プロが教えるわが家の防犯対策術!

堤防で釣りをしているのですが、最近はイカの墨が地面のあちこちに見受けられます。
この墨は落ちないのでしょうか?
またエギングをやろうと思うのですが、周囲の人に墨が飛んだりすることが不安でなかなか踏み切れません。
どのような対策をされてらっしゃいますか?
ぜひお教え下さいませ。

A 回答 (2件)

非常に簡単に説明いたします。


イカ墨は、タコ墨に比べ成分に粘りがあり取れにくいのが特徴すが、付着した場合には、乾燥する前にすぐにその場の海水で洗って下さい。よく、エギに付着した「墨」を洗剤を利用して真水でブラシで洗っているのを見かけます。しかし、エギの色落ちが激しいようです。我々の実験によると、真水でのイカ墨の溶解率は低く、海水での溶解率は高くなります。なぜならば、イカ墨の成分自体が海水中より体内に取り得れらた海水により生成され海水で噴射している原理になります。個体にストレスを加えると同種に対する「警戒フェロモン物質を含む(アミノ酸)」同種にのみ通用する信号としても排出されると考えています。さらに、墨を排出したイカは非常に体力を消耗します。タコの場合には、墨を吐いた跡に死亡する症例が多く報告されています。墨は簡単にいうと、イカ墨のPHと海水のPHがほぼ等しいことから、海水に溶解しやすいという原理です。イカ墨の付着したエギを2~3回キャストしてみて下さい、以外とエギに付着した墨は綺麗に落ちます。昨今、D社のエギングのフィールドテスターの一部では、釣り上げたイカをすぐに「イカ墨バケツ」に入れて墨問題に取り組んでいます。そうすると、岸壁を汚すことも無く環境問題への悪影響をさけることにもなります。ただし、「イカ墨バケツ」には海水を入れず、からのものを使用して下さい。数百円で売られている、小型のバッカンでもOKです。使用後は、その場の海水で洗えば見事に墨は落ちます。足場が高い場合には、バラス確立も高いですが、タモ網に入れて墨を吐かせてから取り入れるようにするのも一つの方策です。昨今の釣り環境シンポジウムでもイカ墨の跡が漁業施設と地域の住民との問題として取り上げられ、一部の地域では「イカ釣り禁止条例」まで出ています。あなたの今持ている問題意識こそ今、釣人に求められている。マナーの問題です。素晴らしいことに気付かれている、あなたのような素晴らしい釣人が増えることを我々は願っています。現在、我々は「プロ」と呼ばれる手本となる人に生理学、寄生虫学、漁病、及び環境問題について情報を提供する為に、レポートを提出して「イカ釣り」に対する学術的な理解を求めています。
NUF研究所

この回答への補足

懇切丁寧なご説明誠にありがとうございます。
勉強になります。

ここでもうひとつお聞きします。
「イカ墨バケツ」の大きさはどれくらいのものが望ましいのでしょうか?
小さいものでしたら、勢いよく吐かれた墨が飛び出してしまいそうですので。
ぜひお教え下さいませ。

補足日時:2008/05/09 23:03
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イカの墨は衣服に付くとなかなか取れません。


洗濯機でガンガン洗える物でも数十回洗ってだいぶ薄くなってきたなという程度です。

通常は掛かって水面に浮き上がった瞬間に結構墨を吐くことは多いんですが
私は足下に寄せてきてもテンションをゆるめないようにロッドで上下させ
(ぎりぎり水面下にタプッと浸かるぐらい)その場でありったけの墨を吐かせます。
これでも体内の墨袋には墨が残っていますが、地面に置いてもほとんど吐くことはなくなります。
エギングの神様の重見氏も足下でタプタプさせて墨を吐かせて抜くんだと
釣りビジョンで言っていましたね。

アオリはこれが通用しますがコウイカはタプタプさせてもあまり墨を
吐かず地面に置いて刺激を与えると回転しながら大噴射しますから
コウイカは私はキープしないので出来るだけそっと置き、ギャフで
頭側からそーっと押して波止からお帰りいただいてます。

人にかけないようにするには置くときに足を人に向けないように出来るだけそっと置くことです。
みんな抜いてはぽーんと置くのですぐに吐いてしまうんです。
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