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ケルトの神話・伝承・伝説についてを研究しています。
神話等についてを調べるにあたり、アイルランドやウェールズに残るものを参考にしていこうと考えています。
それにあたり、様々な方の考察の混じった本を文献としているのですが、それによって捉え方が異なるのか神々の関係性もまばらです。

ですので、自分の考察を固めるために、大元の文献を読むことができれば、と考えております。
侵入の書(侵略の書) 『Lebhar Gabhala』や『地名伝承』、『赤牛の書』などをはじめとしたものは、現在書籍のような形では手に入れることは不可能なのでしょうか。

また、その他にケルトの神話・伝承・伝説を研究するにあたってお勧めのものがありましたら教えていただければ幸いです。

A 回答 (6件)

稀少な原書などの資料にあたりたい時は


「Googleブック検索」を使ってはどうでしょう
『Lebhar Gabhala』
http://books.google.co.jp/books?q=Lebhar+Gabhala …
『赤牛の書』(Lebor na hUidre)
http://books.google.co.jp/books?as_brr=3&q=Lebor …

直接はないようですが、著作権のない本でデータ化されてるものは1冊まるまる閲覧できます。
うまく利用すれば、外国語文献を資料として活用するのに便利です。
さがせば引用してる古い文献はみつかるかもそれません。
英語能力が必要ですが(汗

あと、他のみなさんもいわれてますが「島のケルト」と「大陸のケルト」とよく2つに分けられて述べられます。
記録の多いものはイギリス、アイルランドになりますがフランスのブルターニュ地方などもケルト系の人々です。

ケルト神話専門サイトはあまりみないので…
幻想世界神話事典
http://www.jiten.info/
Dictionary of Pandaemonium
http://www.pandaemonium.net/
など総合事典系で個別の項目を調べてはいかがでしょう。
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ケルト関係はあまり詳しくありませんが、


以前、原書房の『図説ケルト神話物語』を読んだことがあり、
そこでは『クーリーの牛追い』『マビノギオン』『ブルターニュの歌』を読むことができました(ただし部分訳っぽい)。

『マビノギオン』については原書房からシャーロット・ゲスト版が出版されていますが、ほとんどの文献が未訳、なのでしょうかね…。

現時点では神話事典のたぐいが1番便利なのかも。
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挙げられている書名は、一次史料(原書史料)ですよね?


う~ん、国内では難しいかもしれません。
研究者なんかだと、それらの史料を所蔵してる人や機関に連絡を取ってコピーやマイクロフィルムのような形で入手してらっしゃいますけどね。
ただ、英語か現地の言葉でやりとり出来ないといけませんし、郵送されるまで数ヶ月かかる場合もありますね。
それと、一次史料は史料読解が出来ないと難しいですね。

>様々な方の考察の混じった本を文献としているのですが、それによって捉え方が異なるのか神々の関係性もまばらです

ここで、参考にするポイントとしてなんですが。
それらの考察をされている著者は、何を参考にしてその考察を行ってるかを考えてみてはいかがでしょうか?
もし、その著者が一次史料を読み込んで書いているなら、現存する史料からダイレクトに当時の人々の神話や伝承を考察している可能性が高いです。
しかし、日本人であれ外国人であれ、他の研究者(二次・三次史料)を元に考察しているとすれば、そこには何らかのバイアスがかかってる可能性があります。
この辺りを参考に判断すれば、一次史料に近付けると思います。

あと、少し検索したら一次史料の名称と所蔵者を纏めたサイトを見つけました。
参考にどうぞ。

http://gensounobuki.fc2web.com/t2/o2_book.html
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以前ですけども東京都は上野にある東京都都立美術館でケルト展という企画展が行なわれていました。

神話の世界からキリスト教が入ってくるまでのことが展示れていました。

この企画展で販売されていたカタログが残っていれば関連の書籍などが調べられると考えます。直接でも問い合わせてみるといいでしょう。
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ケルト神話といいましても、アイルランドのものとイングランド・ウエールズのものとはまったく異なります。


アイルランドのものは、アイルランドしか対象としていません。

イングランド系のケルト神話は、アーサー王に関したものがほとんどで、それ以外はほとんど残っていないようです。

スコットランドのケルト神話は、アイルランドの神話中のフィン・マックールとその子オーシーンの物語と共通するものがほとんどのようです。

ウェールズの神話は、「マビノギオン」という形にまとめられているそうです。
一部の神は、アイルランドの神と共通するようですが、大半は別の神だそうです。

ケルト神話として、新紀元社の「虚空の神々」
http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_ss_b/249-915438 …

が入手しやすいと思います。
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ケルト人というのはゲルハルト・ヘルム著「ケルト人」によると北部ヨーロッパへ民族移動してきた人種でガリアと呼ばれた地方からさらに各地に広がっていったようでイングランドにも移住し、ストーンヘンジなどの石造建築物もその遺跡として残しているそうで、かなり広範囲の居住範囲としています。



従ってイングランドやウエールズの遺跡や伝承はケルト人の一部のものという説です。

私は彼の本でしかケルト人を知りませんので、ケルト=イングランドという思いこみを訂正された経験があります。

一度この本をお読みになっては如何でしょう。  神話や伝承についての記述も一部ですがあります。

河出書房新社発行、「古代ヨーロッパ先住民族 ケルト人」 ゲルハルト・ヘルム著 関 楠生訳   ご参考までに
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