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あらかじめ申しておきますが、真面目な質問ですので
時間帯も考えて質問しますのでよろしくお願いします。
昨夜奥さんに聞かれて答えに詰まったのですが、
精子って頭と尻尾があって、目標めがけて泳ぎますよね。
そこで質問なのですが、精子って「生き物」なのでしょうか?
生き物だとすると、意思をもっているのでしょうか?
生物学的に(?)みてどうなんでしょうか?

A 回答 (11件中1~10件)

ふたたび来ました。

m(__)m
>ちょん切られた手が~コピーつくっちゃう~
確かに普通はないですね。動物実験ではありますけど。
カエルの腸の細胞を取り出して親カエル?まで成長?させた例がありますけど、これは特殊な例ということで。

ヒトデ、プラナリア、コウガイヒルなどは、八つ裂きにすると、八つの親?コピー?になりますね。

このような場合は、八つ裂きにした時点でそれぞれ別の生命として扱います。
もちろん、私の手だって、将来、ちょんぎった手からもう一人の私が出来る技術が実用化されたら、ちょん切られて、私本体?が「もうつながないよ」って決めた瞬間に別の生命として扱われます。

ですから、このような場合は、人間が勝手に決める便宜上の問題なんですね。

で、精子はどうかというと、別の生命に出世する?瞬間があります。
受精ですね。この瞬間から、生命としてのすべての活動を始めます。

それまでは、ただの一個の細胞で、単細胞生物でもありません。
受精しなければ、現在の技術における私のちょん切られた手と同じです。

あと卵子目指して泳いでいくのは、特定の化学物質をたどっていくようになってるんです。その物質が濃くなる方向に泳いでいくわけです。

脳や神経をつくる元ダネは、精子の中に入ってる遺伝子ですね。
これが設計図なんですけど、これは半分だけです。残り半分は卵子の設計図が合わさって完全な一枚の設計図になりますね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
詳しい説明をいただいて、何とか理解できました。
御礼が遅くなってしまい済みませんでした。

お礼日時:2002/11/24 19:03

生物学者で精子を一人前の生命体と考えている人はいないでしょう。

個人的な考えですが、精子はあくまでDNAを運ぶ乗り物(入れ物)に過ぎないとおもいます。
生物の定義として、
(1)子孫を残す
(2)代謝を行う
というものがあります。精子はどちらの条件も十分には満たしていません。(1)についてはある受精して子孫を残すという考え方もありますが、あくまで卵子があってこそで、自分ひとりでは子孫を残せません。(2)についても一応代謝(卵子まで到達するためのエネルギーを頭の後ろ部分に持っているミトコンドリアで作っていますが)をしていなくはないですが時間の限られた乾電池を使っているようなものです。生物の定義を十分に満たしていないので生物とはいえないと思います。
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この回答へのお礼

なりほど。代謝という考え方もあるんですね。
素人にはなかなか分かりませんでした。
ご回答ありがとうございました。
御礼が遅くなってしまい済みませんでした。

お礼日時:2002/11/24 19:18

こまかい補足をすれば、


オスのアンコウは、「定義」にあてはまります。
#9で補足されているように、
メスの体にくっついているけれど、自分で代謝を行っているし、栄養はメスから供給されているけれど、自分で吸収している(細胞レベルで)いる。メスの産卵の場合には生殖もする。立派な生物です。
「運動」が、「自分で泳ぎ(歩き)まわること」に限らないのは「イソギンチャク」や「杉」が生物であるのでもあきらかですね。
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この回答へのお礼

補足をありがとうございました。
実に不思議な生物が居るものですね。
御礼が遅くなってしまい済みませんでした。

お礼日時:2002/11/24 19:16

面白い話題ですね!


意志というのは、なにか選択肢があった時に、どうしようかな、と考えて、こっちにしよう、と自由に(というか得なほうに)次の行動を選ぶことだとすると、精子は何かの化学信号に従って膣を進んでいく時に、どうしようかな、やっぱり戻ろうかな、とかいう行動の選択はしないですから、意志はないと思います。
私は夏にプランターにやってきた蜂が、しばらくプランターの上を飛び回ってから急上昇して去っていったのを見たとき、考えました。一定時間飛び回って花が見つからなかったら急上昇して飛んでいくというプログラムを持った単なるロボットなのか、それとも、花がないから「あきらめる」という意志が存在したのか・・?と。
意志があるかのように見える細胞がほかにもあります。白血球はアメーバ細胞で、(1匹1匹が、もとい、1個1個が、)傷口の細胞の間をじわじわと這いまわり、細菌を捕まえて食べます。
動くか動かないかの違いだけで、精子も白血球も皮膚も脂肪も髪も、ヒトという生物のあなたという個体の一部分です。精子、白血球、上皮などは細胞であるという定義を満足します。髪は細胞ではないです。生きているのはあなたという個体です。私が死んでも焼かれるまでのしばらくは私の上皮細胞は活動している、ということがありえます。
精子と卵子が結合した瞬間、個体(=生物)となります。意志は、それよりもあとで脳ができてからついてくるのではないでしょうか。
私の体中の細胞は、生殖細胞も含めて、どれがいつ何個に細胞分裂するか、きちんと決められたとおりにしか細胞分裂しないように厳重に管理されています(傷を治すなどには臨機応変ですが)。どれかの細胞が勝手に”増殖”するとしたら、それはガンという病気です。
おまけ1:生殖係、軍隊係、えさ取り係、と極端に分業して本能のみで行動しているように見える蟻は、1匹を1個体と言うより、巣全体を1個体と言ったほうがよいようにも思えます。
おまけ2:オスのアンコウは、交尾後、メスアンコウの体にかじりつきます。だんだん、オスの口とかじられたメスの体の細胞がつながって、オスアンコウはメスアンコウの体の一部になってぶらさがったまま一生を終わるそうです。
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この回答へのお礼

突き詰めていくと、そもそも「自由意志」って何?という話にもなりそうですね。
少々、問題が大きくなりすぎましたか・・・
おまけ1について、
アリのような社会構造は高崎山のサルや人間の社会とは違うんでしょうか?
そうなると、人間社会もひとつの生命?
ご回答ありがとうございました。
御礼が遅くなってしまい済みませんでした。

お礼日時:2002/11/24 19:14

>精子の場合は、本体の意志に反して、


>あら、コピーつくちゃったのね!ってこともありますよね。
 ・・ってことは、ありません。(少なくともヒトなどの動物では)

「ちょん切った手」が、別の生命体をつくれば、クローンですね。いま研究されているのは、体細胞一つからとったDNAでのクローンみたいですが。
植物の世界ではあたりまえのように行われています。(とくに果樹で「巨峰」や「ピオーネ」などの新品種は、さいしょ一株から接木や挿し木で増やしていった、日本全国単一DNAのクローン。)
これも花粉自体は生物といわないはず。
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この回答へのお礼

私の説明が悪かったのですが、
コピーをつくちゃったというのは、
本体(私や奥さん)の意図とは関係なく
受精しちゃったということでした。
巨峰ってクローンなんですか、知りませんでした。
ご回答ありがとうございました。
御礼が遅くなってしまい済みませんでした。

お礼日時:2002/11/24 19:06

こんにちは。


単細胞生物ってのはあります。
細胞一個で生物としての特徴を備えているものですね。でも精子は違います。
一応、生物の特徴(定義)というのは、自分で、代謝、運動、増殖を行う物と、高校の時習いましたが、精子の場合は、自分で増殖するという事がありません。
というより、生物が増殖する、つまり生命としての一過程を行うために作り出した特殊な細胞が精子です。
つまり精子は元の生物とは切り離して単独で考える事ができない物体なのです。
ちょっと変なたとえですが、私は人間という生物です。当然手も足もあります。
でもちょっとばかやって、手をちょん切ってしまいました。でも切断された手は、間違えなく私の手であり人間の手です。
切り放されたことで、程なく生命を失うでしょうけど、それまでに接合手術を受ければ、また私自身の体になります。付ける場所を間違えて足に付けちゃったとしてもやっぱり人間である私の手であることに変わりありません。
だけど、接合手術してくれる人がいなければ、その手は私自身ではありませんし、生命もなくなります。するとただの物体であって、生き物ではありません。
まあ、とっても変なたとえですが、これと同列に論じることができるのではないでしょうか。
精子の場合は、自分自身が泳いで元の体から離れていく事が仕事なので、こういう議論が出てきますよね。
でも元の生物が生命として機能するためにつくった体の一部なわけですから、単独で扱うという事がちょっとまずいかな?って事でしょう。
でも細胞単位で扱う場合も当然ありますね。その時は、単独の細胞では「生き物」ではありません。

なお、「意思」は脳や各種の感覚器官、関係する神経組織などが作り出す働きなので、それらを持っていない精子には意思はありません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
子供の屁理屈を聞くような気持ちでお聞きいただきたいのですが、

ちょん切られた手が、本体(主人?親分?)の意志に反して、
主人のコピ-をつくちゃったなんて話しはきいたことありませんが、

精子の場合は、本体の意志に反して、
あら、コピーつくちゃったのね!ってこともありますよね。

機能的に見て、ちょっと同列には捉えがたい面があるのですが・・・

それにしても、意思を持たないとするなら、
卵子めがけて泳いでいくのも、単なる化学反応なんでしょうかね。

脳や各種器官や神経になる前のモトダネは、何なんでしょうね?
少々、こんがらがってきました。

お礼日時:2002/11/14 15:43

 私も単なる細胞だと思いますよ。


 生物の定義の一つに自分のコピー(子ども)を作る、ってのがありませんでしたっけ?(生物の定義にあてはまらなくても、コピー作っているのがいたような気もしますが)
 精子って元の生物のコピーをつくる為の細胞であって、精子そのもののコピーを作るわけでないので、そういう意味では単なる細胞としてしか捉えられないです。

 単細胞生物は、生殖だったか増殖だったか方法はわすれましたけど、自分のコピーを作っていますよね、だから単細胞「生物」と呼ばれているんだと思います。

 意思は持っていないと思いますが、他の遺伝情報をもつ精子を見つけると攻撃するテレビでやってたような記憶があります。どうやって判別してるんでしょうね~、不思議です。


 以上、素人考え(笑)

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

そう!そうなんです。自分自身をコピーする機能がないから、
生物じゃないと私も思ったですが、
奥さんが言うにはですね、
「あなた(つまり私)の体を使って自分(精子)自身を大量にコピーして、
膣(ちつ)の中での極端に短い一生を終える存在なのかもしれないじゃない」って言うんですよ。
そう言われると、私の頭の中であれあれ?ってことになってしまうんですよ。
我ながらド素人の考えってのはおそろしいなぁと思わされますが・・・

補足日時:2002/11/14 15:30
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単細胞生物とは細胞が1個で出来ている生物のことです。


例で言えばゾウリムシやアメーバー、ミドリムシなどがそうです。
ちなみに多細胞生物とは細胞が複数ある生物です。
ミジンコとか普通の生物は多細胞せいぶつですね。
私も昔生物の時間に習ったもののうろ覚えですが。

参考URL:http://db.gakken.co.jp/jiten/ta/305750.htm
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
細胞一個でできてる生物と、単なる細胞とは違うということなんですね?
そう言われると理解できそうです。

お礼日時:2002/11/14 15:37

細胞ですよ♪生物の講義でききました。


頭の部分には遺伝情報がたくさんつまっているんですって、お父さんの。
で、頭のすぐ下のところには、たしかミトコンドリア(だったかなぁ)が丸まってくっついてて、それが移動のエネルギーになってるとか。
頭には爆弾みたいのがついてて、それでドドーンと卵の中に突入!するんですよね!

って、なんか私の言葉遣いって幼稚・・・?

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
細胞は生物ではないのですか?
うろおぼえですが、単細胞生物っていませんでしたっけ?

>なんか私の言葉遣いって幼稚・・・?
いえいえ、私もそれ以下のレベルの理解しかないんですけどね。

補足日時:2002/11/14 14:28
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 精子を生物と定義するかどうは、これはその人の考えによって変わってくると思います。



 生物の定義を、「有機質で構成された物」と定義するなら、精子は生物ということになります。

 しかし、「有機質で構成され、細胞単位を持つもの」と定義するとなると、一部のウィルスやミトコンドリアは生物ではなくなってしまいます。

 また、「有機質で構成され、独力で生存する能力を持ったもの」と定義するれば、ウィルスや原始ミトコンドリアはかろうじて生物の定義に当てはまり、なおかつ精子を生物の定義から外すことができます。
 ところが今度はオスのアンコウが、生物の定義から外れてしまうんです(笑)

 なので、「どういう方面から見るか」によって変わってくるということになるでしょう。

 で、辞書を見ると、「栄養代謝、運動などを行うもの」という定義になっています。
 この定義に従うなら、ウィルスは生物ではなく、原始ミトコンドリアは生物で、精子は生物ではない、ということになります。
 でもこの定義だとオスのアンコウはどうなるんだ?(笑)
 (ある種のアンコウのオスは、メスの身体に付着して「メスの身体の一部として生きる」という特殊な生態を持っているのです)
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この回答へのお礼

なるほど、定義のしかたによって違ってくる微妙な存在なのですね精子は・・・
それにしても、deagleさんの回答で、精子のことよりも、
その不思議なオスのアンコウの方に興味が出てきてしまいました(笑)
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2002/11/14 14:33

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