A 回答 (8件)
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No.8
- 回答日時:
ANo.6から
私もビギナーですが、質問者様のご質問も、お書き込みも私の勉強していることにまったく異なりません。
意識が創造を開始して進めていく。それは最下層まで届く。それで自己完結する。
そして一定の技法を一度行って、解脱をした。これが究極最終の意識のされたことです。
そして私たちが存在している、ドラマの復習みたいに。私たちは意識の中の出来事である。ということで、私たちの本体自体が、その最高意識自体、解脱をしている意識だということで、それを忘我して、夢中になりすぎている状態が、悲劇・喜劇・愚劇だということだそうです。
仏教で、本覚(ほんがく)。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AC%E8%A6%9Aというのだそうです。私は仏教は一部の禅宗しか存じません。
多くの方はこの本覚をたいへん誤解しておりますが、実をいえば、ここにいる私たちは単なる自分のツール(用具)でしかなく、本体は最高意識の中にちゃんといる。それを忘れてはいけませんよ。というのだそうです。私たちの勉強とまったく同じなのですね。
それを自覚し、そのあり方で私たちというツールを生きていくことができるようになるのが、実はこの生涯だというのですね。
それは単に知識、読んで、そうかと分かっても、悲劇喜劇愚劇に翻弄されるていることには何の変更もないわけですね。本覚の正しい理解をしないといけませんと、いうのが仏教でしょう。原罪とはないのですね。
ですから、質問者さんが、解脱だ、ということはまことに正しい。
ことはそれから開始する、すばらしい到達ですね。
私も本当にそういう思いに到達していきたいと存じます。
もう少し、と思うと、遠くに行ってしまう。
その繰り返しが長い間続いていました。
そろそろ次のステージに移るとしましょう。
ご回答ありがとうございました。
No.6
- 回答日時:
ANo.5のお書きこみから
回答をしながら、こんなことを今更いうのは赦されないのですが、そのようなご質問の言葉は私にはとても恐れ多いのです。でも自分の回答できる範囲とことばで、書かなければならないと存じます。
【 例えるなら風が吹くと水面に波紋が出来ますが、自我とはその波紋のようなものということでしょうか。】○⇒このような描きで説明されている文章も度々お目にかかります。出てきた意識の知覚のレベルの表現の問題だと存じますし、水面が何だとするかのことにもよりますね。
人の認識は所詮、分別と統合、整理ですよね。そうやって意識して、現象させているのだと存じます。個性ということばがよく使われますが、これは差異とか違いを見て、意識するための仕分け箱の色分けですが、本当は単なる、個体としたものの位置の違いでしかない。そこにおける生命性というかけがえのないものの上皮だと存じます。
一なる実存たる一なる生命性的現象(創造)の状況の大洋の水面を、仰せの水面だとすれば、そこで一定の創造意識の原理が働き、波が起こり、それに注視する意識が起ちあがってまいります。その波と波の意識は個たる生命だと存じます。これはご質問者の精神に当てはめることができないでしょうか。
そして自我はその波と波の意識の中にもぐり込み、大洋を忘却し、没却し、大洋自体とは別個のものとして、自分を錯覚してしまった意識とその経験内容ではないでしょうか。そして自分がなんでもやっているのだ、自分が根拠であり、終局だと、思い込んでいる意識だと存じます。
【だとすると、いわゆる悟り、解脱、自我の終焉とはどのようなアプローチによるものだと思われますか。】○⇒自我が自ら、攻撃に自分を曝して、自ら殺されることを諒とすることではないでしょうか。マハ・バーラタのビッシューマの最後だと存じます。ビッシューマの死を経験することにより、大洋から出てきている波は、自分が大洋の波だと認識できるのだと存じます。そして創造の唯一意識の中の個的意識としての自分を確認できるのだと存じます。
【私は精神にとって自我は利用価値のあるものであり、いってみればギブアンドテイクの関係なのではないかと感じているのです。】○⇒そうやっていく経過もあり、だんだんそれではすまない場面もでてくるのだと存じます。マハ・バーラタにおけるパンダヴァ五兄弟も、自我や欲望や物質依拠の思想たちと何事もなく育ってきて、だんだん食い違ってくるところが出てきたのです。ドリタラシュトラやドルヨダナがそういうことを象徴しているのです。ですから流れの通り、なんでもそのままであっていいなら、精神も自我もお互いそれでいいと存じます。
【それゆえ、精神が自我から自立し、利用するのをやめること、それが自我の終焉を意味するのではと思うこの頃であります。】○⇒そういうことですね。それが戦争の発端となると存じます。同じ個体、同じ世界の分け合いですめば。それよりも両者は、特に自我は分け合いを許容しない性格性ではないですか。中庸は通らない、節度がない。何にもないときは何も起こりはしませんが、そうはいかないのです。と私は存じます。
天に就くことと地のためにあることとは、どうしても天地の差があります。両立ができないのです。
白鳥は天の青にも海の青にもそまず、と歌人がめいげんしておりますし、カエザルのものはカエザルに返せとかいうのも、いろいろ角度で何を表現しているかは多様ではありますが、詩人や宗教的聖典のことばは、多面の意味のある象徴として受け取ることができます。
ヒンドゥの神話的叙事詩を勝手にもちだしましたがwikipedia.org/wikiで検索すると、必要なところは出てまいりますから、どうかお許しください。
ご回答ありがとうございます。
私はいわゆるその種の哲学や、宗教的な勉強をしたことが無いのでkrya1998さんにお聞きしたのですが、
私が質問に書いたことは大筋ではあっているということでいいのでしょうか。
まぁ私は私の感じるところに忠実なので、違ったとしてもどうすることも出来ないのですが。
私たちの求めているものは多かれ少なかれ同じでしょうから
ここで高らかに宣言いたしましょう。
我々は解脱する!!
あーすっきりした。
恐れ多いことなどありませんでしょう。
No.5
- 回答日時:
shift-2007さんのご質問でしたか、万感を以って。
精神と自我という対比的ご使用で、両者が何をさしているかを敢えてここで説明しないで、回答に入らせていただきます。
自我を作り出した精神は、意識だけ、光だけで影、陰の伴わないものですので、その中には客体的存在、対象がない。
精神に幾重かの着物、フィルム、スクリーンを通させて、登場の客体でありながら、主格意識と自認する自我が作り出された。
自我は自分が経験・知覚・そして認識の主格だと振る舞い、思いし、行為しているかの錯覚をしている。そういう結果的存在意識が自我でしょう。
経験の一内容でしかないのに、主格のようなつもりでいる。
そういう個的存在意識の陰・影であって、彼が作り出されてきた目的はないのではないですか。そう見えているというだけではないのではないですか。実は自我は単なる見え方であり、その内容でしかない。
実体的にそこに目的を考えることは無理ではないかと存じますが。
彼に精神と呼称している意識が、帰さんとしている見かけの機能しかない。本当は実体たる精神自身、光自体の、意識自体の機能なのに。
その偽りの仮面を引き剥がせば、後には何もない。光を以って形成した陰影の仮面を引き剥がすと、simulacra効果みたいに、光と影、それを何かに紡いでいた、意識しかないのですね。
私はそのように思っております。
このことを実感するには、やはり一定の分野の勉強と精進により可能かと存じますが。
ご回答ありがとうございます。
例えるなら風が吹くと水面に波紋が出来ますが、自我とはその波紋のようなものということでしょうか。
だとすると、いわゆる悟り、解脱、自我の終焉とはどのようなアプローチによるものだと思われますか。
私は精神にとって自我は利用価値のあるものであり、いってみればギブアンドテイクの関係なのではないかと感じているのです。
それゆえ、精神が自我から自立し、利用するのをやめること、それが自我の終焉を意味するのではと思うこの頃であります。
No.4
- 回答日時:
本能による快感追求、それを抑制(抑圧)しようとする超自我も同時に想定されていると思いますが、よく言われているのは、自我はこれら両者の言い分を聞いて、調整し、現実的な言動としての最終決断を下す役割を持つとされます。
本能だけであれば調整の必要がなかったわけで、なぜ自我が存在するようになったのか、という問いは、なぜ人間には超自我(の土壌)が備わっているのか、ということになるように思われます。
超自我の当初の目的は、抑圧することで、善性や高邁な理想、を育もうとするベクトルでしょう。
あるいは、「非動物的な精神」を築こうとする目的。
しかし、非動物的精神にせよ善性にせよ、それらを育むことがなぜ必要なのか、ということになると難しいですね。
人間とは何かという普遍的疑問にもつながっていくように思われます。
保留して先に進めますが、
善性というのは、他者の自我を認めよう(理解しよう)とする精神のことだと考えてみます。
すると、色々あるでしょうが、結局、この目的として考えられるのは共存であり、共生のように思えてきます。
善性を育むようにプログラムされているのは、共存し、共生することが何かの理由によって必要とされている、ということなのかもしれません。
あるいは、単に、本能面では弱い生き物であるために、それを補おうとする生来的な知恵なのかもしれない。
いずれにせよ、このようにして善性というものを育むべく人間はプログラムされており、そのための精神作用が、本能を抑圧するという役目を負った超自我である、と考えることは可能でしょう。
しかし、抑圧されっぱなしで本能が全く機能しなくなっては生存できなくなりますから、調整役として自我という精神作用が出現し、それぞれの場面において最も適切と思われる選択をし、その結果を自己として対外的に表明する役割を担っている。
ということなのか、という気はしてきます。
言うまでもありませんが、自我にせよ超自我にせよ、また本能にせよ、ある個人の内部状況が種種の条件下で紡ぎ出す、「精神の現われ方」であるにすぎません。
私が感じるところの精神は、無、虚空、静謐・・・
そんな感じでしたので、何ゆえ自我などという面倒なものをと思い質問してみました。
ご回答ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
人間の赤ん坊は自分では何もできず親の保護なしでは生きていけません。
食べ物とそうでない物の区別もできずなんでも口に入れようとします。 なぜそうなるんでしょうか。
それは人間には本能がないからです。 本能がないから子供を育てられない親がいたり、
楽しみのために生き物を殺したりできるんです。 他の動物ではあり得ないことです。
本能がなく、生まれたときはほとんど白紙状態なのでなんでも書き込めます。
犬は人が育てても犬になるけど人間は犬に育てられると犬になるでしょう。
太古の昔、人類の祖先はなぜか本能をなくしてしまい滅亡の危機に直面しました。
そこで苦し紛れに本能の代替品として自我を作ったのです。 人間とは本能が壊れた動物であり、
その代替品としての自我は幻想である。
http://www.7andy.jp/books/detail/-/accd/19685593
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