当が女性だった場合でしょうか。かなり、しつこいと聞きます。決してキレずに我慢しましょう。

この回答への補足

私が今いるここのオイフィスに税務調査官の人が来るとのことでした。税務調査官の人から当社が契約している会計事務所さんに連絡が入り、二日間調査したいので税務署の提案する3日間の中から2日間選んでくれとのこと。

付箋はずし。。。参考になります。悪意のあることは何もないので、まごつくことの内容にしたいと思います。ありがとうございます!

補足日時:2008/04/14 15:55
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文中で「事務所」という言葉が何度かありますが、


調査の対象は

・(アナタが経理処理を依頼している)会計事務所
・(あなた自身が経営する)事務所

どっちですか?

この回答への補足

会計事務所に調査でなくて、私が今いるここのオイフィスに税務調査官の人が来るとのことでした。税務調査官の人からは、当社が契約している会計事務所さんに連絡が入ったというのがことのいきさつです。

どうもすみません。まぎらわしくて。

補足日時:2008/04/14 15:52
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