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コックで連結された三つの容器に気体A,B,Cが満たされている。
Aは1atm,3L Bは4atm,1L Cは2atm,2Lである。
コックを開いて、均一な混合気体とした。通常は反応しないが、
何らかの方法で反応を起こさせると、A 1molとB 3molが反応して、
2molの気体が生じる。コック部分の容積は無視するものとする。
1、混合気体が反応しない時、気体Cの分圧は?
2、AとBの間で、少なくとも一方が完全になくなるまで反応が起こり、
  気体Dが発生する時、反応後の混合気体の全圧は?
3、2の時のDの分圧は?未反応のAまたはBの分圧は?

こんな問題なんですが、
1は、P1V1=P2V2より、
2・2=X・6 X=0.667と出たんですが、これであってるでしょうか?
その後の問題は手つかずなので、答えまでの導き方を教えてください。

A 回答 (5件)

昔のことなので、多分大丈夫だと思いますが、違っていたらすいません。



Aの容器の容積は3L、Bは1L、Cは2Lで全容器の容積は6L
Aの気体の体積は1atm*3L=3L
Bの気体の体積は4atm*1L=4L
Cの気体の体積は2atm*2L=4L

1.Cの気体の体積4L/容器の容積6L=0.667atm
  ちなみに、全圧は11/6=1.833atm

2.A1molとB3molが反応し、D2molが出来る。
  気体なので1mol=1Lとして計算すると(全てのものは1molが22.4  Lを占めるので簡略化すると。)
  A1Lに対しB3Lが反応するからB4Lに対しAは1.33L反応するので
  このときの、各成分の体積はA=3-1.33=1.67L、Bは反応で使用  されたので0、Cはそのままで4L、Dは2*1.33=2.66L
  
  よって、全圧は(1.67+4+2.66)/6=1.39atm

3.Dの分圧は2.66/6=0.443
  Aの分圧は1.67/6=0.278
  Bは反応で0なので分圧は無し。

ドルトンの分圧の法則ですね。
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rei00 です。

補足拝見しました。

> 全圧を求める時にP1V1=P2V2の式には
> どの数字が当てはまるのでしょうか?

 2.の場合ですね?

 反応後の気体A~Dが1気圧下で何Lかは #1 に書かれているように求まります。この各気体を6Lの容器に詰めたときの気体A~Dの分圧は1.と同じですから解りますよね。後はそれを足し合わせれば全圧になります。

 あるいは,1気圧下での反応後の混合気体は #1 にある(1.67+4+2.66 = 8.33)Lです。この混合気体を6Lの容器に詰めます。つまり,1気圧,8.33 L の気体を6Lに圧縮すると何気圧になるかです。

 これなら解りますよね。P1V1 = P2V2 に P1 = 1, V1 = 8.33, V2 = 6 を代入して P2 を求めるわけです。


> なぜ分圧をすべてたして6で割るのですか?

 上の説明でお解りいただけたでしょうか?

 『分圧をすべてたして6で割る』のではありません。計算式は同じですが,1気圧下での混合気体の体積を6(容器の体積)で割っているのです。

 つまり,P2 = P1・V1/V2 ですね。
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#3ですが補足です.


>ちょうど出来たDの分圧(または,完全に反応するBの2/3でPb×(2/3))に当たるPd=4/9(atm)だけはじめより減少して
Po'=Po-Pd=11/6-4/9=(33-8)/18=25/18(atm)=1.39(atm)・・・(2の答)

これは紛らわしい表現をしてしまいました.混乱させたらすみませんでした.
気体Dそのものが減少するのではなく,(たまたま)同じ値の分圧だけ気体全体でみた圧力が減少します.

[訂正後]
ちょうど出来たDの分圧Pd(または,完全に反応するBの2/3でPb×(2/3))と等しい値=4/9(atm) だけはじめより減少して
Po'=Po-4/9=11/6-4/9=(33-8)/18=25/18(atm)=1.39(atm)・・・(2の答)

と訂正いたします.
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既に正解は出ていますが, 平凡な解法を別解として加えます.


なお,計算は途中は分数も許して進め, 最後の答えにするときだけ小数で書きます.

全体は6Lで,温度は一定より,全て6Lの容器中での分圧で表示する方針で解きます.
混合気体の扱い方は
モル比=質量比=(同圧での)体積比=(同体積での)分圧比
でした.これの最後の方法です.

[別解]
温度は一定より,全て6Lの容器中での分圧で表示すると,ボイルの法則より
Aは 1atm×3L/6L=1/2(atm)
Bは 4atm×1L/6L=2/3(atm)
Cは 2atm×2L/6L=2/3(atm)  これより,(1)は Pc=0.667(atm)・・・(1の答)
合計 Po=1/2+2/3+2/3=(3+4+4)/6=11/6(atm)←はじめの全圧

次に,A+3B→2D の反応で,A:B:Dは分圧比でみて1:3:2の割合で反応するので,Pa=1/2=3/6(atm), Pb=2/3=4/6(atm) より,Aが全て反応するにはBが不足し,AとBが分圧でx(atm)と2/3(atm)でちょうど反応すると置くと,
x:2/3=1:3 より x=2/9(atm) このときDはPd=2x=4/9(atm)生じる.
気体Aは Pa'=Pa-x=1/2-2/9=(9-4)/18=5/18(atm)
気体Bはなくなって Pb'=0(atm)
全圧は Po'=Pa'+Pb'+Pc(=不変)+Pd=5/18+0+2/3+4/9=25/18=1.39(atm)・・・(2の答)
と計算できます.

でも,実はA1モルとB3モルがなくなってD2モルが出来る反応なので,分圧でみると,全体として4モルの気体が2モル(半分)減る割合の反応なので,ちょうど出来たDの分圧(または,完全に反応するBの2/3でPb×(2/3))に当たるPd=4/9(atm)だけはじめより減少して
Po'=Po-Pd=11/6-4/9=(33-8)/18=25/18(atm)=1.39(atm)・・・(2の答)
こちらの考え方もおすすめです.

残りは答えを書くだけで,
Pd=2x=4/9(atm)=0.444(atm)
また,未反応のAの分圧は Pa'=5/18(atm)=0.278(atm) 
[未反応のBは無しで,分圧は0(atm)]
以上が3の答.

こちらのミスや不明な点があれば補足ください.
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> 1は、P1V1=P2V2より、


> 2・2=X・6 X=0.667と出たんですが、
> これであってるでしょうか?
 はい,あってます!

> その後の問題は手つかずなので、
> 答えまでの導き方を教えてください。
 #1 の方の回答で良いのですが,チョット考え方が解り難いかもしれません(実際,私も考えてしまった・・・)ので,少し補足致します。

 #1 にある『Cの気体の体積は2atm*2L=4L』等が私には解りませんでした。『2atm*2L=4L』なんて単位が合ってませんから。

 でも良く考えてみると,ナカナカ考え易い方法のように思えました。つまり,各気体を一旦1気圧にして,再度6Lの容器に詰めると考えれば良いのです。

 お書きの「P1V1=P2V2」より,1気圧下ではAは3L,Bは4L,Cも4Lを占めると求まります。この各気体を6Lの容器に詰めるわけですから,各気体に「P1V1=P2V2」を使って各々の分圧が求まります。

 2.も1気圧下で反応して6Lの容器に詰めると考えて下さい。

 『A 1molとB 3molが反応して、2molの気体が生じる』ことから,反応式は「A+3B→2D」です。つまり,A1LとB3Lが反応してD2Lが出来るわけです。

 1気圧下ではA3LとB4Lですから,#1 にあるようにBが完全に無くなるまで反応が進み,Aが残ってDが生成します。その量(体積)は #1 にある通りです。

 この残った混合気体を6Lの容器に詰めるわけですから,混合気体に対して「P1V1=P2V2」を使って全圧が求まります。

 3.も解りますよね。上で1気圧での反応後の混合気体中のA,C,Dの体積が解っていますから,各気体について「P1V1=P2V2」を使えば求まりますね。

 いかがでしょうか。#1 さん,私も教えられました(って,私が無知なだけか?)。ありがとうございます。

この回答への補足

各気体の分圧はわかったのですが、全圧を求める時にP1V1=P2V2の式には
どの数字が当てはまるのでしょうか?
なぜ分圧をすべてたして6で割るのですか?

補足日時:2002/11/10 00:20
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