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登山を始めようと思うのですが、それに伴って雨具を買うつもりです。
登山は岩場をバリバリ登ったりという感じではなく、練習程度で岩場を登ったり沢を1日か2日する予定です。
それ以外は日帰りか1泊2日程度の低山をメインに行くつもりです。

種類はゴアテックスにしようと思っており、メーカーはモンベルかノースフェイスで考え中です。
そこで質問なのですが、現在ノースフェイスの「Dot Shot Jacket」かモンベルの「ストームクルーザー」シリーズで迷い中です。
HPの説明文を読む限りでははノースフェイスの方が登山用に開発されているような感じもします。
でもデザインはモンベルの方が好みですし、登山用ではなくタウン用なのかしら?とも思います。
(私は身長が155センチと小さいので、モンベルのズボンのサイズが選べるのは魅力的ではあります)
でもこの2つの大きな違いはよく分かりません。
値段は若干ノースフェイスの方が高い感じがしますが、こっちの方がより動きやすく破れにくく設計されているのでしょうか?

何となくのイメージでも結構ですので、この2社の商品の違いなどについて教えてください。

A 回答 (5件)

 どちらかといえばモンベルの方が「登山用途」に特化した造り方をしています。


 例えばレインテックス・フライトは2トーンカラーですが、純粋に機能だけを考えると、この2トーンカラーは利点より欠点が多いです。
 利点はザックのハーネスでストレスがかかる肩の補強くらいしかないのですが、縫い目が増えるのでそこが防水上の弱点になり、また縫い目の糸が摩耗してウエアの寿命を縮めます。
 縫い目の防水に関してはシーム処理が施されているので多少の雨ではまったく問題はないのですが、土砂降りの中を丸1日歩くような使い方をすると、やはり縫い目部分は弱点になります。

 まあそれに縫い目が多いとシームテープの使用量も多くなるので重量的にも不利ですし。

 そのあたりはストームクルーザーは見事に縫い目が少ない設計になっています。
 モンベルはレインウエアだけで10数モデルもラインアップしているのですが、ストームクルーザーは最も歴史が長く、売れ筋のモデルになっているので、とにかく登山用レインウエアとしての機能性一辺倒の造りになっています。

 登山用のレインウエアでは、重量は重要な機能の1つです。登山用具はみな重量にはシビアなのですが、レインウエアはザックの中に入れてある時間の方が長いですからなおさらです。
 その点、レインテックス・フライトの重量は620gで「軽量モデル」として売られているのですが、モンベルのラインアップだと重い方から数えた方が早い程度の重量ですね。ストームクルーザーの重量が上下で520gほどですから、だいたい100gほどの差があります。
 モンベルでレインテックス・フライトと同程度の重量のモデルはレインフィールダーというモデルですが、これだと上下で2万円を切っています。他の仕様もほぼ同等か、むしろレインフィールダーの方が金がかかる造りです。

 というわけで、ノースフェイスには他に魅力的な製品もあるのですが、レインテックス・フライトとストームクルーザーの比較であれば、まあバーゲン等でよほど安くなっているかデザインが気に入ったというようなことがない限り、レインテックス・フライトを選ぶ理由は私には思いつきません。

 ストームクルーザーの最大の欠点は、とにかくシェアが高いので山小屋の乾燥室等で干していると間違われて持って行かれてしまうリスクが高い、ということでしょうか。私も一度経験があります。
 レインテックス・フライトもけっこう売れているモデルなのですが、乾燥室に同モデルの同サイズの同色が複数干されることはあまりないと思います。
 まあ、現行のモデルはモデルチェンジしてまだ2年目で、前モデルからかなり大きく変わったので、乾燥室で間違われるリスクはあまり高くないとは思いますが・・・

 余談ですが、山小屋の従業員が乾燥室に干していたストームクルーザーがお客さんに間違われて持って行かれてしまい、お客さんが全員出発した後の乾燥室にはレインテックス・フライトが1着残されていた、という謎の事件がありましたっけ。


 話は変わりますが、質問者さんの登山形態が岩や沢がメインというのであれば、ストームクルーザー以外の選択肢も考えて良いかもしれません。
 ストームクルーザーは、他のメーカーならカタログに誇らしげに「超軽量!!」とブチ上げるほど軽量なのですが(事実、ゴアテックス3レイヤーのウエアでは多分世界最軽量でしょう)、その分生地は薄いので絶対的な耐摩耗性能はやや劣ると思います。
 通常の登山でしたらなんら差し支えないでしょうが、岩場や沢での使用が多いと、もう少し生地が厚い方が良いかもしれません。

 なのでそういう意味ではレインテックス・フライトも一考する価値はあると思います。
 ・・・でもこれ、重い割には薄い生地を使ってるんですよね。
 同重量であれば、モンベルのレインフィールダーあたりの方がまだ丈夫かも、と思います。安いので破れたりしても精神的ダメージはまだ軽く済むし。
 「丈夫」というモノでは、モンベルには他にストームハンターというモデルもあるのですが、これは上下で800g近くにもなる重量モデルなので、いくらなんでも・・・と思います。

 もう少し熟慮すれば、上下で別モデル、という手もあります。

 私はパンツはどのみち消耗が激しいので、ゴアテックスではありませんがとにかく安い(そして軽い)モンベルのバーサライトパンツというモデルをずっと使っています。1シーズンで買い換えてもいいや、くらいの値段ですし。
 で、ジャケットはモンベルの昔の冬山用アウターの最軽量のものとかパタゴニアの超軽量ジャケットなどを使い分けています。

 まあ岩場や沢なら、ジャケットもバーサライトで十分という気もしますが。透湿性は多少劣りますが、岩場や沢ではどうせずぶ濡れになるんだし。

 却って悩ませてしまったかもしれませんね。
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この回答へのお礼

丁寧な回答、ありがとうございました。

違いについて分かりやすく書かれており、「なるほどな~」と思いながら読んでいました。
一度、スポーツ用品店に行って聞いた事があったのですが、あんまり詳しい人ではなかったようで、「デザインの好みです」みたいな感じで終わってしまっていました。
という事は高い方が性能がいいって事??と思ってしまっていたので、質問させてもらいました。

レインウェアは登山以外に、雨の日のちょっとしたサイクリング程度で使用する位なので、そんなに過酷な使用はしないつもりです。
なので選択肢はゴアでほぼ決まりかけています。
発色もデザインも気に入っているのでモンベルにしようと思います。
けど他の素材もお勧めがあるようなので、そちらも今後の為にチェックしておきます。

お礼日時:2008/05/30 15:15

#1さんの回答を読んで気づいた点を指摘させてください(横槍ですみません。

悪意はないです。不快に思われたら、ゴメンナサイ)

>繊維自体が剥離(布地の間に空間が出来る)する頃には寿命
ゴアの剥離については、モンベルは、無償修理してくれるそうですよ、元社員の話によれば。

あとメンテナンスですが、
私は一度、ゴア製品をクリーニングに出してしまい、一気に性能を落としてしまった苦い経験があります。皆様、お気をつけください。
目に見えないくらいの細かいゴミが、ゴアテックスの目に詰まってしまうそうです。クリーニングの場合、他の洗濯物ですでにクリーニング液が汚れている可能性が高く、それを拾ってしまうとの事。また、自動車の排気ガスも、ゴアテックスの目詰まりを促進してしまうようです。まちがっても、バイク乗車時には登山用のゴア製品をを着ませんように(バイクでは、通気性能を落とした?バイク用のゴアテックスレインウェアを)
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

モンベルが無償修理してくれるんですねー。
そういう事もできるとは知りませんでした。
大切に使えそうですね。

クリーニングはダメなんですね。
モンベルのサイトで調べると自宅で洗濯が出来るようなので、安心しました。
色々と勉強になりました。

お礼日時:2008/05/30 15:25

私はノースフェイスが大好きで、ほぼノースフェイスで統一しています。

でも使用頻度の低いカッパにあまりお金をかけたくありません。

そこで釣具屋でゴアテックスのカッパを購入しました。登山用品の3割引の価格で売られています。小さいサイズは売れ残って半額!って事もあります。私は3Lが半額の2万5千円だったので即購入しました。

日本は島国で釣りをする人の数が多いので、釣具屋も多く、用品も安く売られています。一度覗いてみて下さい。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

釣り具やさんで売っているとは目から鱗でした!
うちの近所には釣り具やさんはありませんが、実家の近所にはあったので、ゴアの雨具を探していた父に教える事にします。

お礼日時:2008/05/30 15:16

ストームクルーザーを使っています。


しなやかさではこちらに軍配があるような気がしますね。
ゴアッテクスの3レイヤーで、山用ならこちらですね。

Dot Shot Jacketはゴアではありませんが、街着としても併用なら
見た目はお洒落かも知れません。
こちらも実は持っているのですが、生地はクルーザーよりも若干厚め。
雨の日に着たことはありませんが、耐えられるでしょう。

スレによる耐久性はさほど変わらないと思いますよ。
岩場で転んだりすれば、運悪くビリっといくこともあります。
雨への耐久性は、やはりゴアを使っているモンベルでしょうか。
ただし、長く使い続けるためにはどちらも簡単な手入れが必要です。

ゴアの特質はやはりその透湿性ですが
高山で厳しい環境にさらされることが当面予想されないのであれば
どちらでも山に持参してOKな商品だと思います。
それならやはりゴアテックスをお勧めしますね。

値段はNorthは高いですね、でもモンベルと違ってセール品も出回ります。たとえばこのジャケット定価18,9000くらいですが
わたくしは9,800円で買いました。
セール品がけっこう頻繁に出るお店です↓

参考URL:http://www.rakuten.co.jp/yoshikip2/
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
ノースフェイスのゴアですが、RAINTEX FLIGHT というモデルの間違いでした。スミマセン。
ゴアテックスで考えようと思います。

耐久性にさほど違いがないのであれば、やはりモンベルかなー、と思います。
教えていただいたサイトは早速お気に入りに追加しました。
色々安い商品があって魅力的です。
他の商品もチェックしてみたいと思います。

お礼日時:2008/05/29 15:19

私の山仲間の間ではストームクルーザー愛用者が多いですね。


機能的にはノースフェースと大差ありませんが値段が違います。
ノースフェースは「高すぎ」という声が多いです。
モンベル製品はサイズの種類が多いのと色合いのセンスが良いのも高評価の一因です。

Gore-Tex製品は手入れが肝心です。
防水性などはそう簡単に落ちるものではなく汚れや撥水性の低下により通気性が損なわれ本来の性能を発揮できなくなります。
頻繁な選択は不要ですが一シーズン使ったら洗剤とぬるま湯で軽く押し洗いしテフロン系の撥水スプレーをシッカリ塗布すると新品時の性能が戻ります。
目張りテープが剥がれても補修すれば使えますが繊維自体が剥離(布地の間に空間が出来る)する頃には寿命と考えて下さい。

製品を選ぶポイントは大きすぎないサイズを選ぶこと。
行動用の衣類では「大は小を兼ね」ないことです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

ゴア製品は手入れが肝心なのですね。
高い買い物なだけにきっちりとケアしたいと思います。
それにしてもやはりノースフェイスは高いですねー。
試着はした事はないのですが、サイズ表を見たら恐らくズボンなどは丈が合わないんじゃないか?と思います。
モンベルは発色も綺麗なので、こっちで検討してみます。

お礼日時:2008/05/29 15:23

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