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組曲の定義がwikipediaを見てもよく分かりません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%84%E6%9B%B2

1.元々別々に作成されていた曲を拾い集めて組み合わせ、連続して演奏するようにした。
2.連続して演奏する為に、何部構成という構成数を決めてから、それぞれの曲を作曲した。

のどちらなのかが分かりません。
個→全の流れで作成されるのでしょうか。
全→個の流れで作成されるのでしょうか。

どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら、ご教授頂きたく宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

定義としては,ご質問に書かれている2つでいいと思います。


そのどちらかひとつだけが組曲の定義ということではなく二通りあります。
詳しくは調べられているwikipediaにありますのが,古典組曲はご質問の(2)になります。
構成する曲数は組曲によって異なります。
近代組曲では,はご質問の(1)のものと(2)のものがあります。

料理に例えてみてもいいと思うのですが,
(1)は,全部食べ終えるのに2~3時間かかりそうな盛り沢山の種類の中から,
30分程度で食べられそうな内容をバランスよくセレクトしたもの。
元はバレエの舞台音楽をコンサート用に編曲したものなどです。
(2)は,始めからコースメニューとして,それぞれの料理の組み合わせを考えたものです。
昨年末のベルリン・フィルのジルベスタコンサートで指揮者のラトルが,
その日はロシアもののプログラムだったので,アンコール曲の紹介で,
「デザートにダンスミュージックを(ショスタコーヴィチ) 」というような
言い方をしていました。
彼のジョークだと思いますが,いい言い方だと思いました。話が少し脱線しそうですが,
アンコール曲を選ぶのも,その日のプログラムとの相性,調和は大切です。
組曲も同じで,連続性や全体の調和を考えて構成されています。

この回答への補足

成程。納得しました。

回答頂きありがとうございました。

補足日時:2008/04/27 05:46
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その両方があります。


バロック時代からしばらくの古典的な組曲は、決められた様式(約束ごと)があり、これに基づいて最初から組曲として作曲されています。

近代の組曲は、2種類あって、
○大掛かりな舞台音楽から抜粋して組み合わせて、ホールでの演奏会用に並べ、組曲としたもの。(オペラなどの歌曲が原曲のものは、器楽用に編曲されたものが多い。)
○古典的な組曲同様に形式に基づいて最初から組曲として作曲されたもの。
自由な形式だが、やはり最初から組曲として作曲されたもの。

どこかから気に入った曲を脈絡無く持ってきて組合わせて「組曲」とすることは無いと思います。

この回答への補足

×1.個→全
○2.全→個
なのですね。

Ano.2さんの回答も併せると、
基本は全→個だが、かいつまんで組む、というやり方もあると認識しました。
回答ありがとうございました! 

補足日時:2008/04/27 05:40
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