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これだけクソミソにけなされているにも関わらず、文部科学省が日本の英語教育を抜本的に転換しない動機はなんなのでしょうか?
議論のための意見ではなく、分析/解説を求めます。

A 回答 (33件中31~33件)

はじめまして



英語を含めて外国語を勉強している者としての回答です。

中学・高校の英語教育は「役に立たなくはない」と思います。でも、「効率的な方法ではない」「多くの生徒にとってはもっといい勉強方法がある」と思っています。

ご質問についてですが
「転換しない動機」があるのではなく「転換する動機」がないだけだと思います。
1.これまでのやり方を変えるのは面倒だという「前例主義」
2.これまでのやり方よりもいい方法を知らない
のどちらかでないかと思います。



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2.について補足です。
私が中学1年生のときの英語の教科書の出だしです。
Hello, I am Nancy.
Hello, I am Keiko.
Hello, Nancy.
Oh, You are Takeo!
ペンパルが実際に会うのは初めてという設定ですので、3行目までの会話は自然だと思います。
…事前に写真を送っていればこんな会話もないでしょうが、その辺はおいといて。

しかし、4行目はなぜこんな言葉が「突然」出てきたのか、意味不明です。ケイコとNancyが手紙のなかで相当タケオの事を話題にしていたのでしょうか?
どちらかといえば、“I am”と“You are”という「文法」の説明をしたかっただけの文章かと思います。

同じようなものでは“This is a pen”がありますが、実際に使ったことはありません。

“I am a boy”も、そんなことを言う男の子とは会ったことはありませんが、女の子と間違えられた男の子は言うかなと思います。また、映画の中でアンドロイドかロボットかが「僕は人間だ」という意味で使ったと、知り合いが話しくれたことがあります。

そんな使いもしない文例をつかって「文法」を覚えるよりも、意味は分からなくても「こういう場面では、こう言えばいい」と覚えておいた方が実際に使う場面では役に立つと思います。

例えば、「ホテルで鍵を持たずに部屋から出てしまい、オートロックのために部屋に戻れなくなった場合、フロントでなんと言いますか(英語で)」
答えはこちら
http://shakodance.com/study/2007/04/10717.html

これを見たら「閉め出されちゃったよー」という訳が思い浮かぶかもしれません。日本語と外国語は1対1には対応しませんが、同じような発想の表現もあります。

英語に限らず、外国語を勉強する方にはこちらのページが参考になるかと思います。
http://www.oka-chan.com/etc/saisoku.htm
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この回答へのお礼

なるほど、これまでのやり方よりもいい方法を知らないこともあって、「前例主義」になっている、ということですね。ありがとうございます。

お礼日時:2008/06/06 20:36

単一民族による国であるところの保存性です。


これは自然的でありそれを論理的に変えるには時間が必要でしょう。
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この回答へのお礼

単一民族による国であるところの保存性・・・ですか。
それが何なのか良く分かりませんが、ありがとうございます。

お礼日時:2008/06/06 20:35

『英語が使える日本人』の育成のための戦略構想 というものが動き出しています。


日本人の性向からして、他国語できちんと考え、自己表現できるようになるためには、自国語でのそれらがちゃんとできていることが必須でしょう。実際、いまの国語力(学校国語だけではなく)はひどいもののようですから。そして上の戦略構想には国語教育についての行動計画も盛り込まれています。つまり、英語だけではなく他教科まで巻き込んだ抜本的なプロジェクトが動き出している、ということです。
抜本的なプロジェクトというものは常に時間がかかるものですから、なかなか我々一般人のものとなってこないのですが、ときどき思い出したように首相会見などで触れられてはいるようです。
それとは別の問題として、現場の教員全体にこの戦略構想を浸透させようという意識が文科省に見られない、ということがあります。
進学校でモデルプログラムを組んだりはしているようですが、いわゆる普通の学校ではこの戦略を知らない教員の方が多いと思います。
(たとえば、教員をやっている知人がこの戦略構想についての研修会に出席する機会があり、本気で進める気があるならなぜもっと現場に情報を流さないのかを文科省の出先と言っていいであろう県の教育庁の担当者に問いただした所、「文科省のHPに逐次掲載しています。それを確認してください」と言っていたそうです。現場の教員なら、いつ更新されるか分らないHPを毎日確認していて当然だという態度だったそうです)
いつものとおりのトップダウンですね。そして、現場で血が流れている、と。
長文ですみません。字数もつきましたのでこの辺で失礼します。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
戦略構想はあるが、現場の教員全体にこの戦略構想を浸透させようという意識が文科省に見られないということですね。

お礼日時:2008/06/06 20:32
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