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点滴つくりおきについて教えてください。恥ずかしい質問なのですが、「つくりおきすること」ってそんなに危険なことなのでしょうか?

A 回答 (7件)

条件によります。



今回の問題は、点滴液の中で雑菌が増殖したことが原因です。雑菌
が混入したのは、点滴用で無菌の生理食塩水の中に鎮痛剤やビタミ
ン剤を混ぜた時だろうというのが妥当な推定です。もちろん、必ず
混入する訳ではないんですが、運が悪いのか手技が雑なのか、今回
は混入しちゃいました。さらに、混入してもすぐに使っちゃえば菌
数が少ないのでほぼ害はありませんが、週末じっくりと放置されて
増殖したんでしょうね。点滴を受けた人の耐性を超えた量が血液に
入ってくれば、ショック症状を起こします。つまり作り置きは、雑
菌が混入した場合に限って、健康被害のリスクを増大させるので
す。きちんと無菌操作が出来てれば、リスクはありませんでした。

で、「事故の起こる可能性がゼロではない」ことが明らかになった
場合、原因が自動車やタバコなら放置されますが、医療行為だとま
るで「絶対に事故が起こる」かのごとく報道され、規制されます。
今回も科学的には「無菌操作の徹底と保管条件の確認」で済む話な
んですが、「作り置きは絶対禁止」になるでしょう。

件の病院は、希望する客にはどんどん鎮痛剤の点滴をすることで、
年寄りに絶大な人気を得ていたようです。作り置きも客を待たせな
い工夫の一つだったんでしょうね。
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タイムリーな質問なので、回答数が多く返事が大変ですね。

この回答には返信しなくてもいいですよ。
皆さんの回答から、作り置きは通常行われていることと、条件が揃えば、死亡事故が起きても不思議でないことの両極端の現実が伺えます。
特に、看護師さんは交代勤務で多忙なので、作り置きは日常されているのでしょう。しかし、免疫異常で病気にかかりやすい人や、ステロイド投与中で免疫力が低下した人の場合は特別です。更に、謙気性従属栄養細菌など、分裂速度の速い菌に汚染された場合は深刻な状況になるでしょう。
こんな状況をふまえて、最近は病院の薬局で無菌室を備え、点滴を調整するようになりつつあります。ただ、これは一部の大規模病院での話で、まだまだ通常の病院では人員的に無理な状況です。
血糖測定器によるウイルス汚染や、輸液の細菌汚染など医療サイドに落ち度がある事故は、一刻も早く改善し、患者様に安全な医療を提供するべきだと思います。
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作り置きで雑菌が培養されてしまい、点滴を受けた患者が被害にあったことはすでに回答にありますし、記事によりますと今回の診療所は点滴を作り置きしておく習慣になっており、事務机の上に積み重ねられており、量が少なくなったことに気がついた看護師が(担当者というものは決まっておらず)点滴を作って重ねていたようです。



どのくらい放置されていたのだろうかと考えた時、私はこんなことが頭に浮かびました。
食品スーパーなどで品出しをするときは必ず新しいものを奥に入れ古いものを手前に陳列して古いものから順に客に取らせるようにしますが、この点滴が積み重ねられた「点滴の山」はそのようにしていなかっただろうと思いました。
あと数本というところで、別の新しい点滴がその上に積み重ねられ、古い点滴はかなり忙しくなった時にやっと使われる始末。
実際は1日や2日という期間ではなく、もっと長い期間雑菌が培養された点滴が下の方にあったのだろうと思いました。
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またマスコミの偏重報道かという印象ですね。


確かに点滴を混ぜて経時的に細菌数が増えていくのは事実でしょうが、どのくらい放置していたかにもよるでしょう。
作り置きといいますが、病棟などでは朝の点滴を夜勤中に準備しておくことは常識ですし、中心静脈栄養など24時間つるしておくような点滴だってあります。作り置きだけが原因であれば1日中点滴つるしている間に何人も死んでいるはずですね。
最近では在宅医療も進み、先にあげた高カロリー輸液なども2週間分作って患者に処方することもあります。もちろんクリーンベンチで清潔に「作り置き」するわけですが。
今回の件、清潔操作に問題があったのではないかと思いますね。
決して作り置きが悪いわけではない。(作り置き時間が長いと細菌が増える事を否定はしませんし、無意味なつくり置きを推奨するわけではありません)
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危険だから、今回の事件が起きたと結論が出ています。



そもそも薬品は本人の症状、体重によって処方量を変える物です。
薬は処方量が多過ぎても危険ですが、少な過ぎても副作用があります。

今回は整形でほとんど同量の鎮痛剤を投与することと、毎日大量に使用することからの「作り置き」のようですが、由々しき事です。

冷静に考えれば、とても「危険」な事です。
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点滴は、栄養ですから、言ってみれば培地と同じです。



『つくりおきをしないと忙しい』ような病院では
作る過程で細菌の混入は避けられません。

それを点滴するってことは、
培養した細菌を静脈から大量に流し込むのと同じです。
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大変危険な事です医療従事者としては絶対にやってはいけない事です理由はいろいろな成分の薬を点滴液に混ぜて点滴するのですが分離していた

ら薄めない状態の強い薬が入っていた可能性が有ったのですそれだけで死亡する可能性が有ったのです今回は細菌が点滴に薬を入れる時に入ってしまった菌が増殖して不幸なことにお一人亡くなられたのですその危険性を病院は忘れていたのでしょう
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